ハンターでも安心できない。
まして登山の途上では ・・・
クマに襲われ69歳のハンター大けが
「2頭のクマをしとめた」 北海道士別市
HBC北海道放送 2020年8月25日(火)
17時43分配信
HBCニュース
24日、道北の士別でクマに襲われて大けがをしたハンターの男性が、「 2頭のクマをしとめた 」 と話していることがわかりました。
24日午後6時ごろ、士別市朝日町南朝日で、地元の猟友会のハンター濱田義幸 ( はまだ・よしゆき ) さん69歳が、クマに襲われて頭に大けがをしました。濱田さんは、現在も入院治療中です。
当時、濱田さんは1人でクマのパトロールをしていて、見舞いに来た妻に対し 「 2頭のクマを銃でしとめた 」 と話したということです。
「 ( 夫は ) 血だらけで、目は片方つぶれているし、手はかじられたのか引っかかれたのかわからないけど、痕がついて ・・・ 」 ( 濱田さんの妻 )
「 去年よりも ( クマの ) 出没は多いと聞いてますね。気を引き締めてやらなければと支部長ともいろいろ話はしている 」
( 北海道猟友会士別支部・生方輝喜専務理事 )
市や警察などは現場周辺を捜索しましたが、2頭のクマは見つかっていません。けがをしたクマが人を襲う恐れがあり、市や猟友会は、現場周辺の警戒を強めています。
ハンターがヒグマに襲われ重傷 発砲し反撃
・・・ 駆除したかと思いきや"死骸"消える ・・・
手負いの状態で潜伏か
UHB北海道ニュース 2020年8月25日
11時40分
8月24日夕方、北海道士別市でハンターの男性がヒグマに襲われました。
クマはハンターによって仕留められたと見られていましたが25日、猟友会が現場を確認した所クマの姿がなく、現地では引き続き警戒が続いています。
荒川 健太郎 記者:「 浜田さんが襲われた300メートルほど離れた場所では連日のようにクマが目撃されていました。今もクマのものとみられる足跡が残されています 」
24日夕方、士別市の山林をパトロールしていた地元猟友会の浜田義幸さん(69)が、親子とみられるクマに襲われました。
浜田さんは骨折などの重傷です。
浜田さんの長男:「 血だらけだった。頭部が切れ、まぶたも切れて腕が変形していた。クマに叩かれたと言っていた 」
猟友会によりますと、浜田さんは襲われながらも反撃し発砲。24日現場では撃たれたクマ2頭が見つかっていましたが、一夜明けて猟友会が確認したところ、2頭とも姿がありませんでした。
猟友会員:「 おそらく畑で倒したけれど、母グマが息を吹き返して子グマをくわえて山の中に戻ったのでは 」
猟友会は撃たれた親グマが生きていて、" 手負いの状態 " で潜んでいる可能性があるとみて警戒を続けています。
北海道の山々は、羆の住処 ・・・
これまで登山中での羆による獣害は、
比較的少なかったようやけど ・・・
勿論、「 福岡大ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件 ( 1970年7月 ) 」 のような悲惨な事故も起こっているが ・・・
近年、各地の山間部のみならず山里、
街中においても熊の出没や熊との遭遇が
増加していますなぁ。
これからは、
登山装備としての熊対策 ・・・
山行計画も慎重にする必要があるようですなぁ。