なんとなく気になっていたので、色々と用事やらなんやらとかためて伺ってみました。

 

佐久奈度神社

滋賀県大津市大石中一丁目2-1

 

主祭神は、

瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)
速秋津姫命(はやあきつひめのみこと)
気吹戸主命(いぶきどぬしのみこと)
速佐須良姫命 (はやさすらひめのみこと)

 

 

七瀬の祓所の一つということで有名なのだそうです。

(存じ上げませんでしたぁ~~)

七瀬の祓、というのは宮中で行われていた禊の儀式で、天皇の身代わりとなる人型を七か所の水辺で流して厄災を祓ったものだそうです。

何か所かの七瀬の祓所があり、組み合わせが考えられていたとのことです。

大七瀬、霊所七瀬、加茂七瀬などがあったそうです。

その中の大七瀬に入るお宮で、川がすぐそばに流れています。

 

天ケ瀬ダムの建設に伴って、社殿を遷座されているとのこと。

昔は商店があったりもした、とのことですから、昔の参道は賑やかな雰囲気があったのだろうか、とも想像してしまいます。

駐車場のイチョウの木が元のお宮の森の名残だそうです。

他の木と一緒に切ったそうですが、新しい枝が育って、現在の姿に成長したそうです。

昔の空気を記憶している木なのかもしれませんね...。

 

とにかく、この日はぱーん!と晴れ渡った空が鮮やかなブルーで、輝く夏!という感じでした。

手水舎には、きれいな水を求めてハチもやってきていて、ごめんね~~ちょっと使うよ~~と思いながらの手水でした。

社務所では、宮司さんのお手製の御朱印帳をお受けすることができます。

手作りならではの温かさがなんとも言えず、良いな~と思えます。

 

大祓詞のもとになった中臣大祓詞の創始地とのことで、伊勢神宮にお参りする前に、佐久奈度神社で禊ぎをすることが慣例となっていたそうです。

こういうことも知らず...本当に知らないことが多いなぁと思います。

平成31年2019年は、御鎮座1350年に当たるそうです。

節目の年で、しかも平成最後の年になりますから、なんだかタイミング的にもすごいものがある、と思います。

また涼しい時にでもお伺いできたら、と思います。