下山中に両足がつり動けず ・・・
岡山の男性を島根県の防災ヘリで救助
登山届は未提出
BSS山陰放送 2023年10月26日(木)
21時02分 配信
山陰放送
鳥取県の烏ヶ山で25日、下山中の男性(57)の両足がつり、防災ヘリコプターで救助される事案が発生しました。男性の命に別状はないということです。
防災ヘリコプターで救助されたのは岡山県岡山市に住む会社員の男性(57)です。
琴浦大山警察署によりますと、25日 午後3時13分、鳥取県の烏ヶ山 ( 標高1448メートル ) に登山をしに来ていた男性から「 下山中に両足がつって、動けない者がいる 」と119番通報がありました。
通報を受け島根県の防災ヘリコプターが動けなくなった男性の救助活動を行い午後5時3分に男性を救助。その後救急隊に引継ぎ、鳥取県米子市内の病院に搬送されました。男性は意識があり、外傷もないということです。
男性は、5人で登山しに来ていて、午前10時ごろ鏡ヶ成キャンプ場から烏ヶ山に入山し、午後0時30分ごろ山頂に到着。
午後1時30分ごろ下山を始めたあと、道中で両足がつり、休んでも症状が改善しなかったため、同伴者が119番通報したということです。
5人とも登山届は未提出でした。
全国的に山の事故が多発しているため、警察は、登山をされる方は万全な体調管理、綿密な登山計画、十分な装備品の準備と確実な登山届の提出により安全に登山をしていただきたいとしています。
今回の事案の救助体制 : 警察12人、消防30人、消防防災ヘリコプター1機