我が家の三男坊、小雨くんに、
たくさんの違和感を感じていたのですが、
それがまさか、「肺炎」の兆候だったとは、
夢にも思いませんでしたよ。
\🐰ということで今回も長江なみの長文よ/
言われてみれば、
ちょっと呼吸がしづらそうな感じが、
しないでもなかったのですが、
なにぶん、小雨くんの食欲が、
まったく落ちていなくて、
それどころか、
当社比2倍増しくらいで、
たくさん食べていたので、
まったく気が付きませんでしたよ。
百戦錬磨の病院の先生が、
「ここまでひどいのはなかなか見ない」
と驚くほど、重度の肺炎だったのに。
\🐰柔道の背面投げ?/
うさぎは痛みを隠す動物だそうですが、
小雨くんの場合、
隠すというよりも、演じていましたね。
元気で食欲旺盛な、うさぎキャラを。
その演技力は、
世界各国のうさぎ映画祭で高く評価され、
本年度のウサデミー賞主演男優賞の、
最有力候補とも言われています。
\🐰主演作は「HiGH&EN」です/
小雨くんは病名発覚と同時に、
そのまま、入院となりました。
小雨くんはこの2か月で、
3度目の入院となりますが、
今回はどれくらいで退院できるのか、
まったく見当がつきません。
ただ今回の入院は、
ラグジュアリーにグレードアップして、
ロイヤルスイートルームに宿泊です。
都会の雑踏を離れ、
静かでリラックスした時間を過ごせる、
くつろぎのプライベート空間。
室内は、自然の香り漂う、
高濃度の酸素が充満しています。
スペシャルサービスとして、
フルーティな点滴ドリンクが24時間飲み放題。
宿泊料はトリバコ価格で、
一泊当たり15,000円(サービス料別)との噂。
\🐰都会の雑踏に返して~/
ハイアットリージェンシークラスの、
最高級スイートルームに宿泊となりますので、
それなりに費用がかかりますが、
このエマージェンシーな状況では、
お金のことは二の次、三の次、
四、五がなくて、木次文夫です。
\🐰そうそう、国鉄スワローズの…って古っ/
↑ 最近出番のない小小雪くん
-----(ツッコミ担当)
今回はさらに、オプションとして、
肺炎がある程度治ったら、
小雨くんの顎にできた謎の腫れ物を、
切除する手術を行うことになっており、
その手術代も別途加算される予定です。
\🐰諸事情で腫れ物はお見せできません/
↑ 手術に向け、QBハウスで
------顔の毛を剃った小雨くん
保険が間に合わなかったので、
全額自己負担ですが、
だからと言って、
治療をあきらめることはしたくありません。
ここは思い切って、
老後の資金として、コツコツ貯めていたお金を、
パーッと使っちゃいますよ~。
うさぎさん貯金箱を割っちゃいますよ〜。
\🐰小銭しか入っていないのでは……/
↑ 最近出番のない小雪くん
-----(経理担当)
ということで、
貯金箱の中の小銭を、
チマチマと数えること4日間、
貯金箱の中の小銭が、
全部で6,700円だったことが判明した頃、
小雨くんが入院している動物病院から、
リーンリーンと電話がかかってきました。
\🐰恋のダイヤル6700かっ/
もしや、
小雨くんに何かあったのでは!
緊張感が走ります。
緊張マックス! オリックス!
病院のスタッフさんの話によると、
小雨くんがやっと、
ペレットを食べ出したとのことで、
少量のウンピも出たそうです。
さらには、41℃あった体温も、
39℃台まで下がったとのことでした。
良かったです! リラックス!
これもみな、
ザ・リッツ・カールトン級の、
手厚いおもてなしをしてくださった、
病院のおかげです。
まずはホッと一安心ですが、
後日、顎の腫れ物の切除手術を
行うことになっているので、
安心してはいられません。
乗り越えなければならない高い壁は、
まだ目の前にそびえ立っています。
\🐰SASUKE 1st STAGE……/
昨年、
我が家の長男坊、小雪くんが、
背中の腫瘍を手術で切除したのですが、
その時は手術を決断するまでに、
数か月間、迷ってしまい、
迷っているうちに、
腫瘍が進撃の巨人化してしまいました。
その時は、小さいうちに、
切除しておけば良かったと後悔したので、
今回の小雨くんの切除手術は、
迷うことなく決断しました。
\🐰本当はあみだくじで決めたらしい/
しかし、手術当日になって、
執刀医の先生が、手術を迷い始めました。
切らなくても良いのではないか、
と思い始めたそうです。
先生は、迷える子羊になっていました。
↓ 執刀医の先生
先生いわく、
小雨くんの様子を見る限り、
顎に出来物があっても、
問題なく食べることができているので、
小雨くんの体力面なども考慮して、
切除しなくても良いのではないか、
と、いうことでした。
先生の話を聞いて、私も迷い始めました。
\🐰だから、あみだくじで決めて~っ/
小雨くんの様子を見ながら、
しばらく考えていましたが、
脳内のリトルもかどが、
「迷っているうちはやめておこう」
とささやいたので、
手術は中止することに決めました。
その代わり、と言ってはなんですが、
小雨くんの顎を切らない代わりに、
小小雪くんの奥歯を切ってもらいました
\🐰おいおい、とばっちりだなっ/
↑ 定期健診で来ていた小小雪くん
ということで、
小雨くんはこれで退院することとなり、
その日は小小雪くんと一緒に、
仲良く帰宅いたしました。
↓ 久しぶりのダブルキャリー
肺炎だったのがウソのように、
ものすごい勢いでペレットを食べていました。
あっという間に、
お皿を空っぽにしてしまうので、
そのたびに追加でペレットをあげましたが、
あければあげるだけ、
わんこそばのように食べていました。
\🐰わんこペレット復活~/
ASMRを録りたくなるほど、
ガツガツと、ものすごい音を立てて
ペレットを食べている小雨くんを見て、
これでもう入院することはないはず、
グッバイ! ホスピタル!
と思っていたところ、
退院から三日目に、
小雨くんが突如、
ペレットをまったく食べなくなりました。
様子もどこかおかしいです。
違和感が復活です。
同じ場所で動かずに固まって、
マダムタッソーみたいになっています。
\🐰マダムコサメです/
寝転がることなく、
四つ足で立ったままなのも気になります。
ただ、かろうじてウンピも出ているし、
グッタリしている様子もないので、
とりあえず、その日は1日、
様子を見ることにしました。
そして、次の日の朝になりましたが、
小雨くんは昨晩から、
まったく動いていないようでした。
同じ格好のまま、
昨晩と同じ場所に立っていました。
\🐰マダムコサメ2日目です/
まさか、動けなくなったのか!?
と、心配になりましたが、
私が近づくと、
走って逃げていったので、
動けないわけではないようです。
ただ、走り去りながら小雨くんは、
ジョジョ~ッと、
大量の赤い尿を放出しました。
\🐰ジョジョの奇妙な膀胱~/
※加工してます
これは一大事です! 事件だわ!
科捜研に調べてもらわなくては!
いや、病院に連れていかねば!!
大急ぎで病院に電話をかけようとして、
ハッ! と気が付きました。
今日は定休日だ!
運の悪いことに、
この日、かかりつけの動物病院は、
定休日でした。
じゃあ、どうする!?
どうする? GOする!?
……ということで、
かかりつけではない、
他の病院にGOすることに決めましたが、
あまりにも長文になりましたので、
そこから先は、次回にしておきます。
続きは後編の続編で。
\🐰なんじゃそりゃ~/