学区民運動会、夫婦で走った二人三脚の思い出 | 長男は自閉症・オヤジの日記、音楽好きでバンドもやりました

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自閉症の長男との暮らし、その思いや日常の出来事を日記として書いてます。

 

♪Happy Together

 

 

「あっ、もしもし、私ですが・・助けて下さい」と若い声の男性から電話があった。土木工事の重機を扱う会社の担当者だった。彼は4年前に台風で甚大な被害を受けた丸森町(宮城県)で復興作業に携わり、私と連絡を取り合いながら仕事をした記憶はあるが、それ以来なので私はすっかり忘れていた。

 

 私は何事か、と詳しく聞くと、電柱建替工事の仕事を担当するが現場は山間部でTV番組の「ポツンと一軒家」で行くような場所で、悪路で重機の進入が難しく困って、それで私に「助けて下さい」との電話だった。

 

 こんな私に電話をよこすくらいだから、よほど思い余ったのだろう。私は約70tの鉄板や鋼材をリースで調達、積み込み、積み下ろし、残土処理などをアドバイスして解決した。

 

 東日本大震災を経験した私には「なんだ、そんなことか」と思うような簡単なことだったが、関西の大都会から東北に来て経験の乏しい若者にとっては大事(おおごと)だったのだろう。

 

 その後、工期の10月31日に間に合いそうだとの連絡が入った。そして「困った時のオヤジさん頼み、まるで二人三脚で対応して頂き有難うございます」とお礼を言われた。私には僅かだが手数料が入るので、これでめでたしめでたし。ニコニコ

 

 

 

運動会で夫婦の二人三脚 (10/24 目線修正)

 

 

 

 朝、ドーンドーンと花火の音が聞こえた。どこかの運動会の合図のようだ。かつて若い頃、学区民運動会で私と妻が二人三脚に出場したことがあった。電柱立替工事の彼の「まるで二人三脚・・」の言葉で思い出した。

 

 子どもたちの声援に私と妻は照れ笑いをしながら走ったせいか、成績は下位だったが、テッシュ1箱を参加賞で頂きました。

 

私の性格では、こんなことは口に出して言えないが、今更だが「お母さん、これからもよろしく」と心で思った私です。お願い 

 

 

 

 

 ♪いつまでもいつまでも