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富士山の火口付近で

心肺停止の3人を発見

静岡県警の山岳救助隊が救助に向かい

身元の確認を急ぐ

 

静岡朝日テレビ 2024年6月26日(水)

13時59分 配信

 

静岡県警の山岳救助隊・富士山山頂付近

 

富士山の静岡県側の火口付近で3人が意識不明の状態で発見されました。3人はすで心肺停止の状態で、警察が身元の確認を急いでいます。

 

 静岡県警によりますと、富士山の静岡県側の火口付近で登山客とみられる3人が倒れているのを県警の救助隊員が発見しました。

3人は別々の離れた場所で発見され、すでに心肺停止の状態だということです。

警察は当時、富士山へ登山に出かけその後、行方不明となっていた東京都日野市の会社員の男性の捜索に当たっていたということです

 

警察は3人の身元の確認を急いでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士山火口に遭難男性の遺体

静岡県警が収容 別の2遺体も発見

 

あなたの静岡新聞 2024年6月26日(水)

14時09分 配信

 

富士山の山頂付近=2023年8月1日

(静岡新聞社)

 

23日に富士登山をしていた東京都日野市の会社員男性(53)が行方不明になった遭難事故で、静岡県警は26日までに男性とみられる遺体を富士山火口内で発見し、同日収容したと明らかにした。男性の捜索の過程で、火口内で別の成人登山者の2遺体も見つかった。

 

県警によると、身元が分からない2遺体は後日引き上げる。関係者によると、昨年9月からの富士山閉山期間中に本県側と山梨県側で複数の行方不明届が出されているといい、2遺体は冬季登山者の可能性もあるという。

 

県警によると、会社員男性は小山町の須走口5合目に車を止め、山頂まで登山したとみられる。男性の家族は、22日 午前10時ごろに山頂付近の写真が送られてきたのを最後に連絡が途絶えたことから、23日 午前6時ごろに110番した。男性は救助用のヘリコプターに位置情報を伝える機器を所持していた。

 

関係者によると、男性はショートスキーを持って登山し、残雪のある火口付近で滑走しようとしていたとみられる。

 

御殿場署は「富士山を身近に感じる人も増えているが、閉山中の登山は周囲に人がほとんどおらず、常に危険と隣り合わせ」と危険性を指摘。「事前に登山届を出し、十分な装備と余裕を持った登山を徹底して」と呼びかけている。

 

県警が公表したデータによると、富士山の本県側で2023年中に発生した山岳遭難は75件 (前年比19件増) だった。遭難者数は85人 (同26人増) で、県内全体の山岳遭難者の56・6%を占めた。内訳は病気28人、転倒21人、道迷い15人、疲労12人、滑落3人、転落1人などで、死者5人 (同1人増) 、重傷者9人 (同4人増) 、軽傷者15人 (10人増) 。登山時に体力を使い果たし、下山中に足に踏ん張りがきかなくて転倒したり、疲労で行動不能になったりするケースが目立ったとした。

 

同年7月1日~8月31日に絞ると、発生件数は61件 (同14件増) 、遭難者数は64人 (同16人増) だった。死者1人 (同1人増) 、重傷者5人(同1人増) 、軽傷者 (同10人増) 。富士山世界文化遺産登録10年の節目であったことに加え、新型コロナウイルスによる行動制限がなくなったことなどにより夏季登山者が増えたことで、山岳遭難者も増加したとみられる。

 

静岡県側3ルートは7月10日に開山日を迎える。県警は山岳遭難の防止に向け(1) 登山計画の作成と万全な装備品の準備 (2) 登山計画書・登山届の提出 (3) 地図やコンパスの携行と活用法の習得 (4) 手入れされた登山靴や登山用具の使用 (5) 悪天候や視界不良、体調不良などの際の早めの状況判断 ― などを呼びかけている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【速報】富士山の火口付近で3人死亡 

ガス? 低体温症? 専門家は

 

テレビ朝日系(ANN) 2024年6月26日(水)

17時25分 配信

 

All Nippon News Network (ANN)

 

富士山の火口付近で見つかった3人について、死亡していたことが新たに分かりました。

 

 

 

 

■ 富士山の火口付近で3人死亡

 

富士山の山頂にある火口付近。静岡県警察本部によりますと、26日に登山客とみられる3人の遺体が見つかりました。

場所は静岡県側。3人は火口の内側で発見されたとみられます。

 

