【速報】
アルゼンチン『万博撤退』
ロシア、メキシコに続き3カ国目
独自パビリオン11カ国業者決まらず
関西テレビ 2024年6月20日(木)
17時00分 配信
建設中の万博会場
来年の大阪・関西万博で独自のパビリオンを出展する予定だったアルゼンチンが、万博から撤退することが分かりました。
これで撤退を表明した国は3カ国になります。
アルゼンチンは、来年の大阪・関西万博で「タイプA」と呼ばれる独自のパビリオンを建設する予定でしたが、博覧会協会の幹部によると、万博から撤退する意向を固めたということです。
■ 急激なインフレ進行で不況深刻化のアルゼンチン
アルゼンチンでは去年、急激なインフレの進行で不況が深刻化し、経済の再建策を争点に争われた大統領選挙で、政府の補助金の大幅削減を主張した新政権が誕生しています。
これまでに、万博で独自のパビリオンを出展する予定だった、ロシアとメキシコも撤退を表明しています。
■ 11カ国の建設業者決まらず
万博会場となる夢洲
さらに、アンゴラ・ブラジル・トルコの3カ国は、協会が建設して引き渡す「タイプX」にスロベニア・ナイジェリア・イスラエル・パキスタン・アルメニアの5カ国が協会が建設する建物を複数の国で共同で利用する「タイプC」に移行することが分かっています。
また、現在も11カ国の建設業者が決まっていません。
アルゼンチンが大阪万博撤退
財政悪化が理由
時事通信 2024年6月20日(木)
18時12分 配信
工事が進む2025年大阪・関西万博の会場
=4月2日、大阪市此花区 (AFP時事)
2025年大阪・関西万博で自前のパビリオンを建設する予定だったアルゼンチンが撤退することが20日、分かった。
外務省が同日までに、ホームページに掲載する参加国リストから同国を削除した。
関係者によると、インフレによる国内の財政悪化を理由に辞退するとの連絡があった。自前のパビリオンを予定していた参加国の撤退はメキシコ、ロシアに続き3カ国目。
「アルゼンチン」と「ニウエ」が
万博撤退決まる
理由は『国内の厳しい財政状況』
『人員確保が困難』など
MBSニュース 2024年6月21日(金)
10時34分 配信
MBSニュース
大阪・関西万博からアルゼンチンなど2か国が撤退することがわかりました。
自見万博担当大臣は来年4月に開幕する大阪・関西万博に自前のパビリオンで参加予定だった。アルゼンチンと、ニウエの2か国が万博参加から撤退すると発表しました。
関係者によりますと、撤退理由は両国共に国内事情だということで、アルゼンチンは急激な物価上昇などにより国内の財政状況が厳しく、ニウエは準備のための人員確保が難しいなどと説明しているということです。
これまでに大阪・関西万博から撤退したのはメキシコ・エストニア・ロシアの3か国で今回で合わせて5か国となりました。
一方、自見大臣は新たにバルバドスとシエラレオネの2か国が万博に参加すると話しました。
【速報】イランが独自パビリオン建設断念
各国の「簡易施設」への移行進まず
数十億円捻出の案浮上
関西テレビ 2024年6月25日(火)
9時34分 配信
関西テレビ放送
大阪・関西万博に出展するイランが、独自パビリオンの建設を断念したことが分かりました。
イランの万博担当者は25日、関西テレビの取材に対し、「タイプA」と呼ばれる独自のパビリオンの建設を断念すると話しました。博覧会協会が簡易の施設を建設して引き渡す「タイプX」に移行するということです。
大阪・関西万博で独自パビリオンの建設を予定していた国は当初60カ国でしたが、国内事情などで断念する国が相次ぎ、現在は、50カ国となっています。
25日時点で独自のパビリオン「タイプA」を出展する国のうち、10カ国程度の建設業者が決まっておらず、博覧会協会が代わりに簡易の施設を建設して引き渡す「タイプX」を提案しています。
協会は、変更を想定して「タイプX」9棟の建設を進めていますが、現時点で移行したのは4カ国にとどまっています。
「タイプX」の整備費用などは出展する国が負担することになっていますが、関係者によるとすべてを回収することは難しい見通しだということです。
回収できなかった分は、会場建設費の予備費130億円から数十億円を捻出する案が出ていて、今月末の理事会で協議される予定です。
イランが自前建設型での万博出展を断念
共同通信 2024年6月25日(火)
14時56分 配信
2025年大阪・関西万博に参加するイランが、自前建設型パビリオン「タイプA」での出展を断念し、日本側が建設を代行する簡素型「タイプX」に移行する方針であることが25日、同国関係者への取材で分かった。