どんなかたちであれホーム初勝利~第8節・ホーム横浜FC戦 |  うさぎおやじ日記

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 FC町田ゼルビアのことなど、気の向くままに

前日の小野路の様子からまだ大丈夫とは思っておりました。桜咲く野津田。


着いたのがちょうど先行入場の時間ごろとあって急いでメインスタンドへ向かう途中でゼルビーに遭遇。しっかりランドセルを背負っていました。(写真は後からゼルビーランドのステージで)

ランドセルだけでなく学生服着用の方々も何人か見られたようですね。ゼルビアならではの変わった無料招待企画、乗っかるサポーターがいればこそです。

私も高校時代の制服と言っても良いジーパンでの観戦でしたが、まあ無料対象にはならなかっただろうなあ(笑)

 

さて肝心の試合です。ホームでの勝ちが無いまま第8節まで来てしまったわれらがFC町田ゼルビア、今日こそ野津田で笑顔と共に終了の瞬間を迎えられるでしょうか?

 

アウェイの横浜FC。

昨日の友であるキャラと共に、50歳のあのひとも先発出場。初めて野津田のピッチに彼が立った時、ゼルビアの昇格が引退に間に合って良かったと思ったものでした。それが5年後にもまだ現役とは・・・

 

そしてわれらがFC町田ゼルビア。

出場停止のマグに代わってソンギが今シーズン初先発。藤井がベンチにもどって来ました。

 

 


DAZNで観るまで判らなかったのですが、コーナーキックからヘディングのふわっとしたボールでクロスバーに当てたのは、ソンギだったんですね。

松本のクロスに戸島がタイミング良く飛び込んだところでは、二人がかりの相手との競り合いで防がれてしまいました。

 

戸島と言えば、相手の弱めのバックパスを狙って詰めた場面もありましたっけ。ここは戸島より先にキーパーが前へ蹴り出すことができましたが、こういった戸島の地道な動きは後半にも見られ、それが後々になって勝敗を決めることにつながったのでした。

 

前半は互いに得点無く終了。フリーキックやコーナーキックが何本かあって、ややゼルビア優勢という感じだったのでしょうか?

途中足を痛めてピッチサイドに出たりもして、その後足を引きずるような様子も見られたカズはここで退きました。

 

後半になり、ペナルティーエリアに侵入した戸島の至近距離からのシュート。いまいち上手く当たらなかったようでもありましたが、キーパーが見事な反応。

 

決定的なチャンスを逃した戸島でしたが、ついに彼のプレーが(?)ゴールにつながります。何でもない相手のバックパスを追いかけて走ると、キーパーがまさかのトラップミス。ボールはコロコロと転がってゴールの中へ!

一瞬何が起きたのかと思いましたが、まぎれも無くゼルビアの得点。笛が鳴ってプレーが止められていたなどとということはありません。

 

先制した直後にソンギが負傷交代で藤井イン。思えば彼も痛いオウンゴールをやらかしてしまったひとりでした。自信を失っていないと良いのですが。

 

谷澤からのボールを受けた中島が倒されたかに見えましたが、PKは取ってもらえず。ちょっと熱くなって相手ともめていた中島を、キャラがなだめるかのような姿もありました。

中島は相変わらずよく動き回ってボールにからんでいます。

 

この日も途中出場の吉濱は、得意の左足で巻くようなボールでファーサイドを狙うシュート。決まっていれば美しかったと思われますが枠の外。

 

横浜FCにも髙原がシュートをキャッチしきれずにこぼしたところへイバが詰めてこちらをドキッとさせる場面がありましたが、何とか髙原が自らクリア。

そのイバがピッチを去ったものの、代わって入ったのが大久保。この選手がまた怖いんですよね。

 

相手の攻撃をしのぎながら5分というアディショナルタイムも次第に少なくなって来ました。カウンターで右サイドを駆け上がる戸島から中央の中島へパス。ここで倒されてフリーキックを獲得。

時間を考えるとこのプレーがラストかと想像され、勝利をほぼ確信。しかし出来れば最後に「きれいなゴール」も観て終わりたいものです。

途中出場の重松の蹴ったシュートは枠をとらえていたはずですが、ポスト脇あたりに立っていた選手にクリアされてしまいます。


しかしその後間もなくしてタイムアップ!

完封勝利ということで、ヒーローインタビューには深津が呼ばれていました。

 


完全な相手のミスによるオウンゴールでの得点ではありましたが、どんなかたちであれホーム初勝利。

ようやく野津田にも遅い春がやって来たのでした。

 

2017・4・16