2週間前の6月17日、まだ東京都知事選の公示日前でしたが、私は石丸伸二さんが得票数で蓮舫さんを上回る可能性をこのブログで指摘しました。その根拠は、ネット上では石丸さんに対する期待、支援の声が圧倒的だったからです。主にテレビを見ている人たちの多くが小池さんに入れるかもしれないことは承知の上でした。ところがその後、マスコミの情勢調査の推移などを見てみると、ひょっとしたら石丸さんが小池さんに肉薄するかもしれないと直感したので、そのことも書きました。流れはそうなってきているようです。

 

自分に予知能力があると言いたいわけではありません。まったくありません。選挙の分析能力に長けているわけでもありません。単にネット上での「熱気」を見ていて「異常」を感じたので書いただけです。そのネット上の「異常」さと「熱気」は、石丸伸二さんの政策と言うよりは、誠実で覚悟のある候補者の政治姿勢と人柄に起因するということを看破しました。

 

石丸伸二さんの街頭演説にはとっくに聞き飽きたので、公示日以降はほとんど見ていません。今も見ているのは、夜一日の活動を終えて彼が一人で配信している30分程度の個人的なyoutubeだけです。石丸さんの自然な姿が見れて声が聞けるので、ついつい付き合っています。そこに現れるのは普通の人です。経済のスぺシャリストでもなく、都知事選の候補者という顔でもなく、普通の誠実な若者という自然な感じに好感を持ちました。この人が都知事になったら日本の政治が変わることは間違いないです。そして日本が本当に変わっていくかもしれないと言う気すらしてくるのです。だから今度の選挙では石丸伸二さんに勝ってほしいと思っています。この人物なら誤魔化しはないだろう。逃げたりしないだろう。自己保身に走ることはないだろう。そういう人物だと私は見ているからです。

 

さて、今日は石丸伸二さんの選挙対策本部長を引き受けている小田宏明(65歳)という人物についても書いておきましょう。小田さんは若い頃松下政経塾で学んだことがあります。富士山の世界遺産登録に奔走して実現させたり、色々な活動をされてきたようですが、政治の裏方として、主に自民党の若い政治家たちの教育(研修)に長年携わってこられたようです。当然本人は自民党なんですが、2年ほど前から、安芸高田市長の石丸さんのyoutubeを見るようになって、その政治姿勢や人柄に惚れ込んだそうです。でも直接石丸伸二さん本人に会ったのは、今年の5月半ばのことです。

 

選挙関連のyoutubeを見ていると、小田さんの発言でいくつか面白い言葉がありました。彼は自民党なのに痛烈に自民党を批判しています。「今の自民党は話にならない」と。とくに小泉進次郎さんのような世襲議員で能力のない若手にはとても厳しいようです。それこそ「論理を組み立てられないポエムではお話にならない」といったところでしょうか。日頃自民党の若手政治家を見ているので、なおのこと石丸伸二さんの良さが分かるので期待するところ大なのでしょう。確かに小田宏明さんもいかにも聡明で誠実、語りの上手い人です。その小田さんから聞いた言葉で、最も印象に残っているのはこれです。松下幸之助がよく言っていたという言葉です。

 

「成功の秘訣は、成功するまでやめないこと」

 

都知事選のはるか以前の、脳科学者の茂木健一郎氏と小田さんの対談で出てきた言葉です。松下幸之助らしい、まさに至言ですね。「為せば成る」の言いかえでもありますが、自分の人生を振り返っても、その通りだと思います。うまく行かないのは、途中で自分でやめた時です。自分を信じて、運を信じて初志を貫き通したときは必ず成功しています。石丸伸二さんも自分を信じて、有権者を信じて最後まで戦い抜いてほしいと思います。そして日本の政治屋を一掃し、日本を良い方向に引っ張っていく先頭に立ってくれると期待しています。

 

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