長男は自閉症・仙台のオヤジの日記、ほっこりと、ね。

長男は自閉症・仙台のオヤジの日記、ほっこりと、ね。

 仙台で自閉症の長男と妻と三人暮らし。日々の思いを日記として書いてます。音楽、園芸、旅行、鉄道、寺社、ラーメンが好き。バンド、格闘技もやってました。ペットはインコとメダカ。

 

♪天使のささやき (エレクトローン演奏)

この曲をBGMにしながら記事を書きました。

 

 

 

 ●かつて新年早々に、足の手術後の診察治療に行った時の話です。
 
 私は厚手の冬物の靴下がお気に入り。その靴下をさんざん履いて毛玉が目立ってきたが穴があいていないし、と当然のようにそれを履いて靴を履こうとした。
 
 すると妻が「毛玉だらけで、診察室でみっともない」と、慌てた様子で「好きな物を選んで」と初売りで買った5足入りの靴下の箱を持ってきた。
 
 私は言われたまま玄関で箱から出した新しい靴下に履き替えたが「時間がないのに」などと文句を言って、面倒くさい、と嫌味な顔をした。それで口論になりそうだったが、靴がピカピカに磨いてあったので「どうもね」とだけ礼を言って、妻の機嫌を取った、つもり。
 
 
雪の庭
 
 
●私は病院の診察室で靴を脱いで足先を出して治療を待つと、いつものベテラン看護師さんに「あら!新しい靴下ね」と言われた。
 
 なぜ新しいとわかったのかと訊くと 「だって、靴下にシールが貼ったままよぉ~」 私は、出がけに妻に言われて履き替えた、と言い訳をすると「あ~ら、いいじゃない。私、そういう話、好きよ。素敵な奧さんね」と、妻のことを褒めてくれた。さすが看護師さんは白衣の天使!気を使ってくれたんだよね。
 
 
 看護師さんの話を聞いていた先生がチラリ私の靴下を見てニヤリ。そしてベッド下の私の靴を見て「いい靴、履いてるね、それ医療用?どこの?インソールも作ったの?高いから領収書はとっておいた方がいいよ」などと、普段は寡黙で気難しい先生が饒舌だったのが意外で驚いた。
 
 

 

●足の手術後の治療は順調で、抜糸後に固くなった皮膚を液体窒素などで削る程度までに回復し、痛みもなく楽になった。治療はベッドに仰向けになって受けるが、仰向けになると天井にアニメのキャラクターが賑やかに貼ってあるので、思わずニヤリ。
 
 すかさず看護師さんが「アニメ、好きなの?」と言うので「聖子ちゃんかキャンディーズの方が・・・」と言うと笑われた。そして「私はジュリーよ。年がバレるわね」とまた笑った。
 
 
●毛玉だらけの靴下がきっかけで、和気あいあいで和やかな雰囲気での診察治療は手術後の経過が順調だからだと思った。
 
 
 今回は、ある意味では妻のお陰もあるかな・・と思い、私は靴下のことで文句を言って出てきたお詫びのつもりで、病院の売店で、妻の好物の豆大福を買って帰りました。ニコニコ
 
 

 

 

♪あなたのとりこ(シルビーバルタン)

バルタンの歌も好きでした(^^)

 

 

 

 

♪あなたのとりこ

映画「ウオーターボーイズ」より

 

 

 

 

 みなさんから頂いた、いいね、コメント、メッセージに背中を押され、なんとか今年もブログを続けようと思います。年の初めに初詣での話題を。お賽銭の金額の参考にでもなれば・・・

 

 

 

♪Beautiful Sundy   

元日は日曜日感覚なので

 

 

鉢植えレモン、雪にも負けず色が付きました

 

 

 

●初詣の列に並んでいると「お賽銭は1円玉がいい」との声が聞こえた。声の主は列の後ろのお年寄りご夫婦で、私は「なんでだべ?」と聞き耳を立てると、500円硬貨はこれ以上の金額の硬貨はない、つまりこれ以上の効果(ご利益)がない、1円玉は、これ以上崩れないからいいのだそうだ。語呂合わせだと思うが、こんな話、私は初めて聞きました。

