シーズンダブル達成で首位肉薄~第29節・アウェイ松本戦 |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

私にとってアルウィンを訪れたのは今年で4回目。その過去3回はすべて敗戦、それどころかわれらがFC町田ゼルビアはただのひとつもゴールを決めていないのです。ああ・・・

そんな敵地へとやって来ました。



松本山雅の首位は驚くことでもないでしょう。しかし一試合少ない状態で暫定3位という位置でゼルビアがこの対戦を迎えられるのはうれしい限りです。



前節は最後にちょっとだけ出た酒井が先発に。そしてこちらも怪我が治ったらしい吉濱がベンチ入り。

アジア大会に参加中のU21代表であちらの前田大然が出場している一方で平戸は選ばれず。今回の試合を考えればこちらに有利なのですが、本人は悔しい想いもあることでしょう。


熱い試合が予想される立ち上がりに、いきなりのアクシデントは井上の怪我。自分で歩けないぐらいでしたのですぐに交代。土岐田が入りました。

福井のセーブに救われましたけれど、ひとり少ない状態のときに良いシュートを打たれて危なかったですね。


前節の千葉戦では信じられないPKでの3失点。それを受けて反町監督はPKを取りに来る、あるいはそれを怖れるディフェンダーの隙を突くような策を考えているのではあるまいか。松本のサイドチェンジや裏を狙う攻撃が、私は怖くてたまりません。


それでも前半のゼルビアは悪くなかったかと思いました。ゴールライン際からのクロスに中島が頭で合わせたところは得点のチャンスでしたね。難しい角度だったのかもしれませんが、枠に飛ばなくて残念です。


後半になって松本の方に流れが行っているのかと感じるなか、セルジーニョのシュート。私の周囲では松本サポが立ち上がってハイタッチをくり返します。

自分の目にも入ったと見えたのですが、実は枠の外だったのでした。これは助かりました。


終盤に勝敗を分けたのは両チームのフリーキックでした。松本の岩上のものはクロスバーを直撃。

そして途中出場のドリアンのがんばりでつないだボールに抜け出した孝司が飯田に倒されると、ボールサイドに立つのは平戸とこれも途中出場の吉濱。

絶好調の平戸が右足をふり抜くと、ボールは壁を越えてゴールイン!


私がアルウィンで目にした、初めてのゼルビアのゴール。そして間もなく笛が鳴ると初めての勝ち点、それも勝利の3ポイント。
こんな興奮する幕切れがあるでしょうか。こんな感動的な勝利があるでしょうか。


宿敵・松本山雅に対してシーズンダブルを達成です。

私自身が興奮し過ぎていて後から写真を見るまで気づかなかったのですが、井上裕大が松葉づえで出て来ていたのですね。最高の試合のなかで、これだけが気がかりです。


この日は町田でもターミナルプラザでパブリックビューイングが行われていたようですね。夜を明かしたネットカフェで、ツイッターにアップされていたその様子を観ることが出来ました。

とても盛り上がっていたようで、アルウィンにいたにも関わらず、そちらの方もうらやましいぐらいでした。

【試合日8・18  暫定2位 勝ち点53】

【DAZN実況・久野大地 解説・飯尾和也】






2018・8・20