好天に恵まれたこの日、町田街道からバスに乗って橋本駅へ。さらに乗り換えたバスを降りたのは「青少年センター入口」。
「町田市」とありますがここは正に市の最西端、「八王子市」「相模原市」と入り組んでいる辺りです。
しばらく歩いて「青少年センター」着。町田市ではキャンプ等でここへ来たことがある子供も多いのかもしれません。しかし私はずっと町田市で育ったのにまったく初めて。
トイレを借りに中へ入ると素敵なものが飾られていました。余談ながら私が初めて買ったゼルビアグッズがこのTシャツ、次いでこのタオルマフラーでしたっけ。
さてこの日の目的は、町田市最高峰の草戸山へ登ること。まあ「最高峰」とは言っても364メートルだそうですが、いざ登山口へ。
怖い表示が出ていますね。ちょうど一年前の12月に、ここからほど近い拓殖大学のキャンパスで目撃されたと書かれていましたが、出逢わないことを願うしかありません。
※幸いクマの出没はなし。良かったあ。
山道は思っていたよりも急なところもあり、膝に多少の問題を抱えているオヤジには、いささかきついと感じたりもしました。
途中にはあちこちに「都県境」と書かれた標柱があり、尾根道も「東京都」と「神奈川県」を行き来していることが判ります。
そしてこんな標識もありました。
急な道を下ってみると、どうやらここが「境川源流」であるらしい。
水などほとんど流れてはおらず、枯れ葉が湿っている程度ですが、これが「東京都」と「神奈川県」を分けるあの大河(笑)になるんですねえ。
いささかきつい、などと弱音を吐いたものの、あっさりと頂上に着きました。ここが「町田市最高峰」か。
晴れていて良かったです。かなり遠くまで見通すことができましたよ。
手前は城山湖、双眼鏡を覗くと地平線の辺りには新宿の高層ビル群?かと思われる場所も。
しばしコンビニのおにぎりなど食べながら休憩、その間に犬連れを含めて4組ほどの方々が山頂へいらっしゃいました。
そして出発した私、とりあえず草戸峠というところへ出て、そこで元の「青少年センター」の方へもどるか、あるいは「高尾山口駅」まで行って帰るか、決めようと思ったのですが・・・
どうやら道を間違ったらしく、川沿いまで下ったところで「ここは登山道ではありません」という表示が落ちている!のを発見。降りて来たのは林業関係の方の通る道であったようです。
今さらもどる気にもなれず、そのまま交通量のある大きい道まで出るとそこは「高尾山口駅」に通じていると判ったのでそちらへ向かうことに。
その途中にあったのが「599ミュージアム」。
599?何かの語呂合わせかと思ったら、高尾山の標高だったんですね。
中にはカフェや無料で見学できるこの辺りの動植物のはく製や標本の展示などがありました。昨年オープンしたばかりの施設のようです。
結局は京王線の「高尾山口駅」からは乗らず、さらに歩いてJRの「高尾駅」まで行ってから電車で帰宅することに。
山道よりも、山を下りてからの方が歩いた距離が長い、そんな一日となりました(笑)
2017・12・27