 

 そして、千円、5千円、1万円は、お札だけで硬貨がない、つまり、効果がないそうです。これは私にとっても都合の良い話のように思い、更に聞き耳を立てると・・・

 

 

●おばあさんは「お賽銭は1円でいがす。これ以上崩れねべ。あんだの顔ど同じだ。1円っこ なら おらいの財布さ なんぼでも入ってる。けでやりでぐれだ(あげたいほどだ)」と言うと、おじいさんは「ばんつぁん、ほいづは神様に対して失礼だべさ」と会話が続いた。

 

 すると、おばあさんは「失礼だど?何かだってんのしゃ(何を言ってるの)。宝くじば おどげでねくれ(驚くほど)買って神棚さ願掛だべ。そいづ みなスカ (ハズレ)だっちゃ。お茶もお茶しらまつも あげだのに失礼なのは神様の方だ。税金も払わねで、まる儲けだべ」とまくしたてた。

 

 おじいさんは「まるもうけ・・んだな。物価は上がって年金が減って、神様からお賽銭もらいでぐれだ。」と会話が続き、おかげさまで参拝の順番待ちの間、私は退屈せずに済みました。

 

 

お茶しらまつ(白松が最中)仙台の高級和菓子

白松がモナカ - 白松がモナカ

 

 

 私も妻も特別な意味はなく、お賽銭は通常は10円玉を数枚、初詣は奮発して100円、長男は「ご縁がありますように」と五円玉。ご利益があったのか、長男のおみくじは大吉でした。

 

 

 他の方のブログにもあるように、お賽銭は金額ではなく信心する気持ちだと思いますが、みなさんのお賽銭事情はどうなのかな、と思ったりもしました。

 

 

 何はともあれ、これからもも、健康で無事に過ごせますように。そして、何よりも、能登の皆様のご健康を心よりお祈り致します。お願い 

 

 

 

 

高校生の和太鼓

正月らしく和太鼓を

 

 

 

 

 

♪青い影 (Procol Harum)

歌詞の意味が難しくて理解できないので、わかる方は教えて下さいお願い

サウンドと曲の雰囲気が好きです。

 

 
●自閉症の長男が通っている作業所で忘年会が有りました。忘年会と言ってもアルコール抜きの「昼食会」で、障がい者に理解を示す格式のあるホテルのレストランが会場です。
 
 ナイフ、フォークを使ってのコース料理だが、日ごろ、教えていたので何とかなると思った。服装は背広、ネクタイ、革靴の「正装」で参加。息子のネクタイは私が締めて送り出しました。
 
 
 作業所で清掃班の息子の普段の服装は、作業服、ゴム手袋、長靴か、運動靴。
長男が自閉症ということで、私の家族は親族の冠婚葬祭の参列を断られていることもあり、息子は成人式以来、着る機会のない背広姿に嬉しさと共に緊張気味でした。
 
 
 忘年会の前の晩、私は電気シェイバーで念入りに息子の顔の手入れをして、ローションを塗って「イケメンの出来上がり」と言うと、目を閉じて神妙な顔の「おすまし」がおかしかった。
 
 そして長男が久ぶりに履く革靴。成人式用に買って以来、穿く機会がなく新品同様だが、私は靴磨きをすることにした。靴磨きは自衛隊仕込みで得意だ。軍手をはめて丁寧に丁寧に磨き上げシューズキーパーで履きやすくした。私が今、息子にできることは、この程度、ですかね。
 
 
●ホテルでの「忘年会」が余程楽しかったのだろう、帰宅後も上機嫌の息子に、私も妻も笑みがこぼれ、パニックなどで暴れた際の息子への接し方のヒントを得たようにも思えた。
 
