降車は自己責任で ・・・ | 大阪ミナミの山小屋(別館)だより

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自己責任 ・・・

 

     2022年2月 湖西線にて

 

 

無責任で 便利な言葉やけど、

 

乗客の安全と生命を預かっている

乗務員が、それを言うかぁ!?

 

 

 

 

 

 

 【大雪】満員電車5時間出られず酸欠状態も「まさか自分が…」 乗客が語った車内の空気

( 2023年1月25日、京都新聞 )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大雪で列車が立ち往生

「 自己責任で降車 」JRが釈明

 

テレ朝news 2023年1月25日

22時55分

 

大雪で立ち往生した列車内での「 降りて頂く際は自己責任で 」というアナウンスに対して議論が巻き起こっています。

 

 

 

 

車内アナウンス :「 降りて頂く際には恐れ入りますが、自己責任で

           のご案内となります 」

 

アナウンスがあったのは京都市内で5時間近く立ち往生した列車内。長時間待たされ、息苦しくなった乗客の1人が降りたいと乗務員に願い出たところ、拒否され、このようなアナウンスがあったというのです。

 

 

 

 

 

 

 

JR西日本によりますと、24日夜から25日未明にかけて、雪によるポイント故障でJR京都線と琵琶湖線の複数の列車が乗客を乗せたまま立往生しました。「 自己責任 」というアナウンスが物議を醸したことについて、JR西日本は ・・・ 。

 

 

 

 

JR西日本・三津野隆宏近畿統括本部長 :「 ここで降車して頂くか、車内にお残り頂くかにつきましては、それぞれ判断をして頂きたいという趣旨のことを伝えようとして、そのような言葉を使ってしまったようだ。不快なことを感じられる方もおられたかと思います。それは本当に申し訳なく思っています 」

 

 

 

 

そして、そもそもの原因となった乗客を車内に長時間、待機させるという判断については ・・・ 。

 

 

 

 

JR西日本・三津野隆宏近畿統括本部長 :「( 列車から )降りて頂くことよりは、ポイントの転換不能を解消することを待つべきであろうと 」

 

 

 

 

夜間でもあり、ポイントの復旧を優先させたということです。今回の対応について、ツイッターでは賛否の声が ・・・ 。

 

ツイッターの声 :「 体調不良者いるのにドアを頑なに開けないのは

           本当に謎 」

         「 缶詰状態はつらいとは思うが、JRの判断が正し

           い 」

         「 大雪になると分かって乗ってたんでしょ。それ

           で文句言う?」

 

今回の大寒波。鉄道の立往生は解消されましたが、新名神高速道路では、いまだ立往生が続いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

列車に10時間、乗客憤り ・・・

車掌「 乗客を降ろした方がよい 」

運転指令「 ポイント修理を優先 」

 

読売新聞オンライン 2023年1月25日

23時47分

 

配られた断熱シートにくるまり、JR山科駅近くの地下通路で一夜を明かした帰宅困難者ら

(25日午前6時31分、京都市山科区で)

 

 

今季最強の寒波による大雪が各地で猛威を振るった。立ち往生した列車の中では、最長で10時間近く乗客が閉じ込められ、JR西日本が25日、対応の不手際について謝罪した。高速道路でも多数のトラックなどが動けなくなり、運転手らは疲れ切った表情を見せた。

 

 

「 長時間、列車の運転を見合わせ、ご迷惑をお掛けしたことをおわびします 」

 

 

記者会見で頭を下げるJR西日本の三津野隆宏・近畿統括本部長(手前)

(25日午後、大阪市北区で)

 

 

JR西は25日午後、大阪市北区の本社で記者会見を開き、三津野隆宏・近畿統括本部長が頭を下げた。

 

24日夜から25日朝にかけて、東海道線の高槻( 大阪府 )― 山科( 京都府 )間に、特急や新快速、普通列車など計15本の列車が駅間で立ち往生した。乗客計約7000人が最長で10時間近く車内に閉じ込められた。

 

原因は、分岐器( ポイント )が計21か所で凍結したり、雪が挟まったりして故障したためだった。

 

ポイントには雪をとかす装置があり、社内規定では降雪が予想される場合は事前に点火する。目安は「 6時間の降雪量が10センチ 」で、気象予報会社から提供された予報では8センチ程度とされ、点火させなかった。

 

24日午後6時以降に激しく雪が降り、短時間で15センチ積もった。点火が間に合わず、次々と故障した。その結果、各地で立ち往生が発生し、ガスバーナーなどでポイントの雪を除去する作業を行った。修復したところから列車を最寄り駅へ動かして乗客を降ろしたが、山科駅近くのポイントは修復できなかった。同駅近くで停車していた2本は約3時間半後にその場で乗客を降ろし始め、同駅へ徒歩などで移動してもらった。

 

15本の列車で、乗客が列車内に閉じ込められた時間は最短で1時間42分。最長は湖西線の普通列車の9時間50分だった。

 

立ち往生していたある列車の車掌から「 乗客を降ろした方がよい 」と運転指令に進言があったが「 ポイントの修理を優先する 」とされ、実現しなかったという。

 

湖西線の列車には約1400人が乗っており、24日午後7時40分に山科駅の手前で停車。そのまま動けず、午後11時5分から乗客を降ろし始め、完了したのは翌25日午前5時半だった。

 

この列車に乗っていた大津市の高校2年男子生徒(17)が外に出たのは、25日午前1時30分頃。家族の車で帰宅した。「 もう少し早く降ろすことはできなかったのか 」と憤っていた。

 

乗客を長時間降車させなかった理由について三津野本部長は「 夜間でかなり雪が降る中、多数の乗客を安全に誘導できるか、 躊躇した 」と釈明した。災害級の悪天候が予想される場合、事前に運転の取りやめを決める「 計画運休 」は一部区間で実施したが、東海道線などの主要区間では未実施だった。気象予測の数値が計画運休を行う基準を下回ったためという。

 

JR西によると、15本の列車で16人が体調不良で救急搬送された。多くの乗客が帰宅難民となり、山科駅の構内などでは約1300人が一夜を過ごした。同社は今後、雪をとかす装置を作動させる目安の設定や、乗客を降ろすタイミングが適切だったかどうかなどを検証するという。

 

 

 

 

JR山科駅付近で立ち往生した電車から降り、歩いて駅に向かう乗客ら

( 25日午前、京都市山科区で )読売新聞オンライン

 

 

 

 

JR京都線の満員電車が5時間以上も立ち往生、みんなトイレに行きたがる地獄のような有様に

( 2023年1月25日、U-1ニュース )

 

 

 

 

大雪 鉄道網混乱、朝直撃 京阪神、始発から運転見合わせも

( 2023年1月25日、毎日新聞 )

 

 

 

10時間も車内に閉じ込められ、

救急搬送される乗客が居るという状況で ・・・

 

「 降車は自己責任で ・・・ 」と平生と言う乗務員。

弁解と言い訳だけの企業幹部。

 

乗客の被った苦痛に対して

ペコリと頭を下げるだけの企業の責任 ・・・

 

まぁ これが、現代の

立派な企業理念や社是を掲げる企業なんやねぇ。