今日の一発目は猫の話ではありません。選挙の話でもありません。東京都の知事選挙以上にずっと気になっていたのは為替です。「いよいよ来るのかな?」と、この1週間ほど気をもんでいました。そして、ついに今朝、バーツのレートを見てみると・・・

 

ドル円が再び160円を超えていきそうなのは予想していました。でも対バーツが問題です。1万円が2330バーツ前後で足踏みしていたのですが、ついに2300バーツを割りました。どうしましょう、これ。

 

正直に書きましょうかね。あまりに円安なので、随分と長い間、円をバーツに替えずに我慢してきたのです。3月に、いよいよ異常な金融緩和、憎きアベノミクスがもたらした超低金利政策に終止符が打たれると分かった時は、「よし!!、6月か7月には金利が上がって、長かった円安もついに円高方向に振れる!!!」と喜んだものです。完璧にヌカ喜びでした。真逆になるなんて、夢の中の、そのまた夢の中でも思いませんでした。

 

今、タイの銀行にある私のバーツが幾らか知ってますか?・・・えっ?そんなこと知ったこっちゃない?そりゃそうですけど、来月の生活は何とかなっても、もう8月は食べていけません。それくらい長いこと円をバーツに替えて来なかったのです。もちろん、日本の銀行にもそんなに蓄えはありませんよ。でも、ここタイの銀行には・・・言おうかな、言っちゃおうかな、いくら残っているか。

 

7月1日まであと1週間ですね。7月1日に1か月分の生活費をYに渡したら、次の8月はもう渡せません。残高が1か月分に足りなくなりますから。このヒントで、私のタイでの銀行残高を想像してみてください。知ったこっちゃないって?そう言わずに想像してみてくださいよ。

 

もし急な病気にでもなって大金が必要になった時、その時は真っ青になります。Yが持っている僅かな定期預金や何やらを解約してもらわなければなりません。いやいや、その前に、ついにこの1万円が2300バーツを下回っていると言う異常な円安の時に、わざわざ両替する?それを考えただけでゾッとします。いや、大金が必要でなくても、いずれにしても、来月には両替しなければ、8月から先は生活できなくなります。恐ろしくないですか?えっ?知ったこっちゃないって?

 

海外で暮らしている年金生活者のジジイのかなりの割合の人が、私と同じような思いをしているのではないでしょうか。愚痴を書いても仕方ないですが、今の為替レートは酷いです。いっそのこと、もっと円安が進行して、また為替介入があって、ちょっとだけでも円高方向に振れでもしたら、1分1秒を争って、えいやっと円建て送金しようかなと覚悟を決めています。せめて1万円が2350バーツに戻ってほしい。貧乏人は辛いよ、です。日本国よ、早く“経済強国”になれっ!!!

 

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