 改めて、どんな状況になっても、産まれた時の感動を思い出そう、大切な我が子だ、と相変わらずの親バカの私です。何よりも、そんな息子たちを「ごきげん」な笑顔にしてくれた作業所とホテルの対応に心から感謝しています。
 
 
 

♪59番街橋の歌 (Simon & Garfunkel)

 フィーリング・グルビーと歌う歌詞が好き。

グルービー、ごきげん、いかす、ナウいい、昭和のオヤジなら、わかるし、使う言葉 ニヤリ

 

 
●忘年会以外に(知的障がい者の)成人を祝う会が開催され、作業所の職員さん手作りの派手なコスプレでの「マツケンサンバ」で、盛り上がったこともあった。息子たちだけではなく、付き添いで参列した私たち親も一緒に楽しめたひと時でした(^-^) 
 
 
 改めて、仕事の合間に準備をして開催してくれた職員のみなさんに重ねて感謝致します。有難うございました。
 
 
 

♪マツケンサンバ・盛り上がりますね(^^)

マツケンメンバーの瀬野さん、いつも「いいね」を有難うございます。

 

 

 

 

♪The Rose (Bette Midler )

名曲です。読みながらでも聴いて頂ければ・・

 

 

●その日の私は急ぎの仕事が入り残業で夜も遅くなり、休憩と気分転換を兼ねてコーヒーを買いに近くのコンビニに足を運んだ。店内に入ると「いらっしゃいませ」の声もなくカウンターに店員の姿もない。イブのこんな時間にはコンビニに来る客も少ないのだろう。

 

 私は「すみませ~ん」と大きな声を上げると、若い男性店員が小走りでカウンターに入った。彼はコーヒーだけ注文の客と知ると、カウンターに音を立てて紙コップを置いた。不機嫌な様子があからさまだった。

 

 彼に「忙しいのに、ごめんね。スタッフは一人?」と声を掛けると、無言で顎(あご)を突き出した。顎の先には彼と同じような若者がモップで床掃除をしていた。客のいない店内で二人は黙々と仕事をしていたのだ。

 

 私はふと「コンビニで深夜専門のバイトをしている」と話していた東京の次男を思い出した。息子と同じ年頃の若者を見かけると、我が子と重なる親心の心配性の私だ。

 

 

●コーヒーカップを受け取った後、私はシュークリームを2個手にしてフライドポテト、チキンを各2個「1個づつ分けて袋に入れ2セットにして、それとコーヒー2個」と注文をした。

 

 彼はチッと舌打ちをして、面倒そうに2袋にした商品を無造作にカウンターに置いた。私は支払いを済ませたレシートを袋に添えて「君たちへ」と差し出した。

 すると彼は顎を上げて「はああ~?」とだけ言って私を凝視した。

 

 私は「みんなが遊んでいる時に頑張っている君たちにクリスマスプレゼント、二人分あるよ」と精一杯の笑顔を作り再度差し出した。

 

 彼は「ええ~!まじかよ~」と発すると「まじかよ」を繰り返し、押し殺した声で下を向いたまま繰り返す「まじかよ」が途切れ、無言になった。泣いているのがわかった。

 

 辛いことがあったんだろうな・・みんなと同じように遊びに行きたかったろうに・・・そんな彼らを不憫(ふびん)に思い、私もつられて泣きそうになった。

 

 

冬の広瀬川(仙台市)の白鳥

 

 

●世渡りが下手でいかにも誤解を受けそうな二人なので心配になった私は、翌日、早朝に店に出る初老のオーナーに「深夜の店員さん、二人とも誰も見ていない所で床掃除をしていました。褒めてあげて下さい」と、報告とお願いをした。

 

 オーナーは「実は二人は訳(わけ)有りで預かっていました。そのお話は私にとっても最高のクリスマスプレゼントになりました。有難うございます」と深々と頭を下げ「人の親切に縁のない子たちでして・・」と付け加えた。

 

 

