2023年も、すっかり明けきりまして、
早くも2月となってしまいました。
2月。
3日は節分。14日はバレンタイン。
2月が頑張ってます。
私ではなく、2月が頑張ってます。
28日しかないのに頑張ってます。
ただ、我が家は節分もバレンタインも、
バレンシアガもサンローランも関係ないので、
とりあえず、
10年はいてもやぶれないパンツをはいて、
南南東方面でチョコ丸呑みしようと思います。
\🐰冒頭から意味わかんなーい/
親愛なるウサ友の皆様、
いかがお過ごしでしょうか。
日本に戻ってきてから、なんやかんやで、
色々バタバタしておりましたが、
どうにかこうにか落ち着いてきたので、
お久しぶりっ子ぶるぶるぶりっ子に、
ブログを書いております。
何がバタバタだ! 忙しぶるな!
田端義夫か!
…っていうクレームが、
88歳の親戚から電報で届きそうなので、
そのバタバタしていた、
なんやかんやの理由の一部を、
ahamoのデータ容量が減らない程度に、
簡潔にご説明させていただきたいと思います。
\🐰すでに今月分のデータ容量が消えた/
↑ 小小雪くん
実は、このナンチャッテどわあふ、
我が家の次男坊の小小雪くんが、
珍しく体調を崩しており、
通院生活を送っておりました。
\🐰きんさんぎんさんも通販生活/-\🐰?/
↑ 我が家のきんさんぎんさん
元々、小小雪くんはとても健康体です。
ペレット30粒で、1日中走り回り続ける、
マキタのターボのような、
小型でパワフルな体力を持ち合わせておりますが、
内部の業務用モーターに、
なんらかの不具合が生じていたとしても、
不思議ではない、7歳のプチシニアです。
\🐰業務用うさぎちゃうで、家庭用やで/
歯の手術で入院したことはありましたが、
体調を崩したことはほとんどなく、
崩したことがあるのは、
積木かジェンガ、たまにブロックくらいで、
ほぼほぼ病気知らず、
完全無欠のケンコウターイ! です。
\🐰ナァ皆、オレってビッグ?/
朝も早よから髪の乱れを、
せっせせっせと整え、
京浜急行の始発が出るよりも早い時間から、
大暴れを開始します。
上り10Gbps、下り20Gbpsという、
NURO光なみのハイスピードで、
家じゅうを走り回り、
私のオフトゥンは、
SASUKEファーストステージか、
という感じで、
寝ている私の上を、
何度も踏みつけていきます。
\🐰かつてファイナル制覇しました/
↑ 6年前の小小雪くん
ちなみに、我が家は現在、
小雪くんと小小雪くんふたりの
ナムジャグルですが、
基本、12時間交代で、
順番にケージの外に出しています。
日勤小雪くん、夜勤小小雪くんの、
ホワイトな職場です。
\🐰ホワイトな家庭内別居/--\🐰What?/
しかし、ある日の朝のこと、
京浜急行の始発が出ても、
ニワトリが鳴く時間になっても、
シマエナガやラッピー(@TBS)が
登場する時間になっても、
小小雪くんが私を起こしにきません。
オフトゥン上の
SASUKEファーストステージが
始まらないことを不思議に思い、
小小雪くんを探しに行くと、
小小雪くんがケージの中で、
うずくまっています。
\🐰今日、SASUKE休み/
ど、どうした、小小雪くん、
様子がおかしいぞ。
昨晩、寝る前にあげたペレットも、
そっくりそのまま残っています。
歯が伸びたのかな、と思って、
食べやすい、うさうさぴゅーれを
あげてみましたが、
石のように固まったまま、
見向きもしません。
\🐰石に見えるのは気のせいです/
うさぎは不調を隠す生き物だと言いますが、
小小雪くんの不調は、
隠しきれていませんでした。
久しぶりに見る、
不調こぼれ丼状態の小小雪くんです。
雰囲気的には、
お腹が痛そうな感じでしょうか。
これはできるだけ早めに、
病院に連れて行った方が良さそうです。
そこで、
かかりつけの病院の予約空き状況を、
ネットで確認したところ、
珍しく、本当に珍しく、
当日の午後6時の予約が空いていました。
微妙に遅い時間ではありますが、
もかど版Newsweek誌による、
人気うさぎ病院ランキング2022
のトップ10に入る名病院ですので、
6時に空きがあるだけでも、
マイアミの奇跡、
ジョホールバルの歓喜です。
速攻で、
小小雪くんの名前で予約を入れました。
少しホッとしたので、
ここで一曲歌を歌って、
気持ちを落ち着けます。
6時00分の空きで病院見つけた君と僕~
\🐰明日、倍、具合悪くなるぞ/
病院の予約時間までに、
小小雪くんの体調が戻ることを期待しましたが、
一向に食べるようにならなかったので、
予定通り6時に、
小小雪くんを病院に連れて行きました。
すると病院は、
吉村家か、ラーメン二郎か、
っていうくらい激混みで、
病院の外にも、
大勢のうさぎさんが順番待ちしていました。
\🐰先に食券買っとく?/
どうやら、この日は、小小雪くん同様、
急に体調を崩してしまったうさぎさんが
たくさんいるようです。
小小雪くんもできれば、
早めに診てもらいたかったのですが、
小小雪くんよりももっと、
急患のうさぎさんがたくさんいたので、
おとなしく待つことにします。
わたし待つわ。いつまでも待つわ。
小小雪くんを、
あったかハイムな待合室に残し、
飼い主はガリガリくんのようによく冷えた、
外のベンチに座って待ちました。
カイロを持ってくれば良かったっ…!
