今日は不整脈のフォローアップのために病院へ行ってきました。薬を飲み始めてから1か月、自覚症状としての不整脈は殆ど影を潜めています。

 

担当の女医さんは今日とった心電図には殆ど目を触れることもなく、「ご自分ではどんな感じですか?」と質問してきました。「そうですね、滅多に不整脈を感じることはなくなりましたが、階段を上る時などは息切れします」と答えました。その答えが気に入らなかったようで、息切れの状況について突っ込んできました。私は「薬を飲む前よりも息切れが酷くなった気がします。きっと不整脈の薬の副作用ではないかと思います」と答えてしまいました。

 

「それはないと思いますよ。じゃあ今日は息切れの原因をハッキリさせるために心臓に負荷をかける検査をしますが、よろしいでしょうか」

 

つまり、その息切れの原因が心臓にあるのかどうかを確かめるために、心電図をつけたまま走ることになってしまいました。走ると言ってもジムによくあるランニングマシンの上です。負荷をかけて心電図に異常が出れば血管が詰まりかけている可能性があるというのです。心電図に異常が出なければ、息切れの原因は下半身の筋肉の衰えのせいなので、とくに問題はないそうです。いずれにせよ、女医さんは薬の副作用説をあっさりと否定しました。

 

 

検査着に着かえさせられ、胸にはたくさんの心電図の電極をつけられました。腕には血圧計です。走っている時(私の場合は実際は早歩きでしたが)、2分に一度の割で血圧を測ります。

 

 

最初はゆっくり、だんだん床に勾配がついてきて、スピードも速くなっていきました。操作するのは女医さんです。心拍数が上って来て、120を超えるあたりまで負荷をかけます。あとでYに聞くと、時間にして10分くらい運動させられたようです。本当に走ったわけではありませんが、坂道をかなり早歩きする感じで、けっこうキツかったです。でもYによると、見ていた2人の看護師さんが「うわー、すごい。全然大丈夫そうですね」と感心していたそうです。

 

検査の結果は「全く異常ありません」でした。そして1か月前から飲み始めた不整脈の薬は1か月後のフォローアップの時まで「錠剤を半分にして飲んでください」と言われました。それで不整脈をほとんど感じないようなら、薬はストップし、また悪化するようなら元の量に戻すのだそうです。

 

結果は良かったのですが、この検査、とても高かったんです。心電図を付けて、ジムにあるランニングマシンの上を10分間ほど早歩きしただけなのに、5,000バーツ近く取られました。検査技師じゃなくて医師が直接行う検査なので高いのかも知れませんね。そう言えば、胃と腸の内視鏡検査も医師がやりますから、すごく高かった記憶があります。3年前ですが、同じシーパット病院で2万バーツくらいかかりました。

 

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