●私は「誰も悪くはない、世の中そういうものだ。痛いのは自分持ち」が口癖で「誰もが世の中に必要な人間だ、過去は変えられないが未来は変えられる」と自分に言い聞かせて生きてきた。それだけにオーナーの言葉が嬉しかった。話して良かったと思った。

 

 

 その後、あの二人の姿は見かけなくなったが、それを問うこともせず、ただただ周囲からも彼らが世の中に必要な人間とされて過ごしていることを願っている私です。

 

 

♪You Raise Me Up (Martin Hurkens )

貴方がいてくれるから私はもっと頑張れる・・

 

 

●過去に出した記事ですが、この時期になると思い出すので、手直しをして出しました。

 

 

♪Bus Stop (Hollies)  1966年

 

 走るバスに向かい「ストップ、ストップ!」と叫びながらバス停に走るオバサンがいました。

でも、間に合わず、バスはそのまま通り過ぎたので、私は咄嗟にそのオバサンを車に乗せバスを追い越して、次の停留所で降ろしました。今度は余裕で乗れたようです。めでたしめでたし。(^^) 私も利用する45分に1本のバスでした。

 

 

●12月22日の冬至でのこと。我家の食卓には、あんこ入りの「冬至かぼちゃ」が並び、いつもと違う食事の雰囲気で、妻との会話も弾んだ。

 

 妻が「最近、近所のおばあさんの姿が見えないけど・・・」そして、何気なく「急に寒くなったからかしら?」との一言に、落ち着かない気持ちになった。

 

 それで私は安否確認で「冬至かぼちゃのおすそ分け」を口実に、おばあさんの家に行くことにした。カボチャを盛りつけた小鉢を持って玄関でピンポ~ンと鳴らし耳を澄ますと「どっこいしょ」と奧から声がして、おばあさんが出てきた。

 

 玄関に出たおばあさんは「あらあらあら、美味しそう~ 今年は作らなかったので嬉しいわ、これで、また長生きできるわね。でもこれ以上長生きしたら、どうしましょ」と冗談を言いながら喜んでくれたので、まずは安心した。

 

 「最近、姿を見ないので・・・」との私の問いに、足が弱ったのと、雪が降って寒くなったので横着して外に出ないだけで、いたって元気だ、と更に私を安心させた。

 

雪の庭の「おもと」

 

そして「冬至に『ん』のつく食べ物を食べると『運』がいいんですよ。かぼちゃは『なんきん』だから『ん』がつくでしょ、だからかぼちゃは運がいいのよ」と、おばあさんは教えてくれた。そうだったんだと私は感心した。南瓜カボチャ、か・・私はそれを知らなかった。

 

 だったら「おでん」もでしょ、と言うと「あなたお上手ね」と褒められた。それで調子に乗った私は「大根、ニンジン、ピーマン、ミカン、ワイン」とたたみかけると、おばあさんは、あらあらと声を出して笑った。最後に「ん」のつく食べ物は、いろいろ、あるものですね。

 

 

 おばあさんは「ワインは貴方には運がいい飲み物だから」と頂き物なので気にしないで、とワインを私に持たせた。

 

 お陰様で、冬至に関して一つ知恵がつき利口になって、ワインまで頂いて、こちらこそ、有難うございました。ニコニコ

 

 

 

♪All You Need is Love 愛こそが全て

 

 

 

 

♪Don't Look Bavk (Boston)

振り向くな、と思っても・・

 

 

●およそ30年前、私は自閉症の長男の将来を視野に「知的障がい者支援」とした会社法人を設立しました。

 

 たまたまですが、それを知ったアパレルメーカーの所長さんから「訳あり品」に限り、ブランド品を直接販売するので役に立てないか、との話を頂きました。

 商品の配送は私が担い、支払は現金即払いを条件に、格安で仕入れることができました。

 

全て日本製です。

「訳あり品」とは、生産量が少なく店頭に出せない半端物や、バイヤーが営業で使用して持ち帰った商品、ショップから売れ残りなどで返品の品のことです。

 

