各駅停車で片道6時間、200kmの一人旅をした幼い頃の私 | 長男は自閉症・オヤジの日記、音楽好きでバンドもやりました

長男は自閉症・オヤジの日記、音楽好きでバンドもやりました

自閉症の長男との暮らし、その思いや日常の出来事を日記として書いてます。

 

 6月24日は六角精児さんの誕生日。私は鉄道が好きで特に彼のTV番組「吞み鉄本線日本旅」を楽しんでます。「一人旅、お酒、カントリーが好き」は、私も同じなので、彼の音楽、歌詞がすんなり入りました。

 

♪ディーゼルー (六角精児)

 この歌を聴いてると涙が出そう、なぜだろう。ほんの少し弱くなっただけ・・・

 

 

 私は幼い頃、家の事情で転々と預けられて育ちました。駅までは母に連れられ小さな荷物と切符を手にして母と別れます。最も遠かったのは仙台駅から東北本線の各駅停車で岩手県の一関駅で大船渡線に乗り換えで、終点の盛駅まで片道6時間の一人旅。

 

 別れ際に母が握らせた小遣いで、乗り換えの一関駅でアイスクリームを買うのがお楽しみ。カチカチで硬いカップアイスでヘラを折らないように慎重に削るようにして食べました。

 

 夏休みになると一回り年上の姉が私を迎えに来て一時帰宅、そして夏休みが終わると別の預け先に行く。物心がついてからその繰り返しで、それが当たり前と思ってた私は平気だったが、母が動く汽車にすがるように泣きながら私を見送るのは嫌だった。

 

 

 各駅停車に繰り返し乗っているうちに東北本線、大船渡線は駅名どころか乗り継ぎや乗り換えも覚え、駅員さんに褒められたことで鉄道が好きになりました。

 

 預け先では子供心にも自分が役立たずで迷惑な存在だと感じていたので、汽車を見て夕方まで駅で一人で過ごし、鉄道の廃線を見つけるとワクワクする変な子供でした。

 

 

一時、カラオケで気持ち良く歌っていた曲

 

 

 その後、学生時代に周遊券や国鉄バス、ヒッチハイクなどで日本各地を一人旅。宿泊は国民宿舎やユースホステルを利用して初対面の人との交流を楽しみ、四国一周の旅では私が一人旅と知った見知らぬ人からの親切も受けました。四国、最高でした!これらの体験が今日の私に良い影響を与えたと、今も大切に胸に残っています。

 

 

 六角精児さんの誕生日から話題が飛躍しましたが、そんな訳で、みなさんのブログを拝見し、音楽や鉄道、一人旅、旅行した場所の記事があるとほっこりして「いいね」を押したくなる衝動にかられています。

 

 

 私の今は厳しい状況に置かれて気持ちの余裕がなく、ブログは少し休もうと思いますが、自分はみなさんのブログに元気をもらってるし、もう少し頑張ってもいいのかも・・・そんなとりとめもない気持ちで書きました。失礼しました。

 

 

庭のアジサイとユリが見ごろです

 

 

 

 

 

♪悲しき鉄道員

若い頃、好きだった曲