今日2回目のエントリーになります。正月にこのブログを始めてから、1日に2回書くのは初めてのことかもしれません。

 

今朝10時ごろのことでした。玄関先で何やら「はい、はい、はい・・・はい、ありがとうございます・・・」というYの声が聞こえました。彼女は庭の木が伸びてきたのでハサミを入れている最中でした。そのときケータイに着信があったのです。すぐにピンときました。これは市役所からの連絡だと。

 

短いやり取りが終わると、Yはすぐ家の中に駆け込んできて、パソコンをいじっていた私に抱き着いてきました。彼女が何も言わなくても、その意味するところを分かっていたので、椅子に座ったまま彼女を抱きしめてあげました。感極まった彼女は今にも泣き出しそうでした。それほどまでに彼女は私との結婚を待ち望んでいたんだな、と改めて認識しました。

 

婚姻届けをするためにチェンマイ市役所に行ったのは4月22日のことでした。「電話で連絡しますので待ってください」と言われました。Yは待ちきれなくなって、今月中旬に市役所に足を運んで、いつごろ返事がもらえるか聞きました。窓口の女性は「待ってください」と何の愛想もなく答えただけでした。

 

タイ人女性と外国人男性との結婚については、最近偽装結婚が多発して問題になっているので、「婚姻届けは慎重に時間をかけて検討せよ」というような指示がタイ政府から出されているようなのです。日本の総領事館からも、「最近は数か月かかるのはザラのようです」と言われていました。そういう状況を理解したYは長く待たされることを覚悟していました。それでも毎日のように、「早く結婚できますように」と祈り続けていたようです。その甲斐あってか、およそ1か月後の今日、市役所からOKの返事がきたので彼女は感極まったのです。確かに早いのかもしれません。本当にロン・プ・ドゥー(30年ほど前に亡くなったタイのスーパー僧)が助けてくれたのかもしれませんね。

 

チェンマイ市役所は明後日の水曜日を指定しました。彼女はさっそく証人となってくれる2人の親戚の女性を確保しました。私はというと、「あ~あ、いよいよ結婚まであと2日しかないとすれば、別の女性を探す時間がないじゃないか」と言いました。Yは「それは残念でしたね」と大笑いです。これでスーパー嫉妬深い彼女の欠点が少しはよくなってくれれば、私も安心して暮らすことが出来そうです。ちょっぴり寂しい気持ちもないとは言いませんが、心の底から嬉しそうにしているYを見ると、「これでよかったんだな」と思います。

 

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