 それを回収しても、有名ブランド品なので商品としての販売はせず、全て裁断して処分。その労力や経費の節減にもなる先方にもメリットがあり、お互いにウインウインの話でした(^^)

 

袋は実費で購入しました

 

●私はランダムに詰め込まれた商品の段ボール箱をワゴン車で引き取りに行き、それを販売するために、当方の事務所で仕分け、商品の袋詰め、ラッピング、シール貼り、値札付けなど、知的障がいを持った人の仕事としました。みんな、有難うね。

 

 

 私は購入した化粧箱を組み立てて、私のセンスでギフトセットを作りました。(^^)

 

 ギフトセットは購入者から予算と相手の話を聞いて、それを元にオリジナルのセットを作ったことや、ギフトをする方に「私からの、お返し」を差し上げ、支払はクレカ使用OKで、会社、職場から、福利厚生費でまとめ買いもあり、予想以上に売れてセットの作成にも大忙しでした。

 

 

●このまま順調にいけば、と夢が膨らみましたが、事務所荒らしで店舗内の破損、現金や商品の盗難、そして、その後の東日本大震災で状況が全く変わりました。津波などで大切な人を失ったことも追い打ちをかけました。

 

 私は震災復興など土木現場の仕事など兼務をして現金を調達し、何とかやり繰りしました。その後、7か月の入院、コロナ禍、インボイス制度の非登録で取引除外など、負の要員が多いので会社を清算することにして準備中で、年末を迎えています。でも、何だか、寂しいね。

 

 

♪夕暮れ時はさびしそう (N・S・P)

 

 

 

●私は陸上と水泳のお世話継続しますが、体力が衰えて一緒に運動することが難しくなったので、ウエアはジャージ2セットだけあれば十分。それで、スポーツウエアも処分しています。捨てるたびに、ランパンは使い込んだけど、未使用品や使用できるものもあり、使ってくれる人がいればなあ、と思っています。断捨離は未練がましくて、難しいですね。

 

 

♪ライオンは寝ている(The Tokens)

電車での居眠りは気持ちがいいですよね(^^)

 

 

●妻と長男と3人でショッピングセンターに行った。私はかつて何度も行ったショッピングセンターだが久し振りなので、混雑している店内をうろちょろ気味に歩いていた。

 

 買い物は妻とは別行動で、息子と私が本屋に向い歩いていると、後から「お父さあ~ん」と呼ぶ声がした。

私は妻に呼ばれたと思い「なあに?」と振り向くと、見知らぬ女性が旦那さんを呼ぶ声だった。私の前を歩く男性も同時に振り向いて目が合って、お互いに気まずそうに苦笑い。

 

 更に「先生~」と叫ぶ子供の甲高い声が響いた。私は子供たちの陸上の世話で、先生と呼ばれることがあり、反射的に振り向くと、スポ少のユニの子供たちが前を歩くジャージ姿の先生を呼ぶ声だった。勘違いの二連発に、思わず、勘弁してよね。

 

 

●とんだ早とちりの連続の私は、頭に乗せた老眼鏡を「メガネがない」と探したり、鍵を閉めたのに閉め忘れたと、また戻ったり、探し物をして「何を探してたんだっけ?」と考えることもあり、通販のボケ防止のサプリでも買おうかと本気で思った。

 

 

お向かいさんから自家製の干し柿を頂きました

 

 

 大型ショッピングセンターは広く、人も多いので大声で呼ぶのだろうが、名前で呼ばないのは個人情報を気にしてるからかなあ・・名前で呼んでくれるといいのに・・・

 

 でも人混みの中で私も妻の個人名を呼ぶのは恥ずかしいし妻も嫌がるだろう。

あの場合は、そもそも私も「お母さ~ん」と呼ぶと思う。そこで、妻と連絡を取りたい場合はスマホでコールするか、大体の時間を話し合って待ち合わせ場所を決めることにしている。

 

 

♪Sound of Silence (Simon & Garfunkel )