待てばカイロの必要性あり、
次回の教訓ができました。
そして、震える手を擦りながら、
待つこと2時間、
擦った手から、
かすかに煙が立ちのぼり始めた頃、
やっと順番が回ってきました。
\🐰着火してたぞ/
小小雪くんの診察が始まるやいなや、
先生が開口一番、
「これは大変だ」
と、つぶやきシローがつぶやくよりも、
少し大きめの声でつぶやきました。
た、た、大変?
中変とか小変なら、まだわかるのですが、
小小雪くんの今のこの状態が大変?
先生は、小小雪くんの背中の皮を、
ピロンピロンと、
上方向に何度か引っ張りながら、
「チョウヘイソクですね。脱水もひどい」
と言いました。
チョウヘイソク?
私の頭の中のスーパーコンピューターが、
「長平足」
と、すばやく漢字変換しました。
\🐰偏平足の間違いでは?/
私がよく理解できていないことを
すばやく察知した先生は、
「ちょっと怖い写真になりますけど」
と言って、
一枚の写真を取り出しました。
怖い写真?
怖いってどんな?
心霊写真みたいなやつ?
薄目を開けながら、
おそるおそる見てみると、
そこには、ウネウネとした、
長い髪のようなものが写っていました。
\🐰ぎゃ~っっっっ/
目をこらして、よく見ると、
それは長い髪ではなく、
長い腸でした。
先生は、
うさぎさんのUnder the skinの、
リアルな写真を指差しながら、
「ここ(胃)からつまっちゃってます」
と、説明してくれました。
\🐰旅の指さし会話帳、使ってたな~/
先生がわかりやすく説明してくれるうちに、
私の頭の中の消しゴムが、
「長平足」という、
間違った漢字を消し去っていき、
あらたに脳内で、
「腸閉塞」
という漢字に変換されました。
腸閉塞(初)。
我が家では初めてですが、
うさぎさんにはよくある、
ポピュラーな病気だそうです。
先生の話によると、
その日は腸閉塞日和だったらしく、
小小雪くんで、
3羽目だったそうです。
\🐰僕も一人前のうさぎになったな/
小小雪くんはすぐに、
レントゲンと血液検査をすることになりました。
どうやら、私が思っているよりもずっと、
小小雪くんの容態は良くないみたいです。
検査を待つこと、20分、
すでに夜8時半を回っていました。
思いっきり残業になってしまって、
病院の先生やスタッフさんに、
本当に申し訳なくなりました。
お詫びに、
一曲歌おうかと思いましたが、
医療用テープが飛んできそうなので、
代わりに小小雪くんに歌ってもらいました。
\🐰♪遅くなってごめんね~/
そうして、
レントゲンと血液検査が終了しました。
海外から戻って来たばかりだったせいか、
というより、
そもそも私の脳が劣化していたせいか、
先生の日本語が、
半分くらいしか聞き取れませんでした。
ただ、ザックリとまとめると、
小小雪くんが腸閉塞であることに、
間違いはないようでした。
先生は一通り、
検査結果を説明した後に、
「どうします? 手術します?」
と、私に聞いてきました。
え?
シュシュ……、シュジュツ!?
\🐰とカチューシャ?/
腸閉塞になると、
手術でお腹を開いて、
閉塞物を取り除かなければならない場合があるそうです。
先生が私に選択を委ねました。
私は頭を抱えました。
手術の話が出るような状況だと、
夢にも思っていませんでした。
どうしたらいいか、わからないっ…!
頭を抱えながらもコッソリと、
診察台の下でスマホを取り出し、
さあ、もかど、どうする? GOする?
……と、ここまで書いて、
思いのほか、いや、思ったとおり、
長文になってしまいましたので、
今日はここまでにしておきます。
きっと誰も読まないとは思いますが、
続きは次回に。