秋のお彼岸に作りそこねたおはぎ!
あんこさえあれば、
もち米を炊飯器で炊いてもいいか、と、
さらし餡も買ってあったのだけど、
なかなか時間がとれなくて、
ようやく作れたのは二週間ほど前のこと。
それより少し前に、
長男が運転免許証を手にしたお祝いにお赤飯を炊いた。
お赤飯用に小豆を茹でた時に、
あんこ用に取り分けておいた。
それを煮て、
ようやく準備完了!となった。
もち米と黒すりごまを買い、
きな粉は家にあるもので間に合わせた。
で、私の仕事が休みの日に“おはぎ決行!”
子どもの頃は、
母が丸めたもち米に、
妹とあんこ、きな粉、ごまをまぶしていった。
流れ作業だから、
たくさん作っても苦にはならなかった。
むしろワクワクしながら作業してた!
子どもたちも
次々ともち米に味付けしていく様子を目を輝かせて見ていたが、
大きくなってしまって、
誰も近くになんて寄ってこない!
だからおはぎ作りは、
思いきらなくてはならない孤独な作業だからなのだ。
もち米1キロにうるち米を少々混ぜて6合炊く。
黙々と丸めて、
きな粉→ゴマ→あんこ の順につけていく。
混ざっても見た目に影響がないだろうと、
この順番にしてる。
こうして大皿に三枚のおはぎが並ぶ。
いつまでもいつまでも続く…
そんな心配は必要なく、
作って食べて、
残りは翌日のおやつで完食!
いずれ年を取り、
おはぎをひとつ食べるのも大変な日がくるやもしれん。
そうなった時、
スーパーで1個買ってきて“おひとりさま おはぎ”だったらさみしい~。
そう思ったら、
作るときは孤独でも、
皆で食べられるのは幸せだ~。