タイトルを和訳すると「静寂の世界」

 

●以前、電車内で大声で話す C 外国人に遭遇した。何を話しているのかわからないが、インフルが流行しているというのにマスクなしで唾を飛ばして大声で話してる。汚いし、うるさい!との気持ちを込めて睨みつけたが、我が物顔で効果なし。

 

 公共の場での狭い空間で大声で話す必要があるのだろうか?他の乗客はイヤホンやスマホなどで静かに乗っているというのに。

 

 短時間の出来事だったが、旅行で利用したリゾートホテルでも同様の思いをした私には、C外国人の大声や列の割り込みが、不快以上に情けなく腹立だしく思った。今回は、このことを一番書きたかった。

 

 

 たとえ短時間でも狭い空間での大人の大声が不快に感じる私は、過剰に繊細なのだろうか、年を取り過ぎたのだろうか。いずれにせよ公共の場での大人がプライベートの内容の大声を発するのは、いかがなものか、と思う。

 

 

 ただし同じ大声でも、赤ちゃんや子供の泣き声なら、その親に同情もするし、助けたいとも思うし、許せますがね。赤ちゃんは、泣くのが仕事だから、いいんです。赤ちゃんの仕事の邪魔をしないこと。そんな考えの私は、おかしいかな?

 

 

 

 

 

 

♪Peace Train (Cat Stevens)

 

 

●長男(自閉症)の付き添いで、近くの大型ショッピングセンターに行った。長男のお目当ては鉄道ファンと戦隊系のカレンダーの購入。その間に妻は買い物を、という段取りでした。

 

 今までは、欲しい人に譲るほど沢山のカレンダーを頂いてはいたが、会社清算を業者に告知すると、業者はカレンダーどころか挨拶にすら来なくなったので、自分の好きなデザインのカレンダーを購入することにした。

 

 

鉄道ファン・私もファンなので(^^)

 

 

●私は上の兄弟と10歳も年の離れた4人兄弟の末っ子で、上3人は学校があるので自宅住まいで、幼い私は小学生になるまで、親元を離れて転々と預けられて育ちました。親が家庭のやむを得ない事情だと説明してくれたので「それでいい」と素直に受け入れた。

 

 最も遠方だったのは、仙台駅で買ってもらた切符を握り、東北本線の鈍行(各駅停車)で一関(岩手県)で大船渡線に乗換え、終点の盛(さかり)駅で下車、それから徒歩の親戚宅でした。

 

 盛駅までは仙台駅から約200km、片道5時間かけた4歳児の一人旅でした。今思うと、乗り換えもあるのに、よく一人で行けたものだと我ながら感心しています。

 

 

 

♪各駅停車(猫)

聴いてると涙が出そう・・

 

 

 

●預けられ先では、天秤棒で水汲みや農作業の手伝いをしたが、幼くて「役立たたず」で露骨な邪魔者扱い。それで他の親戚や知人宅を転々と移動させられたが、次を期待して受け入れた。

 

 それでも大人に混じって田んぼに入っての農作業は、休憩に「おやつ」が出て、みんなで食べるのが、いつも空腹だった私には楽しみで、頑張れた。

 

 転々と移動するので友達ができず、いつも一人だったので、丘に登り田園を走る列車を眺め、貨物列車の連結車両を数えるのが日課でした。そのうち駅に行って目の前で汽車を見たくなり、駅にも行きました。

 

 駅では、幼い私が東北本線仙台駅から一関で乗り換えの大船渡線終点までの駅名を、全て暗記していることに驚いた駅員さんが、自分の帽子を私にかぶせて褒めてくれた。鉄道が好きになったのは、その頃からだと思ってます。

 

 

●その後、周遊券を利用して一人旅を重ね、気が付くと、ほぼ日本一周を成し遂げていました。それもあって、ブログで鉄道や旅行に関する記事を見るのと、コメントを入れたくなる私です。私は本格的な鉄オタではないので見当はずれもありますが、ご容赦頂ければ幸いです。

