ちびまる子ちゃん 22話
1990年6月3日放送
アニマックスで再放送を視聴
まるちゃん文通をはじめる
急いで帰宅してきたまる子はお母さんに手紙は届いたか聞く。実はこの時代、文通ブームでまる子は神奈川の浜田さん、沖縄の与那嶺(よなみね)さん(どちらも同い年の女の子)と文通をはじめていた。浜田さんからは写真も届き、可愛い女の子だった。まる子も負けずに花輪くんの家の前で写真を撮って欲しいとお姉ちゃんにお願いするが、お姉ちゃんはそんな見栄っ張りはよくないと言い、結局自分の家の前で撮ることになるが、まる子はふざけてヒーローの変身ポーズみたいなポーズで撮影。
一方で、与那嶺さんはカセットテープが届くが、再生するとなかなか個性的な声でしかも友達がいないという悩み相談と独特な民謡が入っていた。それを聞いて青ざめるまる子とお母さんだったが、まる子は友達なんて気が付けばできてる、そんなに落ち込んじゃダメと励ましの言葉を録音、さらにはまる子とお父さんのデュエットも録音してしまう。
学校でまる子がたまちゃん、ユミ子ちゃんと話していると、相手にお土産をもらったと話すので羨ましく思うまる子。それからまた二人の手紙が返ってくる、浜田さんは風邪で休んでいたら好きな男の子がお見舞いにきてくれた、告白したほうが良いのかとう悩み相談だった。まる子はお母さんにどうすれば良いかと聞くが、お母さんはリスクを考えしないほうが良いと提案するので、まる子はそう書くが、お父さんが近づいてきたので、今度はお父さんに聞いてみると、俺だったらすると答えるので、でもやっぱりしたほうが良いと書き足す。
一方で与那嶺さんは励ましの言葉と歌が嬉しかったという返事がくる、沖縄にいつか来て欲しいと書かれていたので、まる子はお母さんに行こうと話すが、そんな余裕はないとあっさり断られる。
さらにはお話してみたいと書いてあったので、まる子はさっそく話す内容を決めて、電話をしてみるが、緊張してしまい、お母さんにバトンタッチ、お母さんも緊張しながら与那嶺さんに代わってもらう(電話に出たのは与那嶺さんの母)、まる子に戻って好きな色はと聞くと、与那嶺さんはピンクと答える。電話代がかかるので3分までと決められてしまい、また今度とすぐにきってしまったが、よくよく考えたら好きな色なんてどうでも良い質問だったと気づいてしまう。手紙で与那嶺さんがもうすぐ9歳になる事を知り、(お礼に期待して)何か買ってあげようと考える、友蔵とデパートに出掛けて、静岡らしく笠を買い、それ送る事にした。
そしてまた数日たって手紙がくるが、浜田さんは気が合わないと言われて、最後の手紙になってしまう。曖昧な答えを書いてしまったとはいえ、少し可愛いからって何も終わりにしなくてもと怒り気味のまる子。
一方で与那嶺さんはへんてこなプレゼントすら喜んでくれたので嬉しく思う。誕生日に期待するが、結局すぐに手紙は途絶え、誕生日プレゼントを貰う事はできなかった。
自習時間大好き
つまみ食いしたせいで夜中にお腹が痛くなってあまり眠れなかったまる子は寝不足になりながらも学校に登校。たまちゃんに腹痛を話すと、大変だったと励まされる。それを偶然聞いた関口はつまみ食いでもしたかとからかい、たまちゃんが酷いと怒るが、侮れない奴と思うまる子。たまちゃんが算数の宿題を提出しないと、と話すので、すっかり忘れていた事を思い出し、まる子は青ざめてしまう。
時間になっても先生は来ない、丸尾は何かあったのかもしれないと職員室へ行ってみると戸川先生が風邪で一時限遅れて来ると判明。
自習で大喜びのまる子、関口も他の生徒とお話したりと好き放題。あっと言う間に一時限が終わるが、今度は校長先生が来て、戸川先生は結局来れなかったと話す。自習で自分の長所を作文にする課題が出たが、再び腹痛になったまる子。たまちゃんが保健室へ連れていってくれる。
寝不足もあり、放課後まで爆睡してしまったまる子、すっかり腹痛も治り、教室に戻るが算数の宿題は今日提出らしく、出せない人は居残りでやらなくてはいけないらしい。
待っててくれたたまちゃんが帰ろうと誘うが、たまちゃんをおいて腹ペコになりながら関口と宿題をやる事になってしまうのであった。