一体、何があったのでしょうか。

 

 

 

 

■ ガス?低体温症?専門家は

 

警察によりますと、発見の経緯はこうです。

21日夜、東京・日野市に住む50代の会社員が富士登山に行くと家族に告げ、家を出ました。

 

 

 

 

ところがその後、連絡が取れなくなったため、警察の山岳遭難救助隊が23日から捜索にあたっていました。そして26日、登山者が遭難に備えて携帯する発信器を感知。3人が倒れているのが見つかったのです。

 

 

 

 

 

 

ただ、この3人は警察によりますと、同じ場所で見つかったのではありません。警察は3人は行動をともにしていたわけではないと見ています。

 

 

 

 

では、この3人に何が起きたと考えられるのでしょうか。

 

 

 

 

上級登山インストラクター 栗山祐哉さん

 

 

 

「一番は低体温症とかじゃないですか。寒い状況だと2時間や3時間で

  死んでしまうことも。バラバラの場所で亡くなっていたとしたら、

  低体温症の可能性が一番高いのでは」

 

 

 

 

 

 

 

富士山頂の21日からの最低気温はマイナス1.2℃から4.9℃の間を推移しています。

 

 

 

 

 

 

上級登山インストラクター 栗山祐哉さん

「気象状況や気温によっては滑落のリスクも考えられる。今の時期だ

  と日中の気温はプラス気温で雪は溶ける。夜間が氷点下になれば日

  中、溶けたシャーベット状のものがカチカチの氷のようになること

  も考えられる」

 

 

 

 

 

 

「(Q.ガスの危険性は富士山登山で考慮するか?)通常、釜も深いの

  で、富士山の火口付近でガスによる影響は考えなくていい」

 

 

 

 

それぞれ性別は分かっておらず、このなかに日野市の会社員が含まれているのかも不明です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士山の火口で3人の遺体

静岡県警管轄では2024年1月と6月に登山者が行方不明に

捜索中に発見

 

テレビ静岡 2024年6月26日(水)

18時17分 配信

 

テレビ静岡NEWS

 

 

 

 

6月26日までに富士山の火口で3人が心肺停止の状態で見つかり、その後死亡が確認されました。静岡県警には2024年1月と6月に登山者の行方不明届が出されていて、2人はいずれも都内在住の男性です。

 

 

 

 

富士山で心肺停止の3人を発見 うち1人は6月22日以降連絡が取れない東京都日野市の男性と確認

 

 

 

 

警察は火口で見つかった3人のうちの1人について、行方不明届が出ていた登山者と確認しています。

 

6月の行方不明者の捜索中に発見

 

 

富士山 (26日 午後2時頃撮影)

 

まだ雪が残る富士山の山頂。

 

その山頂の火口で、数人で担架を引っ張る警察の山岳遭難救助隊の姿が確認できます。これは6月26日 午後2時頃に撮影された映像です

 

静岡県警によりますと、6月21日に「富士登山に行く」と家族に告げて行方がわからなくなっていた都内在住の男性について県警の山岳遭難救助隊が捜索していたところ、山頂の火口で3人が倒れているのを発見しました。

 

 

富士山

 

3人の性別や年代はわかっていませんが、いずれも意識はなく心肺停止の状態だったということで、警察が救助活動を行っています。

 

 

 

 

県警によりますと、富士山に向かったとみられる登山者では2024年1月と6月にいずれも都内在住の男性あわせて2人の行方不明者届を受理しているということです。

 

 

 

 

行方不明者の発信機で位置を確認

 

 

 

 

 

 

 

 

富士山・富士宮口5合目

 

富士宮口5合目から斉藤力公 記者が伝えます。

 

斉藤力公 記者:

こちらの富士宮口5合目の駐車場には警察車両や救急車は見当たりませんが、登山者とみられる車が少し見られます。

 

先ほど頂上まで登ってきたという登山者に話を聞いたところ、頂上付近では風が強い時間帯があり、9.5合目以降は雪が多く残っていた場所もあったということです。

 

警察によりますと、心肺停止の状態となっている3人は山頂からブルドーザーを使ってこちらまで搬送される予定だということです。

 

3人のうち1人は東京都日野市の50代の男性と判明していて、この男性が位置情報を示す発信機を持っていたことが発見につながったということです。

 

他の2人も登山者とみられていますが、性別や年代は今のところ明らかにされていません。

 

静岡県警ではその後、3人についていずれも死亡を確認しています。