 

 

 それはともかく、のんびりと普通列車での旅もいいものですね。

六角精児さんではないけど、列車内で飲む缶ビール、酒が、なぜか旨いしね。駅弁もね。ニコニコ

 

 

 

 

 

♪デイーゼル(六角精児バンド)

海岸線は故郷へ向かう道

負けたんじゃない 逃げるんじゃないさ ほんの少し弱くなっただけ

 

 

 

 

♪天使のささやき

 

 

  ●夜、雪の様子を見に庭に出ると「おいも~おいも。石焼き芋~」のマイク音が聞こえた。軽トラの 石焼き芋屋さんだ。近くまで来たら買おうと財布を取りに家の中に戻ると、あっという間に軽トラは過ぎ去った。残念でした。そんなことがあって思い出した話です。

 

 

●仕事が遅くなった娘を地下鉄駅まで車で迎えに行った時のこと。駅に着くと駐車スペースは私と同じようなお迎えの車と、ピーピーと音を立てて営業中の石焼き芋屋の軽トラなどで、駐車できるスペースはなかった。

 

 それでも焼き芋屋さんの軽トラの横にスペースがあったので、そこに幅寄せ、駐車をして娘を待つことにした。

 

 だが商売の邪魔になるのでは、と私は落ち着かない気持ちになり、車から降りて焼き芋屋さんに隣に駐車したことの詫びを入れると「あいよ」と快諾してくれた。

 

 私は、申し訳ないので、焼き芋を買うことにして「1本で申し訳ないが、おいくらですか?」と財布を手にした。すると「あいよ。1本ね、300円でいいよ。お迎えご苦労さん」と言いながら強面(こわおもて)の焼き芋屋さんは、宮城県露天商協同組合と印刷された紙袋に焼き芋を手早く入れた。

 

 そして「気を使って芋を買ってくれるなんて気分がいいね。いいお父ちゃんだ」と褒められた。石焼き芋を買うのは初めての私だが、父親は娘のためなら何でもできるものだと思った。

 

 

石焼き芋屋のイラスト

 

 

●家に帰ると、私が焼き芋を1本だけ買ったことが余程おかしかったのか、妻はクスクス笑いながら、温かいうちに、と口に入れた途端「おいしい!栗みたい!いくらしたの?」と言うので「300円」と答えると「お父さん買い物上手!」と私を持ち上げた。

 

 そもそも私は石焼き芋を買ったことがなく、300円が高いか安いか、わからないのだが・・・

 

 

●後日、仕事の途中に車で駅を通りかかると、あの焼き芋屋さんの軽トラが同じ場所で営業をしていた。早い時間から頑張ってるんだな、先日のこともあったし、他に車も止まってないし、と車を停めて焼き芋を買うことにした。

 

 私は「これでお願いします」と千円札を出すと「あいよ。お客さん、覚えてたよ」と大きな焼き芋を3本選んで袋に入れ「お父ちゃん、頑張ってね。サービスしたよ」とニヤリ目で笑った。

 

 そして「この場所で駐車して商売して苦情を" もらった"ことはあるが気を使って" もらった"のは初めてだ」と付け加えて、また笑った。それで私を覚えていたのだそうだ。

 

 家に帰り、妻に焼き芋の袋を渡すと「1,000円で大きいのを3本!すご~い」と感心された。私が何かを買って帰ると「いくらしたの?」と妻は値段を聞いて「生協ならもっと安いのに」とか ぶつぶつ言うが今回はそれがなかった。

 

 

♪川べりの家(松崎ナオ)

NHKドキュメント72時間テーマソング

 

 

 そして妻は「お向かいさんから干し柿を頂いてたから」と焼き芋を1本袋に入れて、お裾分けに持って行った。

 

「隣の奥さんが、焼き芋屋の軽トラって、あっという間に通り過ぎるので買えなくて」と喜んでいたそうだ。そして「旦那さんは胸やけがするから奥さんが一人で食べるんだって」と妻が笑いながら戻ってきた。

