この試合で３回戦総当たりのJ３リーグは第２クールを終了、天皇杯の予選・本選をはさんで、再開は３週間後となります。FC町田ゼルビアとしては、しっかり勝ってお休みに入りたいところです。
前にもトークショーやグッズショップの一日店長として野津田に来て下さったタレントの渡辺裕太さん、この日は主宰されている「劇団マチダックス」のラジオ番組の公開収録がありました。
私も聴いたことありますよ、１回だけなのですが・・・
選手ゲストとして孝司とマグが登場。前節のヒーローマグは出場停止なのでしたが、場慣れしたトークを披露。自ら「怪我です」と言っていた孝司は、まあいつも通りの感じでしょうか(笑)
少ない人数ながら、試合前にゼルビアコールをしてくれた藤枝MYFCサポーターのみなさん。
ゼルビア側には巨大な「ま」「ち」「だ」の文字が。ダンボールにでも書かれているのかと思っていたのですが、あとから写真をよく見ると葦簀(よしず)だったのかな？
先発の変更はマグの代わりに平、左サイドバックが星野でなく松本。前節負傷で前半のうちに退いた松下はこの日もボランチで先発。たいしたことなかったんですね。
藤枝の方は、真野の名前はベンチメンバーにもありませんでした。
前半最大のチャンスは、裏に抜け出した崇文がパスを受けてキーパーと一対一になった場面。崇文なら決めてくれると思ったのですが、キーパーにセーブされてしまいました。
この日もまたまたゼロゼロで前半を終えましたが、ゼルビアはなかなか良いパスワークを見せているように、私には感じられました。それがシュートまでいかないことが多い気がするのは惜しいのですが。
これまで公式戦で観る機会の少なかった松下は、よく周りを見て上手いと思わせるプレーぶりでした。
後半になって相手に退場者が出ましたが、前回のアウェイでのこの対戦では、ゼルビア１点リード後にひとり少ない藤枝に追いつかれました。ですのであまりよろこぶ気にはなれませんでした。しっかり引いて守られ、かえって点が取れないということになりそうに思えたので・・・
しかしゼルビアが先制！
森村がシュートした瞬間、メインスタンドにいた私の周囲ではため息が聞こえたように感じられました。はずした・・・そう見えたからなのでしょう。
しかし直後にそれは歓喜に変わります。森村の見事なループシュートだったんですね。彼にはまたしても美しいゴールを見せてもらいました。
２点目は宮崎。崇文からのクロスにゴール正面から真っ直ぐに走り込み、足から飛び込むようにしてゴールに突き刺しました。
たぶん遠藤に代わって入った直後のことで、初めはトップの位置だったかと思いますが、その後サイドでもドリブルで駆け上がり存在感を見せてくれました。しかしそれが一気にシュートまで持ち込めずに後ろに下げたりすることが多かったように思えたのは、宮崎のせいではなくチームとしての連携がいまひとつということなのでしょうか？
この辺が山口との違いなのかもと、素人ながらに考えたりしておりました。
３点目は崇文。ライン際で相手と競り合いながらボールをキープすると、そのままドリブルでゴールに迫ります。どこでパスを出すのかと思いながら観ていましたが、パスを出さないままペナルティーエリアの中をさらに進んでシュート。
まさか最後まで自分で行ってしまうとは！
最後は終盤に交代で入って、サイドのいつもよりひとつ前でプレーしていたと思われる星野。
右からのグラウンダーのクロス(松下からか？)に飛び込んだ選手(久木野か？)がさわれず、そのまま抜けたところを押し込んでの４点目でした。
４対０の快勝。いつも前半に点を取らないのは、ゼルビアサポーターに近いゴールで決めたいという思いが強いからなのでしょうか(笑)
素晴らしいゴールを４回も味わうことができ、最高の夜になりました。
前日に勝った山口(５対０とは・・・)との差は変わらずに勝ち点１０のまま。しかし敗れた３位長野とは勝ち点６に開きました。まだ先は長いですが、得失点差もあるので、２位の座は少し確かなものになりました。
ここから３週間後の第３クール再開まで、しばしゴキゲンで中断期間が過ごせます。
２０１５・８・１８