「 果樹カメムシ類 」
平年の約20倍で大量飛来のおそれ
静岡県内で28年ぶり
「 病害虫発生予察警報 」 発表 2026年度全国で初
= 静岡県
静岡放送 ( SBS ) 2026年10月1日(木)
19時47分 配信
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静岡放送
静岡県は10月1日、ミカンや柿などの果樹に大きな被害を及ぼす 「 果樹カメムシ類 」 が今後大量に飛来する恐れがあるとして、県内全域に 「 病害虫発生予察警報 」 を発表しました。
【写真を見る】カメムシの影響で変色したミカンなど
県内で 「 病害虫発生予察警報 」 が発表されるのは、1998年の 「 カンキツかいよう病 」 以来、28年ぶりです。果樹カメムシ類に対して警報が発表されるのは、県内では初めてだということです。
また、2026年度の果樹カメムシ類の警報発表は全国初です。
■ 山間部のヒノキ球果における平均寄生数は平年の約6倍
警報の対象となる病害虫は、果樹カメムシ類のチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシの3種です。
対象作物は、かんきつ、落葉果樹 ( 柿、キウイフルーツなど ) で、発生が予想される地域は県内全域、発生が予想される時期は10月です。
県によりますと、県内4か所に設置された 「 予察灯 」 における平均誘殺数が平年の約20倍に達し、山間部のヒノキ球果における平均寄生数は平年の約6倍だということです。
■ カメムシ大量発生の要因は
県は大量発生の要因について、餌となるヒノキ球果の量が非常に多かったことや、8月前半まで雨が少なく、増殖に適した環境だった可能性があると指摘しています。
果樹カメムシ類の果樹園への飛来は、県西部を中心に9月上旬頃から一部のほ場で確認され始め、9月中旬以降は中部エリアでも飛来が確認されています。
果樹カメムシ類は例年10月末頃まで飛翔を続けるため、今後も山間部から園地への大量飛来が続くと予想されています。
■ 被害拡大のリスクが非常に高まっているとして警報へ引き上げ
県は、8月26日に 「 注意報 」 を発表して注意を呼びかけていましたが、被害拡大のリスクが非常に高まっているとして警報へ引き上げました。
「 ほ場 」 で少量でもカメムシの発生を確認した場合は、集合フェロモンを放出してさらに仲間を呼び寄せる前に、直ちに薬剤防除を行うよう求めています。
また、周辺の 「 ほ場 」 で大量飛来がみられる場合にも、飛来前の予防的な薬剤散布を行うよう呼びかけています。
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