われらがFC町田ゼルビアは黒田監督の故郷北海道での試合、コンサドーレ戦でした。今月は迷った末に名古屋戦に合わせて休みを取っていたので、残念ながら現地には行っていません。夕方からの仕事の前に新宿の快活クラブでのDAZN観戦でした。
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スタメンは前節で負傷したバイロンの代わりに藤本。ベンチに今シーズン初めて奥山(政)と沼田が入りました。
ここまで3戦連続で前半に先制してきたゼルビアですが、この日は得点の無いままの45分。ですが30分近くからかなり札幌のゴール前に迫る回数が増え、いけそうな雰囲気は十分に漂っていたかと思います。
オセフンはまたもチャンスで枠に打てなかったですが、一本決まれば爆発しそうな気がしてなりません。その平河のクロスからの場面では、中央でジャンプしようとした藤本がユニフォームを引っ張られていたのに流されたのがいささか疑問。VARがあった上でのノーファール判定なので仕方ないのでしょうが。
すべてのゴールが相手サポーター側でのものだった過去3試合。しかしようやくゼルビア側でも決まりました。遠くよりもやはり目の前で見るゴール、うれしかったでしょうね。53分の藤尾のシュートは、オセフンが頭で落としたボールが弾んだところをゴール隅へ蹴り込んだものでした。仙頭からのパスを受けた平河のクロスからです。
さらに初めての複数得点となる2点目はセンターバックコンビのアシストとゴール。66分に鈴木準弥のコーナーキックをミンギュが頭で流して、これも頭でドレシェヴィッチ。
ミンギュの攻撃力は昨シーズンからよくわかっておりますが、これからはイボにも期待してしまいますよ。守りはもちろんですが本当に頼もしい選手が来てくれたものです。
2点のリードでかなり安心して観ていたのですが、終盤にかけて攻め込まれることが増え、ついに失点。ちょっと余裕を持ちすぎた自分を反省したりもしたのですが、黒田ゼルビアは同点までは許しません。短い時間でしたが初出場となった昌子と奥山(政)を入れるなどして逃げ切りに成功したのでした。
なんと3連勝!「まさかの」という形容詞を付けた実況アナウンサーを責める気にはなりません。監督や選手には怒られそうですが、J1でこんなに勝てるなんて、私にとってもまさかなのですから。
来週試合が無いのはさびしいですが、暫定首位の座を長く味わえると思えばこれも悪くないのでしょう。
【試合日3・16 暫定1位 勝ち点10】
【DAZN実況・藤井孝太郎 解説・曽田雄志】
2024・3・17