このところ、
毎日のように
「優等生」について考えている。

きっかけは、
八木さやさんのブログ記事と、
中1の息子が優等生の沼に
はまり始めている気がしたから、
私がこのままじゃいけないのでは、、と思って。
ナリ心理学の子育て論はいつも秀逸。ぐっさぐさ刺さる。


私は子どもの頃から
休むことや辞めることへの罪悪感が半端ない。


多分、
父が平日にパジャマで家にいるとき、
あぁお父さんは今日も仕事休むんだ。

お母さん一日機嫌悪いだろうな。。
あの日のイヤな気持ちが蘇る。

躁のときに調子良く交わした私との約束は
鬱のときには嘘のように忘れてしまう。
動かず会社に行かない父。
父はきっと
会社に行ける状態ではなかったんだと、
今ならわかるけれど。
熱もないのに何で休んでるんだ?って
子どもの頃はわからなかった。
仕事をサボってる
悪い大人なんだと思っていた。


だから私は、
たとえ行きたくなくても、
熱が出ていなければ、
学校へも習い事へも行った。
時には泣きながら。

そういえば、
小学生の頃、、、
原因不明の熱が
一週間以上続いて
学校に行けなくなった時期があったな。
あれ、何だったんだろう・・・
体の悲鳴だったのか。
心の悲鳴だったのか。



そんな私が母親になって、
息子のことを
休ませてあげられない母親になった。
行きたくない・・・と言われれば、
熱がないから行きなさいと言ったし、
熱が出たら出たで、
だから、
髪乾かしてから寝なきゃダメだって言ったでしょ?
と、怒鳴った。
どうしてこの時期に限って熱出すのよ!とか。

大丈夫?
という優しい心より先に、
何でよ!?
と、責められている気持ちでいっぱいになった。

私は、
急な予定変更に
心が追いつかないことが多い。
息子のことも夫のことも
自分のことも責めた。

他のお母さんたちから、
念のため休ませる
なんて話を聞いたときには、
私にはその余裕?優しさ?がないことを
責めた。


私はなにをそんなに焦っていたのだろう。
怖がっていたのだろう。


息子は中学生になってから、
学校も部活も、
無遅刻無欠席で通っている。
毎年のようにかかっていた
冬の風邪やインフルエンザも
今年はない。
体が成長して強くなってきたことを
嬉しく思いながら、
無理してるのではと、心配もある。

なんて勝手なんだろう?


1度疲れがたまっていたのか、
休みたがっていた日に、
休んでいいよ、って言ったけど、
授業に遅れたらイヤだから・・・・と、
無理して登校した。

それでいて、
○○先輩が部活遅刻した!
とか、○○くんが休んだ!なんていう話を
ちょっとうらやましそうに話す。

すごくよくわかる・・・
授業についていけなくなるのが怖かったし、
へへへ、遅刻しちゃったーって、
先生に怒られながらも、
笑いながらいられる友人のこと、
私もすごくうらやましかった。
私にはそれが絶対に出来なくて。
 


去年の今頃、
息子は熱を出して、
遠足を休んだ。
どうしてこの日に限って。
大切な引っ越し前の友達との思い出なのに。
私が管理してあげられなかったからだ。
あの日も、すごくすごく自分を責めた。


休みたいときに休めない私。
辞めたいときに辞められない私。
私自身が一番つらかったのに。
誰よりわかっているはずなのに。

熱が出てしまって、
遠足に行けなくなって
一番悲しんでいるのは息子のはずなのに。
私がなにをしようがしまいが、
熱が出るときは出るのに。


息子に休ませてあげられない私がいるということは、
私は私にまだまだ自由に
休ませてあげられないということ。


罪悪感と向き合いながら
行ったり来たり。

まずは私が、
私の体の楽を選択して生きると決める。
そこから始める。