昨日久しぶりにゴルフボールを打ちに行ってきました。3か月ぶりくらいです。おかげで今朝は太もものあたりに痛みがあるというか、少し張っている感じです。運動の効果が足の筋肉に出ているわけです。

 

ところで運動不足は健康によくないということは昔から言われていて、最近の研究でも癌の発生を促進する要因のひとつとして運動不足があげられています。でも・・・運動をすれば寿命が延びるというデータはなかなか発見しにくいようです。つまり、どれくらい運動すれば、どれくらい寿命が伸びるのかというような実証的なデータがあるのかどうか・・・ということで、ちょっとだけ調べてみました。

 

デンマークの市民を対象にして長期間実施されている「コペンハーゲン調査」というのがありました。どんな運動をしている人が、運動をしない人よりもどれくらい寿命が長いかを調べたものだそうです。それによると、テニスをしている人は運動しない人よりも10年近くも寿命が長いという結果になっています。その次に長いのはバトミントンで約6年、それにサッカーなどが続きます。複数の人間で行う球技をしている人の寿命が長いという結果です。運動と言ってもジムに通っているだけの人は、ほとんど寿命は長くなっていないのだそうです。ジョギングも球技には全然かないません。ましてやウォーキングのような軽い運動では???

 

私はちょっと疑問があります。テニス、バトミントン、サッカー・・・これらのスポーツを楽しんでいる人たちの多くは元々身体が健康で社交的な人が多いのではないでしょうか?運動を全くしないような、閉じこもりがちで他の人とは一緒に活動しないタイプの人よりも、精神面でも健康的な人が多いのではないでしょうか?つまり、テニスやバトミントンをしているから寿命が延びたのではなく、元々寿命の長そうな健康的な人が球技をするのではないでしょうか?私はそういう解釈も成り立つと思いますが、どうでしょうか。つまり、原因と結果の問題です。鶏と卵のどちらが原因で、どちらが結果かというのと似ています。

 

そんな解釈をするのはおそらく私一人だけかもしれません。しかし論理的思考とはそういうものです。科学的な分析というものも必ずしも真理ではありません。おそらく真理は、何の根拠もありませんが、中間くらいにあるような気がします。つまり、テニスをするような人の多くは元々健康な人で寿命が長く、そういう人がテニスをすることで更に健康になって、運動しない人よりも10年近くも長く生きる。そういうことではないかと私は思います。「コペンハーゲン調査」のもともとのデータを見たわけではないので、たとえばテニスをする人の寿命の数値が平均値なのか中央値なのか等が分からないので、詳しいことは言えませんが・・・

 

ところでウオーキングに関して言えば、私は朝夕合わせて毎日5~6キロ歩いています。それがどれくらい自分の健康寿命を延ばしてくれるのかさっぱりわかりません。ただ、「歩くのは健康に良い」と思い込んでいるだけだとしても、それなりの効果があるのは間違いないでしょう。人間は「思い込む」「信じる」ということが、何をするにしても非常に大切だということを知っているからです。ときに「思い込み」が人を誤らせることもありますから注意は必要ですけどね。たとえば「あの女は私に気がある」とか・・・

 

最後にゴルフについて。練習場で打ちっぱなしに明け暮れているよりも、3~4人で一緒にコースを回って楽しい時間を過ごせば、寿命を延ばすことに繋がるかもしれませんね。少なくとも1人で黙々とウォーキングするよりも遥かにいいでしょう。ただし、お金はかかります。だからパートナーと一緒にバトミントンでもするのが、最も経済的で効果的な運動かもしれませんね。さっそく今日から100歳を目指して・・・

 

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(追記)

思いたったら行動するのが私です。このブログを書き終えたあと、すぐにYと公園に行って、ほぼ半年ぶりでバトミントンをしました。小一時間だけでしたが、太陽が照りつける中でも気持ちよく遊べました。Yは実はテニスが好きです。でも、私はもう走りまくるのは無理だと思います。バトミントンとかゴルフとかが70過ぎには適当でしょう。