ジョーさんが席につき、ドームの入り口が閉じられる。その時点で、ドームの中は完全に外界と切り離されて、エネルギーが変わって行くのがわかる。
ジョーさんが挨拶をし、少しイニーピーについて話し、さぁ、始めようとした時にお母さんと男の子が「無理かも〜。」って。この親子さん、実は狭所恐怖症だったらしく、親子してって言うのも、まら因果な。
それでも「折角ここに来れたのだし、横になっていれば大丈夫🙆みんなもいるしね。」ってみんなからの応援を受けて、そこに止まる事に。通常の真っ暗なイニーピーではなく、ほんのり明るくて周りが見える状態だったのが、この親子にとっては良かったのかも。閉所恐怖症なのに真っ暗は、流石に恐怖だと思うから。
とりあえず、落ち着いてセレモニーの再開。
ジョーさんがゆっくりとドラムを叩く。まるで鼓動の様に。そして、優しい声で歌い出す。同時に、真っ赤にやけた石たちに水がかけられ、一気に水蒸気と熱がドームの中に充満して行く。汗が一気に吹き出す。
ドラムのビートがドンドン早く、力強くなって行き、ジョーさんの歌う声も大きく力強い歌声に。
その頃には、ドームの中の世界とか、ドームの中の人とかの境界線が無くただ「そこにいる。Being 」
そして、自分の口からも音が流れ出し、歌になって、ジョーさんの歌っている音のエネルギーと重なって行く。さらに高く、さらに強く。(内心、えっ、そんな高い音出ないよ。そこまで行くの?って思うほどに)
ドームの中のエネルギーがどんどん上がって行く。気持ちが良い。この一体感。母なる大地の子宮の中では、みんなが彼女の種子であり子供たち。無条件に受け入れられて行く様な感覚。もう、必要のない感情や記憶、自分では覚えていないけれどさいぼうで覚えている記憶、そんなエネルギーを、汗と共に手放して行く。それがどんなエネルギーであっても、母なる大地が包み込む様に受け入れてくれる。そして「私」と言う存在を。スピリットの歌声に体を任せながらも、そんな事を感じていた。ドラムビートがゆっくりとなって行き、ジョーさんの歌声もゆっくりとなり、感謝の言葉を述べて、第一ラウンドが、終わった。そして、ドームの入り口は開かれて、涼しい風が入って来る。
「自分」に戻る。閉所恐怖症の親子も途中で出る事も無く、無事にやり切りました。すばらしい。
ちなみに、第1ラウンドは、東、男性性、幼児期、始まり、と言った意味があります。
第2ラウンドは、西、女性性。男性性が、思考とするなら女性性は、ハート❤️本能とか直感とか。
第2ラウンドは、閉所恐怖症の親子は疲れたみたいで、参加せずに、ドームの側で待っていました。(ドームの側にいるだけでも、エネルギーを感じる事は、出来ます。)
プロセスは、第1ラウンドと同じで、石を運び込み、入り口を閉めたら、感謝の言葉と共に石の上に水をかけ、ジョーさんの声とドラムビートによって始まる。
この頃になると、暑さと、蒸気と、エネルギーでただぼーっと感じているだけ。意識はぼーとしてるのに、相変わらず口から歌が流れ出す。男性性の時とは違う、女性である事の強さみたいな物を感じる。どこか懐かしさを感じるメロディー。でも、相変わらずのハイトーンで歌のでなかなかな感じでした。
第3ラウンド
ちょっと北だったか、南だったか忘れてしまったのですが、ご先祖様と対話する時間でした。真ん中の火に向かって座るのでは無く、火を背にして外側に向かって座ります。そして、おじいちゃん、おばあちゃん、ご先祖様たちと対話します。
さすがにこの時は、エネルギーがガンガン上がる感じでは無く、優しく穏やかに見守る感じのエネルギーで、私自身も意識がちゃんとそこにあってご先祖さま方と、お話させて頂きました。今の自分があるのは、ご先祖さま達がいて下さったからですから。感謝の気持ちを伝えました。
第4ラウンドは「自分」
この時は、外に出ていた親子も入って来たいと言う事で、みんな揃ってのラウンドでした。
「自分」に向き合い、「自分」と対話する。
少しずつ自分の感情が、上がっては消え、上がっては消えを繰り返す。とても面白かったです。
全てのラウンドを終えて、みんな汗だくだく。
それぞれの感想を、伝えて行く。
そして、みんなの顔が、とても明るく晴れやかに見えていた。
ちなみに、私の感想は、年齢も性別もボーダレスで、みんな一緒なんだ。でした。😆😆😆
まだまだ続きます。
小冊くらいは、書けるんじゃ無いかと思うくらいの情報量で。🤣🤣🤣