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GW期間の人流、昨年より減少

インバウンド回復も旅行代金高騰で

国内旅行は低調

 

産経新聞 2024年5月8日(水)

22時05分 配信

 

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ゴールデンウイーク中に観光客で賑わう大阪・ミナミ

=4月30日午後、大阪市中央区

 

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行してから8日で1年となった。移行後初のゴールデンウイーク(GW)期間中の人流を分析したところ、全国7都市の主要計9駅では昨年比1~2割ほど減少。訪日外国人客(インバウンド)の急回復で、旅行代金が高騰しており、国内旅行などが落ち込んだとみられる。

 

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【表で見る】大型連休中の主要駅周辺の人出

 

産経新聞は人工知能(AI)システム会社「クロスロケーションズ」(東京) に人流の解析を依頼スマートフォンの位置情報に基づき駅周辺半径500メートル内の来訪者数を推計した。位置情報は国内居住者が対象で、インバウンドは含まない。

 

主要駅は札幌▽新宿▽渋谷▽名古屋▽金沢▽梅田▽難波▽三宮▽博多 - の計9駅で、GW中の4月29日~5月6日 (一部平日を含む) の8日間について人流を比較すると今年は昨年比で19~8%減少した。

 

最も落ち込みが激しかったのは金沢駅。3月の北陸新幹線の延伸開業が追い風となる一方、1月に発生した能登半島地震の影響が残ったとみられる。

 

旅行会社大手「日本旅行」(東京)によると、昨年はコロナ禍での旅行自粛の反動から、5類移行に先立ち国内旅行が活況となったが今年は国内旅行の予約件数が前年比で約3割減少した。同社の広報担当者は「今年はインバウンドが増え、旅行代金の高騰や観光地の混雑への懸念から、GWを自宅で過ごす人が増えたのでは」とみる。

 

各航空会社はインバウンドの増加に伴い、この1年間で就航再開を本格化。関西国際空港の国際線では、GWの1日当たりの総旅客数が、前年実績比6割増となる6万2100人程度と見込まれている。

 

GWの関空発着の国際線旅客数が前年比で77.7%増えた格安航空会社ピーチ・アビエーションの広報担当者は「国際線旅客数はコロナ禍前と同水準。旅行マインドが順調に回復している」とする。

 

一方、記録的な円安を背景に日本でインバウンドが消費を拡大させる中、物価高も相まって旅行代金は高騰している。総務省の消費者物価指数によると、今年3月の「宿泊料」は前年同月比で27.7%増加。国内旅行客にとって厳しい状況となっている。