今シーズン二回目、今回は緑の味スタへと到着しました。
まだ入場まで時間がありましたので、スタジアム裏手のあじペン広場へ。「あじペン」の意味が判らなかったのですが、味の素のペンギンのキャラクターがあるのですね。
京王さんの駅弁コーナーを楽しみにお昼を食べないで出て来たのです。今年は東北遠征が無いからというわけでもないですが、味噌あじの牛タンをいただきました。
さてお腹もふくれたところで入場です。われらがFC町田ゼルビアのサポーターも多いですが、待機時間から東京ヴェルディ側のひとの数には圧倒されていました。さすがに実績十分の名門、J2時代は来場頻度が落ちていた方などがまた集まって来ているのでしょう。
すでに発表された彼らのスタメンには22番翁長聖の名前もありました。少し前には絶妙のループシュートを決めたりしていましたっけ。
試合前に行われていた小学生?中学生?の対戦では、どうやらゼルビアが勝利したようです。早くも♪俺たちの町田を聞くことができました。
さてこちらも少年たちにあやかりたいトップチーム。ナサンホが久々のスタメン復帰。ここしばらくヘンリーにポジションを渡していた鈴木準弥も入っています。
そういえばヴェルディでは平智広が金沢へ完全移籍しましたね。彼ともJ1の舞台で会いたかったな。
入った、そう思って立ち上がりかけたのが開始から5分ほどのナサンホのシュート。選手たちが喜んでいないので得点ではないと理解したものの、内側に切れ込んでの巻いたようなシュートの軌道は美しく、完全にゴールの中かと見えたのに外だったのですね。
惜しくもこれはぬか喜びでしたが、本当の歓喜がすぐにやって来ました。鈴木準弥のクロスに藤尾が飛び込むとそれを阻止しようとした相手のオウンゴール。もうほとんど藤尾の得点と言っても良いぐらいでしょう。
30分過ぎにはコーナーキックにファーサイドへ走り込んだナサンホが足で合わせました。決っていたら同じ味スタでのFC東京戦の再現でしたね。あの時も今回もコーナーを蹴ったのは仙頭だったようです。
ハーフタイム。3体一緒のところが撮れなかったので映っていませんが、ゼルビーも来場していました。
前半の終わりごろからヴェルディに押される時間が多くなり、後半もその流れは変わりません。谷のロングフィードからナサンホがシュートまで持ち込む場面などはありましたが総じて相手の攻撃が目立つ展開。たまにこちらが攻め込んでもキーパーのマテウスがボールを触ることがほとんど無かったように思います。もう少しゴールを脅かすようなシュートを打ちたかったところです。
後半まだ10分を過ぎたぐらいで3人交代を行い、ヘンリー、藤本、オセフンがイン。さらにその後はエリキ、終盤には柴戸がピッチに入りましたが、苦しい展開は大きく変ることはなかった印象です。それでも90分が近づいたところで藤尾を狙ってエリキがクロスを送るなどあわやというプレーは観ることができましたし、コーナーを蹴る時にスタンドを煽る下田の姿には熱くさせられました。
この90分、特に後半は追いつかれてもおかしくない瞬間はいくつもあり、そのたびにフィールドプレイヤーはシュートブロックをし、そして最後には谷がいました。アディショナルタイムに入ろうかという時にも決定機を防いだ守護神の奮闘が、ゴール付近でのヴェルディの精度の高いパスとシュートを得点にさせなかったのです。
なんとか勝ちました。野津田では大差がつきはしましたが、実力が拮抗した者の戦いでもそうなることがあるのですね。やはりヴェルディ強かった。
今節の結果2位との勝ち点差は変わりませんが、鹿島が敗れたため5差のチームはガンバだけとなりました。残り1試合ありますが、これで首位で中断期間に入れることも決定しましたね。
パリ五輪を良い気分で迎えられそうです。
【試合日7・14 1位 勝ち点49】
【DAZN実況・下田恒幸 解説・福田正博】
2024・7・16