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日本海中部でM6.1の深発地震

太平洋側が揺れる 「異常震域」

 

ウェザーニュース 2021年9月29日(水)

17時51分配信

 

日本海中部でM6.1の深発地震 

 

9月29日(水) 17時37分頃、日本海中部で深発地震がありました。震源の深さは約400km、地震の規模 ( マグニチュード ) は6.1と推定されます。

 

太平洋側が強く揺れる 「 異常震域 」 と呼ばれる震度分布ですが、たびたび起こることであり異常ではありません。

 

深発地震の特徴 プレートに添って遠方に揺れが伝播

 

 

深発地震による異常震域の模式図 

 

今回の地震は非常に深い所で発生する 「 深発地震 」 と呼ばれるものです。なお一般的に、震源が100kmより深い地震では、津波の発生の可能性は非常に小さくなります。

 

一方、地震の規模が大きな深発地震の場合、遠方に強い揺れが伝わる 「 異常震域 」 と呼ばれる震度分布が見られることがあるため、注意が必要です。多くの地震では震央から同心円状に揺れの強い地域が分布しますが、深発地震では沈み込んだプレートに沿って強い揺れが伝わり、プレート境界に近い遠方で揺れが大きくなる現象を 「 異常震域 」 と言います。

 

今回の地震では地震波が伝わりやすい太平洋プレートに沿って、北日本や東日本の太平洋沿岸に揺れが伝播したものと考えられます。

 

オホーツク海や日本海、三重県南東沖から東海道南方沖、鳥島近海などでは同様の深発地震が発生することがしばしばあり、数年に一度M6以上の規模の地震も発生します。一方、一度の地震での余震がほとんどないことも特徴です。

 

1984年1月1日には三重県南東沖でM7.0の地震が発生し、東京都千代田区や横浜市で震度4を観測しました。こうした地震は津波の発生こそないものの、大きな揺れを伴うことがあるため、注意が必要です。

 

ウェザーニュース

 

 

 

 

 

 

 

日本海が震源

静岡県伊豆市で震度2

津波の心配なし

 

静岡第一テレビ 2021年9月29日(水)

18時13分配信

 

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) 

日本海が震源 静岡県伊豆市で震度2 津波の心配なし 

 

29日午後5時37分ころ、東北地方で震度3の地震があった。この地震による津波の心配はない。

 

静岡県内では

【震度2】伊豆市

【震度1】富士市 沼津市 御殿場市 小山町 伊豆の国市 熱海市 函南町 東伊豆町 松崎町 河津町

 

震源は日本海中部 震源の深さは400km 地震の規模はM6.1と推定される。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本海が震源の地震で 「異常震域」

太平洋側が揺れた理由とは

 

毎日新聞 2021年9月29日(水)

18時51分配信

 

29日の日本海中部を震源とする地震では、震源から遠く離れた場所で揺れを感じる 

「異常震域」という現象が起きた=気象庁のホームページから 

 

29日 午後5時37分ごろ、日本海中部を震源とする地震があり、北海道から関東の太平洋側の広い地域で震度3を観測した。気象庁によると、震源の深さは400キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定される。

 

震源は日本海だったが、震度2や3を観測したのはほとんど太平洋側。専門家によると、揺れがプレートを伝って広がり、震源から遠く離れた場所で揺れを感じる 「 異常震域 」 という現象だという。

 

東京大地震研究所の古村孝志教授 ( 地震学 ) によると、日本列島東側に、陸のプレートに海洋プレート ( 太平洋プレート ) が沈み込む境界がある。太平洋プレートは日本海の下まで続いており、今回の地震はそのプレート内で発生したとみられる。揺れはプレート内を伝わり、震源から離れた北海道から関東の広い範囲に揺れをもたらした。太平洋プレートは地震波を弱めずに伝えやすいという性質を持つという。

 

通常の地震は、震源の真上に揺れが広がるが、今回の地震は、日本海沿岸地域では目立った地震が観測されていない。古村教授は 「 今回の地震の規模や震度は特筆するものではない。ただし、異常震域では通常とは震源と揺れの大きい地域の関係が異なるので注意が必要だ 」 と話す。

【 渡辺諒 】