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【速報】                  

妊娠した交際相手の女性を殺害し

奈良の山中に遺棄

二審も懲役18年の判決 被告側の控訴棄却

被告「自殺を隠すため」無罪主張も

高裁「不自然で信用できない」

 

読売テレビ 2024年3月25日(月)

11時01分 配信

 

末海征河被告

 

 

2016年、京都府井手町で、当時19歳の交際相手の女性を殺害した罪に問われ、一審で懲役18年を言い渡された27歳の男の裁判の控訴審で、大阪高裁は25日、被告側の控訴を退け一審と同じ懲役18年を言い渡しました。

 

末海征河被告(27)は、2016年、京都府井手町に住んでいた木村京花さん(当時19)を殺害した罪に問われています。

 

木村さんは事件直後から行方不明になっていましたが、2022年、交際相手の末海被告が木村さんの遺体を遺棄したと認め、供述をもとに警察が奈良県の若草山を捜索したところ、骨の一部などが見つかりました。

 

末海被告は、殺人の疑いで逮捕され、逮捕直後の調べでは殺害を認めていましたが、2023年、京都地裁で一審の裁判が始まると一転、「 殺していません 」と起訴内容を否認しました。

 

供述を変えたことについて末海被告は「 自殺を隠すためだった。自分が殺したと言った方が、木村さんのためじゃないかと思ってウソの供述をした 」と説明し、弁護側も「 木村さんは末海被告がいない間に自殺した 」などと無罪を主張していました。

 

2023年7月、京都地裁は「 関係の悪化から突発的に犯行に及んだ。被害者が自らの子どもを妊娠していると知りながらも殺害に及んだ点も見過ごすことはできない 」として裁判での末海被告の供述は信用はできないと判断し、求刑通り懲役18年の実刑判決を言い渡し、その後、末海被告は判決を不服として控訴していました。

 

25日の判決で大阪高裁は、「 逮捕後の取り調べで自白した供述内容は、実際の状況とよく整合していて十分信用できる。他方、裁判で殺害行為を否認する説明は不自然で信用できない 」として、末海被告側の控訴を棄却しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【速報】                 

妊娠中の婚約女性を車中で絞殺

遺体は奈良の若草山に ・・・

男の控訴を棄却 懲役18年の1審判決支持

大阪高裁

 

MBSニュース 2024年3月25日(月)

11時02分 配信

 

末海征河被告

 

妊娠していた婚約女性を8年前に絞殺した罪に問われ、1審で懲役18年の判決を言い渡された男の控訴審。大阪高裁は3月25日、男の控訴を棄却しました。

 

1審判決によりますと、末海征河被告(27)は、2016年10月に京都府井手町で、交際相手の木村京花さん( 当時19 )を、車の中で首を絞めて殺害しました。

 

骨の一部や母子手帳が奈良・若草山で見つかる

幼なじみだった末海被告と木村さんは当時婚約していて、木村さんは妊娠もしていました。美容師の国家試験に向けて専門学校に通ってもいました。

 

殺害直前、木村さんが末海被告を激しく詰問していたのを、木村さんの母や妹が目撃。その後、木村さんの行方が分からなくなりましたが、末海被告は「 仲直りして家の前まで送った 」とウソの説明をしたうえ、木村さんの家族や友人とともに木村さんを探すふりもするなど、“ 行方不明を偽装 ” しました。

 

6年後の2022年2月、京都府警が末海被告を取り調べると、被告が「 両手で木村さんの首を絞めて殺害した 」「 遺体は若草山に遺棄した 」という旨を自白。府警が捜索したところ、若草山で木村さんの遺体の骨の一部や、母子手帳が入ったトートバッグが見つかりました。

 

 

“ 被害者は自殺 ” などと無罪を主張も ・・・ 京都地裁は懲役18年の判決

 

末海被告はその後一転して、否認に転じます。

 

1審の裁判では「 自分が少し車を離れた際に、木村さんが携帯電話の充電コードを巻きつけて自殺した 」「 自殺したのが知られると可哀想なので、行方不明になったことにしようと思って遺体を遺棄した 」として、無罪を主張しました( ※ 死体遺棄罪は時効が成立していたため、起訴は殺人罪のみ )。

 

京都地裁は去年7月の判決で、「 木村さんは将来を悲観するような状況にはなく、自殺する理由や兆候はなかった 」「 充電コードを首に巻きつけ緩まない状態にして死ぬという、手の込んだ方法で自殺するとは考え難い 」として、裁判での被告の供述は信用できないとしました。

 

