完敗で初黒星 ~ 第6節・ホーム広島戦 |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

われらがFC町田ゼルビアと同じくここまで無敗、優勝候補の呼び声も高いサンフレッチェ広島を、平日夜の野津田にお迎えしました。怖いけれども楽しみ。

広島のスキッベ監督はドルトムントやレバークーゼンといったドイツの強豪で指揮した経験もあるそうで、高校からプロの監督になったばかりの黒田さんとは対照的なキャリアですね。

この日は試合前にスタジアムの照明を消し、暗転するという初の試みがありました。

あいにくの雨で観客が多くなかったことが少し残念。次があればもっとペンライトの灯りが映えてさらに美しい演出が実現されるのではと思います。

 

スタメンに関してはターンオーバーして欲しいなどと書いたのですが、やはり無かったですね。鈴木準弥に代えて昌子が入っただけで、前節の後半開始時と同じ11人がスタメンに名を連ねました。3バックでのスタートのようです。

ベンチには怪我から復帰のナサンホがもどって来ました。

試合の入りは悪くなかったように感じました。早い時間にコーナーキックを取るなどもして、今日もいけるのではという気になりました。しかしそんな考えは甘かったようです。

その後は圧力を受け続けて、なかなか広島陣内でプレーをする時間が見られませんでしたね。数少ない野津田の観客を湧かせる場面、それを作り出していたのはやはり平河。自陣からのドリブルでロングカウンターを仕掛けると大きな歓声が後押ししましたが、残念ながらシュートは大きく枠を外れてしまいました。

 

ここまで5試合常に先制してきましたが、ついに先に失点しました。31分の大橋の得点です。新スタジアムでの開幕戦で見事なゴールを決めていたのは彼ではなかったかな。ゼルビアもやられてしまいました。

初めての追う展開となって45分を終えることに。

後半は柴戸に代えて下田を入れて始まりました。反撃をと期待するのですがさらなる劣勢に陥ってしまいます。55分、下田のスライディングが相手を倒してしまい2失点目。開幕のガンバ戦ではVARでPKを得ましたが、今回は逆に与えることになってしまったのでした。

 

昌子・藤本から鈴木準弥・ナサンホ。

仙頭から荒木。

藤尾からデューク。

 

10分おきぐらいで選手交代を行いますが、劇的な変化は生れません。ここぞというところでボールはつながらず、こぼれ球は多くが広島のものになります。ゼルビアこそがこういった試合にしたかったのでしょうが、相手の方が一枚も二枚も上手でした。こちらのファールばかりが目立ち、イエローカードも多くもらってしまいます。「荒い」と言われたくはないですが、ゼルビアを応援する立場としてもスタンドであまり良い印象は持てないでいました。ドレシェヴィッチなどはいつもファールしないで巧みにボールを奪うなと感心していたのですが、彼もこの日は苦労していたようです。

 

ほとんど良いところの見つけられなかった試合でしたが、82分に1点を返しました。ロングスローに頭で合わせたのは誰だったのだろう、もしかしてオウンゴール?と思っていたらその通り。しかしそれでも得点です。

終盤はようやく広島ゴールを脅かす時間帯となり、最後まで勝ち点を得られる可能性を見せてくれたのはポジティブなところ。完敗とはいえ次へつながる終わり方だったのではないでしょうか。

J1首位でこれかよと言われそうですが、何とか5千人を超えてホッとしました。鳥栖戦が7千人台だったので、かなり少ないかもと不安だったのです。

広島はとにかく強くて良いチームでした。それ以外で驚いたのはスタメンにホームグロウン選手が7人もいたと知った時です。これこそ長きに渡っての積み重ねの結果なのでしょう。うらやましいです。

ゼルビアの選手のみなさん、おつかれさまでした。週末すぐに次の試合があるので、そこでの奮闘を楽しみにしています。修正していこう!


【試合日4・3  1位 勝ち点13】

【DAZN実況・野村明弘  解説・坪井慶介】


2024・4・5