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【山形】                

冬山でまた遭難か

西吾妻山に入った男性戻らず

10日捜索も発見に至らず

 

さくらんぼテレビ 2024年2月10日(土)

18時15分 配信

 

さくらんぼテレビ

 

 

米沢市の西吾妻山に入った静岡県の男性が遭難した恐れがあるとして、警察などが捜索している。

 

遭難したとみられるのは、静岡県沼津市の植松信吉さん(63)。警察によると、 9日昼、米沢市内のホテルから「 宿泊していた植松さんが戻ってこない 」と通報が入った。

 

植松さんは8日朝に登山の格好で外出し、白布温泉にあるロープウェイ駅のカメラに山頂方面に向かう植松さんと見られる男性が映っていた。

 

下山した姿は確認されず、警察は遭難の恐れがあるとして、10日 朝から消防などと登山道周辺を捜索したが発見には至らず、午後3時にこの日の捜索を打ち切った。

 

登山口がある天元台は8日は終日くもりで、連日氷点下の気温が続いているという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西吾妻山で男性(63)遭難か

警察などが山中捜索も発見に至らず

ロープウェイで山頂方面に向かうも

その後 行方不明

 

YBC山形放送 2024年2月10日(土)

18時17分 配信

 

山形放送

 

 

 

 

 

米沢市の西吾妻山に登山に入ったとみられる63歳の男性の行方が分からなくなっています。警察や消防で10日朝から山中を捜索しましたが、発見には至りませんでした。

 

9日 午前11時ごろ、米沢市内のホテルから「 宿泊客が戻らない と警察に通報がありました。

 

 

 

 

宿泊していたのは静岡県沼津市の植松信吉さん(63)で、8日のあさ、登山の服装をしてホテルを出て以降行方が分からなくなっています。

 

 

 

 

警察が調べたところ、米沢市の天元台高原ロープウェイ湯元駅の監視カメラに植松さんとみられる男性がロープウェイに乗って、西吾妻山の山頂方面に向かう様子が映っていました。下山した映像は確認されておらず、警察は山で遭難したとみています。

 

 

 

 

警察や消防は10日朝から18人態勢で西吾妻山の周辺を捜索しましたが発見には至らず、この日の捜索は午後3時に打ち切られました。

 

 

 

 

11日あさから捜索を再開する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蔵王山と西吾妻山、60歳以上の遭難相次ぐ

年齢も考え、準備と計画を

 

山形新聞 2024年2月11日(日)

12時24分 配信

 

 

蔵王山と西吾妻山に本県から入った登山客の遭難や救助がこの1週間で3件相次いだ。いずれも当事者は60歳以上。米沢署などは10日、西吾妻山で行方が分からなくなった静岡県の60代男性を捜索したが、見つかっていない。冬山は天候が急変しやすく、 霧やホワイトアウトで視界を失う危険性がある。山岳関係者は「 下界とは気候が違う。加齢を考慮した準備と計画が必要だ 」と警鐘を鳴らす。

 

蔵王山では7、8の両日に遭難と救助が計2件あった。徳島県の70代男女と寒河江市の70代男性の計3人が山形市の蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅から地蔵岳に登山し、帰路に視界が悪くなり道に迷った。樹氷見学に来た福岡県の80代女性と長崎県の70代女性は共に低体温症とみられる症状となり、70代女性は意識がなくなった。110番通報の約2時間前の8日正午時点で、同駅付近は風速毎秒8メートル、気温は氷点下6度だった。

 

県山岳連盟の井上邦彦理事長( 小国町 )は「 蔵王山や西吾妻山は、装備などの準備が十分でない人でも、ロープウエーなどを使い比較的容易に標高が高い所まで行ける 」と、手軽さに潜む危険性を挙げた。 「 冬山は急に気候が変わる 」と強調し、 標高100メートルごとに気温は0.5~0.6度下がり、風速1メートルごとに体感温度は1度下がると説明。高齢になると筋肉や血管、脳など各機能が衰え、「 加齢を踏まえた計画を立てることが重要だ 」と訴えた。

 

蔵王温泉観光協会(山形市)によると、国内外から樹氷を見に訪れる観光客は新型コロナウイルス禍前の水準まで戻りつつある。問い合わせには、地蔵山頂駅付近の気温や積雪状況などを伝えている。冬山に適した服装が分からず聞いてくるケースも多く、黒崎広宣事務局長は「 山を甘くみないでほしい。命にかかわるので、万全の準備で来てほしい 」と話す。

 

井上理事長は、海外からの観光客やスキーヤーなどについて「 こちらの想定を超えた行動を取ることがある。言葉の壁もあり対策は急務だ 」と指摘。県警地域課は、登山に慣れた人も油断は禁物だとし 「 決して無理せず、ルートや現場状況を確認して、柔軟に判断してほしい 」としている。