「クレージーキャット」と言えば、その昔活躍したミュージシャン&コメディアングループの「花肇とクレージーキャッツ」を思い出す人が(私の年代では)多いでしょう。このタイトルで書き始めようとした私も、思わずメンバー一人一人のことを思い出してしまいました。私の少年時代、植木等や谷啓という天才的なコメディアンがテレビで思う存分楽しませてくれました。

 

でも今日は「クレージーキャット」と単数です。そう、わが家のドラ猫があまりに酷いので書いておくことにしました。

 

 

子猫のレモンは生後5か月くらいになったのでしょうか?体は小さいですが、元気すぎて家の中を縦横無尽に走り回り、テーブルの上のティッシュペーパーをぼろぼろにしたり、台所の流しの上まで飛び乗って、水に漬けてある野菜をボールから引っ張り出して遊んだりします。高さが2メートル以上ある入り口の網戸なんかはひとっ飛びで頂点に達します。そこからタイルの床に落ちても全然平気なんですね。とにかく猫の運動能力はすごいです。

 

 

ところが昨日問題を起こしました。Yは毎日子猫にビタミン剤を与えているのですが、口に入れるときに手を思いっきり咬んだのです。Yはけっこう血だらけになりました。私も数日前に遊んでいてほんの少し噛まれたことがあります。そういう甘噛みの類なら許せるのですが、人を血だらけにするくらい本気で咬むのは論外です。

 

 

一緒に居る犬のレックレックにもよく飛び掛かっていきます。1か月くらい前までは軽くいなしていたのですが、最近は猫も強くなってきて、なかなか引き下がりません。

 

 

 

 

見ていると遊んでいるのか喧嘩しているのか、なかなか判断はつきにくいです。当然遊びなのですが、でも犬の方はきっとうんざりしているでしょう。犬はもう9歳で、人間で言えば50歳くらいです。子供の相手をするのは面倒になる年頃です。

 

犬のレックレックは性格がとびっきり良いので、生まれてからこれまで一度も人間を咬んだことがありません。他の犬と喧嘩をしたこともなく、大きい犬でも小さい犬でも、すぐに仲良しになります。それに比べて子猫のレモンは、文字通り「クレージーキャット」なのです。

 

Yは咬まれてから「お寺に追放する」と半分本気で怒っておりますが、お寺も大迷惑でしょう。我慢して躾けるほかありません。レモンは数か月前に大怪我をして九死に一生を得た猫です。レーザー治療のおかげで歩くことができるようになったラッキーな猫です。そういう自分の運命を自覚してクールな猫になってほしいです。

 

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