豪雨 2020 ・・・ 木曽・飛騨・大分・筑後川 | 大阪ミナミの山小屋(別館)だより

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長野県中南部の 「 大雨特別警報 」 → 「 警報 」 に切り替え

犀川、木曽川 「 氾濫危険水位 」 超える所も

 

NBS長野放送 2020年7月8日(水)

9時54分配信

 

「 大雨警報 」 が発令されている地域

 

長野県の中南部に発令された 「 大雨特別警報 」 は、午前11時40分ころ 「 警報 」 に切り替えられました。ただ、土砂災害や河川の氾濫には今後も警戒が必要です。

 

「 特別警報 」 は、けさ6時40分ころ松本地域と乗鞍上高地、南部の15市町村に出され、気象庁が最大級の警戒を呼びかけました。現在も、長野や松本など39の地域に 「 土砂災害警戒情報 」 が出されていて、引き続き警戒が必要です。

 

梅雨前線の停滞は続くため、今後も局地的な激しい雨に警戒してください。降り始めからけさ7時までの降水量は御嶽山839ミリ。阿智村浪合451.5ミリ。上高地446.5ミリなど、すでに平年の7月ひと月分の量を超えています。

 

川の氾濫も心配されます。犀川は安曇野市の陸郷と長野市の弘崎、木曽川は南木曽町で氾濫の恐れがある 「 氾濫危険水位 」 を超えています。

 

県によりますと、大きな被害は報告されていませんが、国道の土砂崩落などで上高地で観光客ら30人余りが孤立状態になっているということです。

 

梅雨前線の停滞はあすまで続く見込みで、あす朝6時までの24時間に南部で180ミリ、北部中部で120ミリ。さらに、その先の24時間で全県で150ミリが予想されます。

 

 

 

 

 

 

 

岐阜・飛騨川氾濫、浸水や土砂崩れ

2200人以上孤立

 

朝日新聞デジタル 2020年7月8日(水)

11時56分配信

 

山腹が崩れ、土砂が押し寄せた住宅 = 2020年7月8日午前9時51分、岐阜県高山市滝町

 

大雨が続いた岐阜県では、下呂市で飛驒川が氾濫 ( はんらん ) し、住宅が浸水したり、あちこちの道路が冠水したりした。高山市では土砂崩れが起きるなど、県内各地で被害が出た。県によると、8日午前11時現在で下呂市、中津川市、高山市の全域と、関市、美濃市、恵那市の一部地域に避難指示が出ている。

 

 

増水した飛驒川 = 2020年7月8日午前10時30分、岐阜県下呂市金山町下原町

 

岐阜県災害対策本部などによると、8日午前9時現在でけが人は確認されていないが、下呂市萩原町中呂の飛驒川左岸で氾濫が起きて計15戸が床上と床下浸水したほか、下流の白川町でも役場近くを流れる飛驒川の支流白川が越水して住宅街にあふれ出し、民家など数軒が床下浸水しているという。高山市滝町では住宅に土砂が流入した。

 

 

8日午前8時ごろ、岐阜県下呂市の国道41号付近の様子

 

同県災害情報集約センターによると、土砂崩れなどの影響で、高山市内の100世帯269人と下呂市の684世帯1943人が孤立。中部電力によると午前11時半現在、岐阜県内で2千戸以上が停電している。

 

下呂市萩原町で中古自動車販売店を経営する男性(41)は 「 店の近くが浸水しているのを目撃した。従業員と手分けし、早朝から約40台の車を高台に避難させた。早く雨が収まってほしい 」 と疲れた様子で話した。下呂市萩原町北部の新聞販売所によると、配達中に4カ所で小さな土砂崩れを確認し、山側から激しく水が流れていたという。

 

名古屋地方気象台によると、今後も雨は断続的に降り続き、8日午前6時から9日午前6時までに予想される24時間降水量は、岐阜県と愛知県で200ミリ、三重県で120ミリ。国土交通省中部地方整備局は 「 地盤が大量の水を含み、土砂災害や川の水位が上がる恐れがある。上流の雨が時間を経て下流部に影響する可能性もあり、警戒してほしい 」 と呼びかけている。

 

 

 

 

 

 

大分、福岡、熊本で局地的に激しい雨

河川の氾濫、住宅浸水相次ぐ 

九州豪雨

 

毎日新聞 2020年7月8日(水)

11時57分配信

 

