ルヴァンカップ観戦の翌日は小倉駅近くのホテルに宿泊、翌日はモノレールで出かけました。初めてこの街へ来た時から乗ってみたいと思っていたんですよね。
私の行ったことの無い福岡県の内陸部へと向かうモノレール、学生さんたちなどが次々と降りてしまうと車内はガラガラになりました。終点はJRの駅に接続しているはずなのに不思議だな?
到着しました終点の企救丘(きくがおか)駅。何と読むのかわからなかった・・・
駅周辺は上の写真のようにかなり都会な感じなのですが少し歩いたJRの志井公園駅はというとずいぶんと雰囲気が違いました。
駅にあった時刻表を見るとこの時間帯は一時間に一本しか電車がありません。道理でモノレールで終点まで来るひとが少ないわけだ!
来た電車もかなり年代物らしき様子。下の写真は反対方向へのものでしたが、私が乗ったのも同じ型の車両だったかと思います。結局50分ぐらいこの駅で待ちましたかね。
車両が古いだけでなく線路も年季が入っているからなのか、かなり縦揺れを感じつつ電車に揺られ、一回乗り換えてから降りたのが新飯塚駅。ここでの伊藤伝右衛門邸の見学についてはすでに記しましたね。
そこから再び電車に乗ると桂川駅に着きました。
実はここでも駅名を正しく読んでいなかったためにあやうく乗り過ごすところでした。わたしはかつらがわだと思い込んでいたので、けいせんというアナウンスを聞いてもすぐに気づかなかったんですよね。
あぶなかったですが発車前になんとかホームに降りて、住宅地のなかの道を歩くこと10分弱。王塚古墳です。
飛鳥の高松塚古墳より100年ほど古いと言われるこちらの石室には色鮮やかな文様が刻まれているとのことです。年に2回公開されているそうですが、何とも間の悪いことに私が訪れた後の土日がその日に当たっていたのでした!
残念ではありましたが近くの王塚装飾古墳館には石室が実物大で再現されているそうなので行ってみました。
ありがたいことに館内は石室内を含めて一部を除き撮影が許されていました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが馬らしい動物の絵、その他には円や三角の文様が多数描かれています。本物がすぐそばにあるのだと思うと、やっぱりそちらも観てみたかったなあ。
九州にはおもしろそうな古墳は他にも多数あるようなので、機会があればまたどこか訪れてみたいですね。
ぶらぶらと駅へともどると、そこからは博多駅までもう乗り換え無し。時間の余裕があったので駅の地下で名物のとりかわで一杯やって旅のしめくくりとし、おもむろに空港へ。
左手奥に見えているのはおそらくスタジアムでしょう。次に福岡へ来る時には、あそこへ訪れることになるかもしれないな。
【福岡県の旅 4月17日~18日】
2024・4・25