 

 石焼き芋屋さんのサービスのお陰で、妻は上機嫌で、お向かいさんにお裾分けもできたし、ほっこり温かい気持ちになりました。多分、ですが、お向かいさんも同じだろうな、と思いました。

 

 冬の寒い夜に、焼き芋だけに「ほっこり」した気持ちになりました。

 

 

♪カレリア行進曲 (シベリウス 作曲)

寒くなると、この曲を頭の中にウォーキング

 

 
 ●家の前の側溝の枯葉の掃除をしていると、退院後、杖をついてリハビリ散歩のおばあさんに「ご苦労様」と声を掛けられた。
 
 かつては町内会の盆踊りの櫓の上で民謡を歌ったり踊ったり太鼓を叩いたり、粋でお洒落で明るい方で、サングラスに大きなつばの黒い帽子をかぶり、その当時の面影を残していた。
 
 話をしようと彼女がおもむろにマスクを外し顔を見せると、真っ赤な口紅が目を引いた。私は闘病中でも頑張ってお洒落してる様子に応援したくなり「芸能人みでだがらサイン頼むべが」と言うと「ダメ、老眼鏡、持ってこねがったがら」と意味不明に断って私を笑わせた。
 
●それをきっかけに昔の話が始まり、以前に聞いた話だったが「そうなんだ」と相槌を打つ私に「この前と同じ話してんだけど、ボケて忘れたの?」と笑って「冗談、冗談、あんだ(あなた)は年寄りの同じ話ば何回聞いでも、前にも聞いたって言わねで、ちゃんと聞いてくれるから、えれなや(エライよ)」と褒めてくれた。
 
 お年寄りは新しい話は忘れても、過去のことは覚えているので同じ話を繰り返すもの、と、毎回初めて聞いた振りをするが、彼女はそれに気が付いていたようだ。
 
 たとえ何度か聞いた同じ話だとしても、全てを覚えているわけではないし、話を途中で遮ったりせず最後まできちんと聞くのは当たり前のことで、何も難しいことではない。
 
 それに、以前の話を盛ったり違ってることもあるので、それを突っ込むのも面白い。
 
 
●鉢植えのレモンが、やっと色づきました。
 
 私の長男は自閉症で、人とのコミュニケーションが不得手だが、年齢、障がいの有無を問わず、誰にでも得手不得手はあるものです。
 
●私は知的障がい者の陸上競技のボランティアで、重度の子供を専門にお世話をしている。彼らは多動だったり奇声を上げたり私を叩きに来ることもあるが、悪意がないのを知っている。
 
 列を離れていた多動の子供が、真剣な顔つきで私に「お話し」をしにくることがある。単語の羅列だけで一貫性がなく理解するには難しいが、それなりに相手をすると満足してピョンピョン跳ねて列に戻ってくれる。
 
 彼らは脱走しても目的を達成すれば満足して、言わずとも列に戻るもの。その後ろ姿を目で追う瞬間が私は好きだ。
 
 私のために一生懸命お話をしてしてくれてる、と思えば話を聞くことは難しいことではなく、むしろ有難い。お年寄りの同じ話にしても、知的の子供にしても、リスペクト(敬う)の気持ちがあれば私には簡単なこと。
 
 彼らとの会話は味があるし、頭の体操にもなる。疲れることもあるが、楽しいことや新しい発見や、目からうろこ、もある。そもそも私は話すより、聞く方が楽で好きなので・・・
 
●これからも、人の話は相手を選ばず、繰り返しの話でも、しっかり聞くことを心掛けようと思いました。何よりも、話してくれる人がいなくなったら、寂しいですよね。
 
 
 
 
♪Lemon Tree (Fools Garden)
 交通事故でレモンの木に衝突し彼女を失った歌手の歌。話し相手を失い、歌詞は切ないがポップな曲調に救われます。かつて、尊敬する先輩を亡くした当時に、さんざん聴いた曲です。