大雨により冠水した福岡県久留米市の市街地。右上が筑後川

= 2020年7月8日午前9時31分、本社ヘリから

 

停滞する梅雨前線の影響で、九州北部は7日から8日にかけても、大分

、福岡、熊本県を中心に局地的に激しい雨に見舞われた。大分県日田市では8日、筑後川が7日に続いて再び氾濫したほか、由布 ( ゆふ ) 市で大分川も氾濫。由布市では車が川に流されたと119番があり、4人が行方不明となっている。ほかにも由布市の男性1人の行方が分かっていない。日田市や福岡県久留米市などで住宅などの浸水が相次ぐなど、豪雨の被害が広がっている。

 

【 玖珠川の氾濫で崩落した橋のたもとで片付けをする住民 】

 

玖珠川の氾濫で崩落した橋のたもとで片付けをする住民

= 日田市天瀬町で2020年7月8日午前10時18分

 

 

玖珠川の氾濫で崩落した橋 = 大分県日田市天瀬町で2020年7月8日午前10時29分

 

 

大雨により崩落した鉄橋 = 大分県日田市で2020年7月8日午前9時54分、本社ヘリから

 

気象庁によると、日田市で8日午前0時10分までの24時間で437ミリ、熊本県南阿蘇村で午前5時20分までに391ミリを観測。国土交通省によると、由布市の大分川は午前0時半ごろに氾濫。日田市の筑後川も7日の氾濫が収まった後、8日午前1時15分ごろに再び氾濫した。

 

大分県内では竹田市で8日午前1時20分までに、豊後大野市で8日1時半までにいずれも1時間で約110ミリの雨が降り、記録的短時間大雨情報が出された。

 

福岡県では筑後川沿岸を中心に広い範囲で住宅や田畑が水につかっているのが確認されている。県の8日午前6時現在の集計では、寄せられている593件の住宅被害のうち約9割が久留米市内に集中しており、筑後川の支流の山ノ井川に近い三潴 ( みづま ) 町地区や城島町地区の被害が大きいという。

 

8日午前0時ごろ、由布市湯布院町下湯平の花合野 ( かごの ) 川付近で、車が川に流されたと119番があった。県警や市などによると、車には4人が乗っていたが、女性1人が脱出して木につかまったまま親族に電話し、親族が119番したという。残り3人は車ごと流されたとみられ、県警や消防などが捜索している。脱出した女性とも連絡が取れていない。4人は市内の家族との情報があるという。

 

また、由布市によると、8日午前6時20分ごろには同市挟間町向原で無人の軽乗用車が川に水没しているのを大分県警が確認。同じ車種の所有者の男性の行方が分かっておらず、確認を急いでいる。

 

8日午前5時20分ごろには、竹田市直入町上田北の山の斜面が崩れ、近くの男性から 「 土砂が隣の家に流れ込んでいる 」 と119番。民家が土砂に埋まっており、消防が80代の男女2人を救助した。軽傷で命に別条はないという。

 

6日から7日にかけた大雨で玖珠 ( くす ) 川が氾濫した日田市天瀬町の天ケ瀬温泉街では8日、住民らが家屋に流れ込んだ土砂の片付けに追われた。2日続けての大雨で河川の水位も下がっておらず、時折雨も降る中、不安を抱えての作業となった。

 

 

濁流に削り取られた建物 = 日田市天瀬町で2020年7月8日午前9時46分

 

 

泥だらけになった店舗を片付ける女性。道路には横転した車や流木が残る

= 大分県日田市天瀬町で2020年7月8日午前8時47分

 

「 濁流に流されてきた車もプカプカ浮いとった 」。 流木やゴミが道路にあふれたJR天ケ瀬駅周辺。朝から土砂まみれになった自宅周辺の片付けに追われた女性(72)は前夜、自宅2階で夫と過ごした。「 2階にいるのが一番安全とはいえ、怖くて眠れなかった 」 と疲労の色をにじませた。

 

 

玖珠川の氾濫で川岸の柵には流れ着いた草や木が絡まっていた

= 日田市天瀬町で2020年7月8日午前10時10分

 

 

道路の亀裂に落ちた車 = 大分県日田市天瀬町で2020年7月8日午前6時57分

 

温泉街はJR天ケ瀬駅を中心に約20軒の旅館やホテルが川の両岸に建ち並ぶ。7日朝には川があふれ、温泉街の両岸をつなぐ新天瀬橋はたもとからもぎ取られるように流失した。橋が流れる様子を目撃した近くの60代の女性は 「 雨も強かったけど、橋が流される激しい音が耳から離れない 」 と声を震わせた。

