あたしンち
304話 みかん、ひとりはイキイキ?
2005年8月27日放送
⧉ あらすじ
夏期講習が終わり、ガッカリのみかん。そんなに勉強熱心だったのとしみちゃんは驚くが、家にいる事が寂しいらしい。
みかんがいうには、皆と会わなくなって家にいるのは舞台から離れて舞台裏で出番を待っている時のような感覚らしい。
一人でいる時は不定形の生き物、友達といる事ではじめて形になる。
「それってアイデンティティ? 哲学の話?」としみちゃん。そんな難しい話をしたつもりはないらしい。
一方でしみちゃんは一人のがイキイキするようだ。「一人でイキイキ?」と一人で部屋中走り回るしみちゃんのイメージw
「だったら一人でいると大笑いする?」とみかん、それも違う。
そんなこんなで帰宅したみかんは母に話すと、母は一人じゃないと自分らしさをだせないというが、十分だせていると思うし、母が一人でいる時なんて寝てるイメージしかないとみかん。
その後、雑誌を読んで、この話をしみちゃんにしようと思ったが、明日は会えない。
だったら一人で楽しめる事をしようとハイテンションに掃除をはじめる。その姿を見たユズヒコに「まさか、暑さで?」と心配されるのだった。
⧉ 感想
外向的か内向的かの話。あたしンちって、さらっと深い話をしてくる。
みかんは外向的、しみちゃんは内向的。
ついでにいうと母は外向的、ユズヒコと父は内向的と思われる。
内向的って友達ができないとか寂しい人のイメージをする人もいそうだけどそれは違う。
一人が好き、一人の時間がほしい人。あくまでスタンスなのである。
むしろ一人が好きでも人付き合いが上手い人もいる、しみちゃんはそんなタイプだろう。
反対に言えば外向的でも友達が上手くできない人もいる。
みかんの場合は極端だと思うが、外向的にとっての内向的は想像しにくいものだろうか。
一人でイキイキとは? しみちゃんが私と同じとすると、大笑いもはしゃぐ事もないが、他人に縛られない環境になる事で頭の中がフル回転する事。
あと、みかんって人が大好きな寂しがり屋なだけで、ぼーっとしてるようで頭をフル回転させていたり、一人で集中しすぎて時間を忘れたりで、内向的な面もあるんじゃないかと思う。