「解説者の流儀」 戸田和幸 |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

サッカー解説者・戸田和幸さんの著書、売れているらしいですね。

現在はワールドカップの為にロシアへ行かれているようですが、以前からプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグの解説で楽しませていただいてます。

サッカー中継をよく観るようになって以来、実況者そして解説者については興味を抱いていて、観たいと思う試合は誰が中継を担当されるのかいつも気にしていました。そして戸田さんも私の好きな解説者のおひとりです。


解説者としての評価が高まっているのは至極当然のことと思いますが、そこには現役時代のイメージとのギャップによる驚きも、少なからず影響しているかもしれません。あの戸田がこんなに深い分析力を持ちそして冷静に語ることが出来るのかと。


実はこの本はまだ斜め読みしただけなのですが、サッカーという競技を言語化して視聴者に判りやすく伝えるための努力は並々ならぬものがあると感じさせてくれます。


ところでFC町田ゼルビアを応援する者としては、在籍時のことが何か書かれているだろうか?ということも関心事です。

割かれているページはわずかですが、生まれ育った町田への恩返しという特別な想いでオファーを受けただけに、それをピッチ上で表現する機会が少なかったことに対する苦しかった胸の内がつづられていました。


今回私が購入した本のオビには、本体と同じスーツ姿の写真が使われています。

さらに増刷された場合には現役時代の写真をオビに使ってもらい、それをはがすと現在の姿が現れると面白いのではと、ご本人が希望されているとある動画で見ました。


そのうち書店には、赤いトサカ頭のオビのものが並ぶようになるのかもしれませんね。


2018・7・4