靖国神社への落書き
中国政府「理性的に表現するよう注意」
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024年6月3日(月) 19時05分 配信
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東京・千代田区の靖国神社で中国籍の男が石柱に落書きした事件を受け、中国外務省は外国にいる中国人に対し、不適切な行動を控えるよう呼びかけました。
中国SNSに投稿された落書きの様子
中国外務省 毛寧 報道官
「外国にいる中国国民が現地の法律や法規を遵守し、理性的に要求を
表現するよう改めて注意する」
中国外務省の3日の記者会見では、靖国神社の石柱への落書きや尿をかけるような行為をめぐり、記者から「中国人は海外でどう振る舞うべきか」と質問が出ました。
これに対し、毛寧報道官は靖国神社について「日本軍国主義が発動した対外侵略戦争の精神的道具とシンボルだ」と非難する一方、「外国にいる中国国民が現地の法律や法規を遵守し、理性的に要求を表現するよう改めて注意する」と述べ、不適切な行動を控えるよう呼びかけました。
日本の靖国神社に「トイレ」と落書き、
小便するしぐさまで ・・・
動画に映った男の正体は
朝鮮日報日本語版 2024年6月3日(月)
11時32分 配信
靖国神社(東京都千代田区)に赤いスプレーで書かれたとみられる落書きが発見され、現地警察が捜査に着手した。こうした中、容疑者と推定される男が、靖国神社の石柱に小便をするしぐさをして、スプレーで落書きをする様子が撮影された動画が公開された。産経新聞などが2日に報道した。
報道によると、現地警察は1日午前、「靖国神社」と書かれた石柱に赤いスプレーでトイレを意味する英単語「toilet」が書かれていることを確認した。同日午前6時20分ごろ、通行人がこの落書きを発見し、警察に通報したという。落書きが発見された後、石柱の下半分は目隠しのためのブルーシートで覆われ、スプレーを消す作業も行われた。
同日、中国の交流サイト(SNS)プラットフォーム「小紅書」では、ある男が靖国神社の石柱に赤いスプレーで落書きする様子が撮影された動画がシェアされた。
動画を見ると、男は自らのことを英語で「アイアンヘッド (鉄頭) 」と名乗り、「日本政府の核汚染水の海洋放出に対して我々は何もできないのか」などと言っている。動画のこの男は暗闇の中、石柱に向かって小便をするような姿勢を取った。その後、ポケットから赤いスプレーを取り出し、石柱に英単語で「toilet」と書き、立ち去った。
これを見たある日本のネットユーザーは、この男が写っている動画をSNS「X(旧ツイッター)」でシェアし、「お巡りさんコイツです !
逮捕してください」と投稿した。
日本の警察はこの男を有力な容疑者と見て、器物損壊容疑で捜査に乗り出した。
靖国神社は明治維新前後に日本で発生した内戦や、日本が起こした数多くの戦争で死亡した約246万6000柱の英霊を追悼する施設で、太平洋戦争のA級戦犯14人も合祀(ごうし)されている。
チョン・アイム記者
靖国神社の石柱に落書き
赤スプレーで「トイレ」意味する英語
TBSテレビ 2024年6月1日(土)
14時26分
東京・千代田区の靖国神社の石柱に落書きがされているのが見つかりました。赤いスプレーで「トイレ」を意味する英語が書かれていたということです。
靖国神社の入り口にある石柱の一部がブルーシートで覆われています。
きょう午前6時20分ごろ、千代田区九段北の靖国神社で、入口近くにある石柱に落書きがされているのを通りがかった人が見つけ、近くにいた警察官に申し出ました。
警視庁によりますと、落書きは赤いスプレーによるもので「トイレ」を意味する英語が書かれていたということです。
今のところ、ほかに落書きは見つかっていません。
警視庁は器物損壊の疑いで捜査しています。