家と言っても借家ではありません。もうそれは解決済みです。今日はチェンマイ郊外のサンパトーンという町にあるランナー時代の古い伝統家屋が保存されている場所を訪ねました。ふらっと行って見学料もなしに10棟ほどある家の中に自由に入れます。タイ語で「フアンポー・サラデーン」、英語では「Sala Daeng House(サラデーンハウス)」と呼ばれています。

 

 

ランナー時代と言うと13世紀から18世紀ごろにかけてになりますが、ここの家屋がいつ頃のものかは確認できませんでした。とにかく古いことは確かです。

 

 

ほとんどの家屋はだだっ広いので、かなりの富豪が住んでいたのだと思います。

 

 

この家は階段を上った2階が広場のようになっていて、大きなテーブルがありました。宴会場として使われたのでしょうか。きっと結婚式などもここで行われたのではないかと思います。↓

 

 

フロアの隅っこには台所がありました。昔はこんな台所だったのですね。

 

 

反対側から見るとこんな感じです。

 

 

 

これは来客に出す水を入れる容器です。昔からタイでは客人に必ず水を出す習慣があったようですね。

 

 

 

これは集落の重要なイベントの時に使われたと思われるランナー調の山車です。美しい女性たちが乗ったのでしょうか、それとも新郎新婦?あるいはお坊さんかもしれませんね。

 

「ランナー調の家」はチェンマイではたまに見かけますが、この集落のようにほぼ昔のまま保存されて公開されている場所はないと思います。今日は見物客は私たち以外は見かけませんでした。中には小さな古い家もあって、ここを管理している人たちが何家族か住んでいました。その居住エリアに間違って入り込んだ私たちにも丁寧に挨拶してくれました。ガイドブックに載っていないかもしれませんが、一見に値します。

 

最後に、数百年前の家の中で撮った私たちです。今日は喧嘩しませんでした。

 

 

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