●新幹線の車内で「だからさ、邪魔なんだよね」と、足元にバッグを置いた妊婦に苛立つ中年男性に、年配男性の「そんな言い方しなくてもいいでしょう、見ればわかるでしょうに」の一言に救われた。これは今朝、ネットで読んだ記事の内容です。
2020年7月22日の私のブログに出した「松葉杖で通院中に「邪魔!」と見知らぬ人に叱責されたが若者にファローされた」という私の記事と、ネットニュース記事の「新幹線の年配男性の一言にっ救われた」と同じように、私がたまたま居合わせた若者の一言で救われたことを思い出しました。5年前の出来事でしたが、今も、同じようなことがあるんですね・・・
●私は心臓と右足の外科手術を受け、その後、退院後も通院は続いていた。その状態での自力での通院を心配した看護師さんが用意してくれたレンタルの松葉杖で、なんとか通っていた。
その日は循環器内科と形成外科での複数の検査が入り、時間がかかることもあって、朝一番の予約になっていた。
通院時間が朝のラッシュ時に重なるが、検査の時間に間に合うように道路渋滞の心配がない地下鉄を利用した。駅の長い連絡通路は、松葉杖で迷惑にならないように壁際に沿って走行した。
ところが、後方から「邪魔!」と怒鳴り声が!そして声の主は私を追い抜き、振り向きざまに私を睨みつけ、カツカツと靴の音を立て足早に去って行った。
いい年をしたオヤジが公衆の面前で自分より若い人に叱責され、バツが悪かったが、朝のラッシュ時には確かに邪魔だと思った私は軽く頭を下げ、気を取り直して足を運んだ。
すると、後方からリュックを背負った若者が私と並走するように歩き始めた。エスコートしてると感じた私は「有難うね」と声を掛けると若者は「オジサン、邪魔じゃないよ、うちの弟は、ずっと車椅子だけど、邪魔じゃないよ」と真顔で応えた。
そして「邪魔!だなんて、あんな言い方をしなくてもいいのに」などと話す彼の言葉が障がい者を持つ家族の葛藤の様にも本音のようにも思えた。障害を持つ長男の父親としての私にはそう思えた。
●彼は障害を持った弟さんのことで、いろいろな思いをしてきたのだろう。特に、子供は外見で無意識に残虐なことを言うことがある。そんな経験もしてきたのだろう、と察しがついた。私も同じだった。悔しかったろうな・・辛かったろうな・・・
ほどなく彼とは別れたが「君の弟さんは、最高のお兄ちゃんを持って幸せだね」と言ってあげればよかった、と後で思った。
●新幹線の車内で苛立つ中年男性から妊婦さんを救った年配男性の一言と、かつて松葉杖で歩行中に、見知らぬ人に苛立って叱責された私を救ってくれた若者に、改めて心から感謝している私です。有難うございます!









