日々、 生命と真剣に向き合ってきた人の言葉は、 《《尊い》》
タイトルに書いたのは、
Dearニッポンで、紹介されていた
トド漁師 『俵 静雄』さんの言葉
《トドが悪いんじゃねぇ すべて人間が悪いんだ》
礼文島の漁師 俵さん ❨８８才❩
魚網を破り、魚を食べてしまう《トド》
毎年、ロシアから《トド島》に来て、冬を越す
その間、トド漁師たちは、
国の許可を得て
トドを撃ち、駆除する
８８才の俵さんは、一発でしとめる名手
トドを苦しませないように、
手負いのトドにさせないように
揺れる船の上から、
海面に頭を出したトドを狙う
『人間が、魚を捕るから、腹をすかせたトドが、網を破るんだ
トドが悪いんじゃねぇ すべて人間が悪いんだ』
『トドも動物だ 人間も動物だ』
babaの心にグサッと刺さりました！
日々、生命と真剣に向き合っている人の言葉は、《尊い》
生命は、どんな小さな生命も どんな大きな生命も 人の生命も みんなみんな繋がっている
人間の都合優先で、他の特定の生き物たちの生命をコントロールするのは、
間違っているかもしれない
コントロールの手段は、慎重に考えなければならないのですね
誰もみな
お互い、生きるために 必要な分だけ
生命をいただく
いただかざるを得ないのだから……
だからこそ、無駄にしてはいけない！
って、
あらためて気付かされました
俵さんは、
しとめたトドのお腹に
胎児を見つけた時は、
罪のない胎児の生命を奪ってしまったと
剥製にして、大切にしている
毛並みを整え、優しく撫でて……
愛おしそうに……
「胎児に、まったく罪はない！」
って言って……
俵さんは、今、末期の肺癌
「死は、死で認めるし、病気は、病気で認める」
と言って、
手術を断り、
今も、毎日、海に出ている
《潔い！！》
《動物愛護》って、よく使われる言葉だけど、
人間も含めた全ての動物の生命を大切にするということなんですよね
みんな、生命をいただかなくちゃ、生きていけないんですから……