そして、「 被害者から激しく詰問されて衝動的に犯行に及んだ。その詰問は、事件に至るまで場当たり的なウソをついていたことに起因していて、被害者に落ち度はない 」と述べ、懲役18年の判決を言い渡しました。

 

判決を不服として、末海被告は大阪高裁に控訴。控訴審で被告側は「 自白の任意性に疑いがある 」「 否認に転じた後の供述のほうが信用性が高い 」などとして、改めて無罪を主張していました。

 

1審判決を支持 被告の控訴を棄却

大阪高裁は3月25日の判決で、「 虚偽の自白を誘発するおそれがあるような、不当な心理的影響を与える捜査官の言動はなかった 」「 自白から否認に転じた合理的な理由がなく、被告の否認供述は信用できない 」などとして、1審判決を支持。末海被告の控訴を棄却しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈良・若草山を捜索

不明19歳女性の所持品発見 京都の殺人事件

 

朝日新聞デジタル 2022年2月16日

11時41分

 

京都府警の任意同行に応じる末海征河容疑者=2022年2月15日午前7時7分、京都府井手町

 

 

2016年10月に行方不明になった京都府井手町の女性 ( 当時19歳 ) を、当時殺害していた疑いが強まったとして、京都府警は16日、同町の会社員、末海征河( すえうみせいが )容疑者(25)を殺人容疑で逮捕し、発表した。「 交際女性を殺したことに間違いありません 」と供述し、容疑を認めているという。

 

捜査1課によると、末海容疑者の逮捕容疑は、16年10月22日ごろ、女性を井手町内で殺害したというもの。府警が15日朝に任意同行を求め、詳しく事情を聴いたところ、容疑を認めたという。

 

さらに供述に基づき、奈良市内の若草山の山中を捜索したところ、女性の所持品を発見したという。府警は、女性の遺体が周囲に遺棄されている可能性があるとみて、16日も捜索を続けている。府警は遺体が見つかっていないとして、女性の氏名を公表していない。

 

5年前に行方不明、19歳女性を殺害容疑 京都府警、20代男を逮捕

 

女性は16年10月22日、家族に目撃されたのを最後に行方がわからなくなっていた。同25日に、家族が京都府警田辺署に行方不明者届を出していた。

 

府警は当時、2人が交際していたとみて調べている。捜査関係者によると、女性は行方不明になる直前に、自宅近くで末海容疑者とみられる男と口論する姿が目撃されていたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お姉ちゃんの時間返して」

京都女性不明、双子の妹の胸中は

 

産経新聞 2022年3月8日

 19時31分

 

                 木村京花さん(ツイッターから)

 

 

平成28年10月に交際女性を殺害したとして、殺人の罪で京都府井手町の末海征河( すえうみ・せいが )被告(25)が起訴された事件で、被害者の身元が交際相手の木村京花 (きょうか)さん=当時 (19)=と判明した。行方不明になって約5年。無事を祈っていた遺族は明らかになった事実に悔しさをにじませた。

 

「 成人式を控え、これからというときだったのに」。京都府警が身元を発表した8日、同町の自宅で木村さんの双子の妹(25)は取材に応じ、心中を明かした。

 

当時、木村さんはスタイリストを目指す専門学校生。美容技術を競うコンテストで入賞するほどの腕前で国家試験を控えていた。

 

末海被告とは同じ高校に通う幼なじみで、交際を始めたのは高校3年生のとき。けんかは珍しくなかったが、それでも仲が良かった-。間近にいた妹の目にはこう映った。

 

2人を知る友人らによると、末海被告は木村さんの両親にあいさつを済ませ結婚も認められていた。当時木村さんは妊娠しており、妹にも赤ちゃんが写ったエコー写真を見せて 「 かわいい 」とつぶやき、生まれてくるわが子を楽しみに待っていたという。

 

その直後に木村さんは失踪した。妹が姉の姿を最後に見たのは行方不明になる数時間前。末海被告と自宅近くで口論する様子を見たといい、「 無理やりにでも家に連れ帰っていれば 」と悔やむ。

 

 

 

 

寂しがりで家出ができるような性格ではない 」と、姉を探すために末海被告とも頻繁に連絡を取り合い、一緒に探したことも。一方で、約半年後には末海被告が友人と遊ぶ姿を会員制交流サイト( SNS )に投稿するようになったことで見るのがつらくなり自然と疎遠になっていったという。

 

 

 

 

失踪から約5年が経過し明らかになった事実に、妹は「 お姉ちゃんとおなかの中の子供の命が奪われた。お姉ちゃんの時間を返してほしい 」と涙を浮かべて語った。