サイクリングの日 ・・・ 2 | 大阪ミナミの山小屋(別館)だより

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大阪ミナミの避難小屋 ろっぢ・・・
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・・・ つづき  
 
 
 
1990年代になってからは、
仕事や 諸々の事情から自転車に乗ることも少なくなった ・・・
 
まぁ 
北海道 道南 や 男鹿半島、角館、鹿角 など
今では 熊の出没などで行き難くなった東北地方へのツーリングに
出掛けたりは、してたんやけど ・・・
 
専ら 登山へと傾倒してましたなぁ。
つか、仕事に追われて
趣味に時間を費やすることが減ってましたわ。
 
で、再びサイクリングを始めることになったんは
2008年の ろっぢ の開店が契機でしたわ。
 
まぁ とは言っても、登山と自転車の二足の草鞋 ・・・
のんびり、ゆっくり
ぼちぼちと 行きますわ。
 
 
2010年5月13日 平野区喜連町
 
 
 
 
 
現在 所有している3台の自転車のなかの一台 ・・・
650B ホイールの
「フォルテ」ライトツーリズム。
 
古いタイプのランドナーを1~2泊程度の軽い旅や
日帰りの山岳サイクリングを目的に造った自転車。
 
今は、電装にトラブルを抱えているものの
最も気軽に使える自転車だと思う ・・・
 
 
2010年10月1日 柳生街道 滝坂
 
 
 
柳生街道 峠茶屋
 
 
 
2010年10月17日 滋賀県 木ノ本町 富田酒造
 
 
 
 
現在 所有する最古の自転車 ・・・
1982年製の「フォルテ」デ・モンターブル。
 
完成当初の姿とは、やや変わっては居るものの、
40年以上にもなる旅の伴侶。
 
 
 
 
当時、サイクリングの趣味界で静かなブームになっていた
クラシック・パーツ。
 
そんなクラシック・パーツで昔を味わいたくなって
部品集めから始めて、漸く 組み上げた自転車。
 
当初は、淡いパール グリーンのフレーム カラーに
英国製の BLUEMELSCLUB SPECIAL」の濃緑のガード。
 
ビルダーの故 田川氏の奥様 “幸ちゃん” に
「御洒落な自転車」と言わしめたモデル ・・・
 
今では 印象もかなり変わってしまったけど、
1950年代の使用感を伝えてくれます。
 
 
                    HurétTour de France」RD
 
 
                         HurétRigid」 FD
 
 
クラシックパーツに700C というスタイル乍ら
これまでは結構、過酷な山岳ルートに付き合ってもらった
自転車やけど ・・・
 
そろそろ 小屋番の体力減退を考慮して
Stronglight #52 とSimplex 49×45T のギヤ板は、今後
Stronglight 49D と 杉野 プロダイナミック 48×40T に
変更の予定 ・・・
 
まぁ 昔の趣味としてのサイクリングは、
旅の楽しみと同時に
機材としての自転車に手を加えるのも また楽しみですわ。
 
 
2010年11月13日 三重県 奥香落渓
 
 
現在所有する 2台めの デ・モンターブル。
 
1985年製の比較的シンプルなランドナー タイプの700C
700×28C という細身の足回りながら
浅間山1200m林道や八ヶ岳大幹線林道、矢ノ川峠など
結構、ダートへも ・・・
 
まぁ 今どきの自転車ブームは、
嘗ての手作り (オーダーメイド) の自転車ではなく
マスプロメーカーの市販車ばかり ・・・
 
走る方も、NPO団体や企業の開催するイベントが主流。
地図と睨めっこして行き先や行程を考える
旅を味わうサイクリングは、下火になりましたなぁ ・・・
 
元号が、平成・令和と変わるにつれ
街の自転車工房 (ビルダー) は、どんどん その数を減らし
サイクリストも その質を変えてきたように思いますなぁ。
 
 
2010年5月13日 大和川河畔
 
 
小屋番の「フォルテ」のビルダーの
田川今朝七郎 氏もすでに故人。
奥様の幸子さんも ・・・
 
もう 世に「フォルテ」が生み出されることも無く
小屋番の頭の中に刻み込まれた
あの頃の サイクリングも ・・・
 
時の彼方に、消えてゆくんでしょうなぁ。