滑落か 男性の遺体発見
北アルプス五竜岳付近
富山テレビ 2021年6月21日(月)
20時40分配信
富山テレビ放送
21日午前、北アルプス五竜岳付近で身元不明の男性の遺体が発見されました。
遺体が発見されたのは、北アルプス五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間にある通称 「 G5キレット 」 と呼ばれる標高2400メートルの尾根付近です。
黒部署によりますと、富山県側の斜面にピッケルやゴーグルが落ちていて、登山者から滑落者がいる可能性があると警察に連絡がありました。
県警山岳警備隊が、ヘリで付近を捜索したところ、尾根から200メートル程下った斜面に男性の遺体を発見しました。
遺体は腐敗しており、赤い上着に黒いズボン、緑の登山靴を履いていたということです。
警察は、22日以降、司法解剖を行い、死因を調べるともに、身元の特定を急ぐことにしています。
大無間山に出かけた行方不明の登山客
登山道付近で遺体で発見 静岡県
テレビ静岡 2021年6月22日(火)
20時33分配信
テレビ静岡NEWS
静岡市葵区の登山口から山に出かけ行方不明になっていた男性が、山道付近で遺体で見つかりました。
警察によりますと、今年4月、川根本町の大無間山に出かけた兵庫県に住む50代の男性会社員が下山予定になっても戻らず、家族が警察に通報しました。
そして今月3日、登山道付近を散策していた人が骨を見つけ、警察がDNA鑑定し行方不明となっていた男性と判明しました。
周辺からは男性の所持品も見つかっており、警察は事件性はなく何らかの原因で動けなくなり死亡したと見ています。
山中に登山靴姿の男性遺体
滋賀・大津北署が身元調査
京都新聞 2021年6月22日(火)
22時46分配信
滋賀県警大津北署
22日 午後1時10分ごろ、大津市葛川町居町の山中で、男性の遺体を登山中の山岳活動ボランティアが見つけた。滋賀県警大津北署が身元を調べている。
同署によると、男性は70歳くらいで身長約170センチ。やせ形で、青色の長袖シャツに黒色のズボン、登山靴姿だった。
携帯電話つながらず
登山の50代男性行方不明
北海道・幌尻岳
STVニュース北海道 2021年6月23日(水)
13時05分配信
STVニュース北海道
北海道・平取町の幌尻岳に登山に出かけていた50代の男性の行方が分からなくなっていて、警察などは男性が遭難したとみて捜索しています。
行方が分からなくなっているのは大阪に住む50代の男性です。
男性は20日、家族に電話で 「 21日の朝から幌尻岳を登る 」 という趣旨の話をしていましたが、下山予定の22日夜になっても連絡がつかなかったため、娘が警察に通報しました。
警察が行方を捜したところ、登山口付近で男性のものとみられる車が見つかったということです。
男性は携帯を持っているとみられますが電波がつながらない状態で、警察などは男性が遭難したとみて行方を捜しています。
長野県内の山岳遭難発生状況(週報)
更新日:2021年6月28日
1.先週の発生
6月27日
北アルプス 奥穂高岳
66 男 滑落 負傷
単独で、奥穂高岳からザイテングラートを下山中、雪上で足を滑らせ、滑落、負傷
6月27日 北アルプス奥穂高岳の遭難現場の状況
2.山岳安全対策課からのアドバイス
先週県内では、奥穂高岳で滑落による1件の山岳遭難が発生しました。この遭難では、滑落により足を負傷したものの、ヘルメットを着用していたため、頭部への致命的な負傷を免れました。県内の標高が高い山域では、まだまだ残雪があり、転倒や滑落に備えたアイゼン・ピッケルの着装と、ヘルメットの着用が重要です。
登山計画の際には、ルートの最新情報を確認するとともに、自身や仲間の技量に見合った山域を選びましょう。
県内は梅雨前線の影響により、局地的に大雨となった地域があります。登山を計画する際には、里山といえども油断することなく、天候が悪い場合には、登山の中止等を検討しましょう。
また、今月は山菜採り中の遭難が発生しています。山へ入る際には、必ず家族等に行き先を伝えるとともに、単独での入山、行動は控え、仲間と声が届く範囲で行動するようにしましょう。