昨日のわが家の夕食に一人の女性を招待しました。引っ越ししてちょうど1か月、家に人を呼ぶのは初めてでした。と言っても、午後6時に玄関の木製のドアをコンコンと叩いたのは、わずか100メートル先の家に住むYのお姉さんでした。ごくごく短い距離なのに、バイクに乗ってやってきましたね。さすがタイ人です。

 

初めてのお客さんなので、食事の様子を写真に撮ろうとずっと思っていたのですが、いざお姉さんがテーブルに就くと、用意してあった料理をお皿によそったり、コップに水を注いだりしているうちに写真のことはすっかり忘れてしまいました。なので、Yの作ったお得意の魚料理と大根の味噌汁、私が腕を振るったマーボー豆腐などの写真はおろか、お姉さんの写真も1枚もありません。

 

実はお姉さんがYの料理を口にするのは初めてなのだそうです。本当かどうかは怪しいいのですが、Yは自分の家で作った記憶がないと言います。お姉さんと長い間一緒に暮らしていて、しかも台所もあるのに、料理したことがなかったというのです。一方のお姉さんも、仕事が終わると外で食べて帰るか、総菜を買って来てご飯だけ炊飯器で炊いて食べるという生活のようで、どちらかが料理を作るなんてことは全くなかったのだそうです。ちょっと信じられませんが、案外タイ人はそういう生活の人が多いのかもしれません。。

 

ところで、お姉さんはソンクランの間は自分の店を閉めていて、土曜日からずっと家にいたそうです。昨日は朝からヨーグルト以外は何も食べていなくて、私たちが山盛り作った料理の半分くらいはお姉さんが平らげてくれました。もちろんご飯のお替りも。

 

お姉さんは49歳で結婚歴もなく子供もいません。去年のYの真似をして、マッチングアプリに登録して相手を探しています。でも今のところその気配はないようで、Yはお姉さんの将来をいつも心配しています。いいお相手が見つかるといいなと思います。Yと同じチェンマイの大学を出ていて、それほど達者ではありませんが英語も分かります。職歴は保険会社に長く勤めた後、今は自分で美容院を経営しています。とても明るくて健康的な女性です。誰かいませんかね?

 

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村