いつの頃からか、昔のままの姿で残っているお城にとても惹かれるようになりました。
そこで現存天守が残っている12城を全部訪ねてみよう!と思い立ったのは何年前だったかな?
そもそも現存天守って何?と思いますよね。
江戸時代までに作られたお城の天守がそのまま残っているお城のことです。
お城の内部に入ると昔そのままで、お殿様や家来達が歩いていたであろう情景を想像しながら歩いているとたまりません><
現存天守12城のうち松本城を除いては行ったことがなく、今年はこのお城!と決めては周りの観光地や美味しいものも絡めてめぐっていました。
昨年は松江城に行き、残るはあと3つ、高知城、宇和島城(愛媛)、備中松山城(岡山)となり、今回は3つ全部回ってコンプリートしよう!と思い立ちました。
高知龍馬空港へ行く途中の機内から見えた富士山
高知駅前に立つお3人(左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎)
高知名物の「日曜市」が開かれていて、地元の野菜や果物、骨董品や、名物の「いも天」などが売られている通りを歩いていくとお城が見えてきます。
高知城は奥様で有名な山内一豊が築城を開始したお城。
瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ていることから「鷹城」とも言われているそうですが、渋くて良いお城でした。
夜は「ひろめ市場」で「カツオのたたき」や「鯛めし」などを美味しくいただいて、明日は朝から宇和島城を目指します!
さて翌日。
同じ四国でも、高知から宇和島は5時間かかるんですよね。
高知駅から「特急しまんと号」に乗ってまずは窪川駅まで1時間。
窪川駅から宇和島駅行きの予土線に乗り換えるのですが、予土線が来るまでに1時間以上も時間があります💦
ちょうど、お遍路さんの37番札所「岩本寺」が窪川にあったのでそちらを訪ねてきました。
厄割玉もしっかり投げて厄落とししてきました^^
そして窪川駅に戻るとあら!
なんだか可愛い1両のみの電車が線路に。
全く知らずに乗ったのですが、予土線3兄弟と言われているうちの三男「鉄道ホビートレイン」でした。
初代新幹線0系を模したおもちゃのような電車。
中には鉄道模型が飾られていたり、初代新幹線の座席や、本物のポストまであります。
(手紙を投函してみたかった!!)
各駅停車ののどかな電車旅。
景色が素晴らしい、、月並みですが心が洗われるようです。
人も家も見えず、トンネルを抜ける度に違う世界に行ってしまうのでは?
と思ったり、
ここは携帯の電波が来ているのだろうか?
と思わず確認してしまうくらいw
しかも途中で30分くらい駅に停車することも!
東京の分刻みの電車に慣れているとあまりののどかさに、タイムスリップしてしまった?と錯覚しそうでした。
(予土線の衝撃が大きくて、お城より予土線多めの記事になってしまいました💦)
計5時間の電車の旅ののち、ようやくたどり着いた宇和島城。
宇和島城は、築城の名手、藤堂高虎が築き、のちに伊達政宗の息子、伊達秀宗が入城した伊達十万石のお城です。
「鶴島城」とも言われています。
15分ほど小山を登り、たどり着いた天守からは宇和島港も見えました。
さぁ、翌日はついに12城最後、備中松山城へ!
・・が、翌日は今年初めての台風予報。
ただでさえ備中松山城は「天空の山城」と言われ、アクセスしづらいお城です。
それでもなんとか一目、、と思ったのですが、岡山駅で聞いた最寄駅の路線の運休。
現存天守12城の最後のお城は私にとって「難攻不落」でした_| ̄|○
お城の城主「さんじゅーろー」にも会いたかったなぁ〜
・・というわけで、絶対に次回は最後の城「備中松山城」を攻め落とす!と心に誓い、退散してきました^^
旅をするといつも思うのですが、、
自分が暮らしている場所や状況が当たり前と思っているけれど、決して当たり前じゃないんですよね。
旅は色々な事に気付かされたり、見た事のない景色や物を見せてくれるので、帰ってくるとまたどこかに行きたくなります。
そして心も身体もリフレッシュして、気力も増すように思います。
でも、、
例えばお城には必ず坂があり恐ろしく急な階段があります。
地方では東京のようにどこにでもエスカレーターなどが整備されているわけではありません。
それに、体調が良くなければ土地の美味しいものを美味しい!と感じることもできませんよね。
健康でないと旅は十分に楽しめない、と再認識しました。
だから健康でいられるよう自分メンテナンスを心がけて、いらしてくださるお客様がこの先もずっとずっと人生を楽しめるよう施術させていただきたいと改めて思いました。