今年になって
集めた山岳情報（遭難事故）や報道記事。
５月か ６月頃には、
上期分を纏めたかったんやけど ・・・
槍ヶ岳 北鎌尾根より
この新型コロナ禍に入って
これまでの登山ブームに輪を掛けて増加した山岳遭難。
コロナ禍以前やと、
事故の発生月か、その翌月には うｐ できていたんやけど
昨年あたりからの増加ぶりは、
もぅ 異常なほど ・・・
いっ時の百名山ブームの後に始まった
里山登山の流れ ・・・
高山、低山を問わず押し掛ける登山客。
ハッキリ言って、全てでは無いにしろ ・・・
遭難した登山者の多くは、生還・死亡を問わず
山に登る資格の無い人といっても過言では無い事象が
目立ちましたなぁ。
槍ヶ岳 北鎌平
槍ヶ岳 北鎌沢
中でも小屋番の目を引いたんが ・・・
北鎌尾根や槍・穂高岳連峰の縦走ルート
剱岳 八峰などのバリエーションルートでの遭難ですなぁ。
そして
例年の如く、低山を含む各地の山での道迷い遭難。
で 今年、特に目立ったんが ・・・
疲労による行動不能や躓き、転倒。
ＮＥＴのコメントでは
「 防災ヘリは、タクシーかぁ！？」 と揶揄される有り様。
勿論、身体の異常や危険を感じた時には、
速やかに救助要請するんが最善やとは思うけど、
その前に ・・・
その山行において、いま現在の自分というモンを
見つめ直し ・・・
体力・技術・心身の状態を理解したうえで
勿論、気象状況や行程の難易度を判断して
山に足を踏み入れて貰いたいモンですなぁ。
３０代や４０代で疲労による行動不能を理由に
救助要請をしたなんて事象も ・・・
You Tubeで配信される楽し気な動画や峻険な山に挑む動画、
商業目的の山岳雑誌やガイドブック ・・・
何れも金儲けや承認欲求を満たすためのモン。
決して、安全を約束・保証してくれまへん。
その情報も個々の視聴者や読者にとって
正しい情報とも言えまへん ・・・
剱岳 馬場島
２０１９年８月以来、山に足を踏み入れていない小屋番は、
山行計画の際には、過去の山行記録や
遭難報道の記事などに目を通して
催行に至りますわ ・・・
まぁ こんな事を書いてみても
読む人なんて、殆ど居らんやろうけど ・・・
まぁ ぼちぼち
うｐ していきまっさ。