昨日、1匹の子猫がわが家にやってきました。

 

 

 

交通事故で首の骨に重傷を負い、前足が全く動かせません。飼い主は不明ですが、事故現場に居合わせた女性が助け、すぐに動物病院へ運びました。10年前にYがしたことと全く同じです。写真の黒っぽい服の女性がその人です。2週間ほど前のことです。フェースブックに載った写真付きの投稿を見て、Yも病院へ駆けつけました。

 

獣医さんは命の助かる確率は20~30%と言ったそうです。治療の結果、助かる確率が70~80%になりました。でも前足はまったく動かせません。1週間以上入院した費用はその女性がほとんど負担したらしいですが、Yも少し助けたようです。

 

その女性が3日間用事があって留守にするので、わが家に連れて来られたのです。「お願いあなた、子猫を3日間だけ預からせてください」と言うので私も承知しました。そして昨日の午後、Yとお姉さんと、お姉さんの知り合いの女性3人で別の動物病院へ連れて行きました。足のマヒを改善するためにレーザー治療を受けさせるためです。

 

子猫の名前は「レモン」と名付けられました。メスです。レモンは昨日1回目のレーザー治療を受けました。足だけでなく全身状態もあまりよくないので即座に入院となりました。今度の医者は命が助かる確率は50%と言っているそうです。費用は最初に助けた女性を含めて合計4人の女性たちが負担するつもりだったのですが、Yのお姉さんの知り合いの女性はBMWの新車に乗っている金持ちで、入院治療費が足りなければ全部自分が負担すると言ってくれているそうです。

 

レモンの前足が動くようになるかどうか、それよりも命が危険な状況から完全に脱することができるかどうか、これからが正念場です。Yは今朝5時に起きて、レモンのために祈っていました。何しろ首の損傷が酷いですから、まだ安心はできません。でも食べ物は受け付けますし、吐いたりはしていないようです。水分も十分に摂っています。

 

レモンに、もしものことでもあれば、Yの悲しみは如何ばかりかと考えると、私も心が痛みます。どうか元気になりますように、歩けるようになりますように!私も心の中でロン・プ・ドゥーに祈っています。レモンのためと言うより、妻のYのためです。

 

レモンが元気になれば、たとえ前足が回復しなかったとしても、Yは自分で飼いたいと言うかもしれません。実は1週間以上前に自分で面倒を看たいと言っていたのです。一旦は却下しました。でもレモンを見てしまった私としては、もしまた彼女がそう言えば、却下することはできないかもしれません。

 

 

今朝はドイステープがとてもハッキリと見えました。

 

 

午前6時半、わが家から30メートルの場所からのドイステープです。空気がものすごく澄んでいます。

 

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