【 平川昌範、飯田憲、河慧琳、吉住遊 】

 

 

 

 

 

 

九州豪雨、筑後川が再び氾濫 ・・・

5県で78万人に避難指示

 

読売新聞 2020年7月8日(水)

12時07分配信

 

広く冠水した福岡県久留米市北野町一帯。上は筑後川

(8日午前10時24分、読売ヘリから)

 

停滞した梅雨前線の影響により、九州北部を中心に8日未明も激しい雨となった。筑後川など大分県内で2河川が氾濫するなどし、福岡県久留米市や大分県日田市の市街地が広範囲で冠水するといった被害が出た。読売新聞のまとめでは、九州各県でこれまでに約1000棟の浸水被害が確認されている。豪雨の中心は東に移り、気象庁は8日朝、岐阜、長野両県内に大雨特別警報を出した。

 

4日から続く豪雨で、熊本県を中心に死者は56人、心肺停止が2人、13人が行方不明となっている。大分県由布市では8日未明、4人乗りの車が川に流されたとの情報があり、県警や消防が現場を捜索しているほか、1人が行方不明となった。長崎市淵町の浦上川では8日朝、70~80歳代の女性の遺体が浮いているのが見つかった。

 

国土交通省は、8日午前0時40分に大分県由布市で大分川が氾濫し、午前1時には同県日田市で筑後川が再び氾濫したと発表した。午前6時現在、九州の全7県で計90件の土砂崩れが確認されたという。

 

読売新聞のまとめでは8日正午現在、福岡県の596棟、鹿児島県の308棟、大分県の64棟が床上・床下浸水している。福岡、大分など5県で計約78万人に避難指示が出た。

 

大雨の被害は市街地にも及んだ。福岡県久留米市では8日午前、床下浸水533棟、道路冠水94件が確認された。大分県日田市でも住宅の浸水が相次ぎ、道路も冠水。道路の寸断などで8か所の55世帯132人が孤立状態となっている。同市中津江地区は全域が孤立しているという。

 

気象庁によると、5日正午から8日午前5時までの降水量は大分県日田市862ミリ、福岡県大牟田市688・5ミリ。大分県竹田市では、レーダー解析で8日午前1時20分までの1時間に110ミリの雨が降ったとして 「 記録的短時間大雨情報 」 を出した。

 

 

 

 

 

 

 

大雨から一夜・・・浸水広範囲に

 

RKB毎日放送 2020年7月8日(水)

12時08分配信

 

福岡県は未明まで降り続いた雨で、各地で浸水の被害が発生し、久留米市などを中心に住宅被害が597件、道路被害が240件、土砂災害が48件確認されています。

 

筑後川沿いの多くの場所でビニールハウスが水に浸かり、農地への被害も今後さらに拡大する見通しです。

 

降り始めの今月5日からの雨量が688.5ミリに達した大牟田市ではこれまでに、87歳の女性と84歳の男性が死亡しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

大分川氾濫、5人不明

久留米・城島は全域が冠水

 

西日本新聞 2020年7月8日(水)

12時28分配信

 

大雨で大分川支流の黒川が増水し、川沿いの民家1棟や橋が流された

= 8日午前7時半ごろ、大分県由布市挾間町

 

梅雨前線の影響で、九州は7日夜から8日朝にかけても猛烈な雨が降り

、大分県内で河川の氾濫が相次ぎ、同県由布市で5人が行方不明となった。福岡県久留米市では城島町一帯が冠水。総務省消防庁によると8日午前5時半現在、福岡、長崎、熊本、大分、鹿児島県の56万2647世帯122万1324人に避難指示が出ている。

 

気象庁によると、大分県竹田市と豊後大野市、熊本県高森町で8日未明に1時間の雨量が100ミリを超えたとみられ、「 記録的短時間大雨情報

」 が出された。7日夜から8日未明にかけて1時間雨量は、鹿児島県鹿屋市81ミリ ▽ 大分県日田市40ミリ ▽ 同県由布市54ミリ ▽ 久留米市24ミリ - など。

 

国土交通省は8日午前0時40分に、大分県由布市の大分川が氾濫したと発表。同県によると、大分川支流近くで午前0時すぎ、避難しようとしていた4人乗りの車が流されたとの119番があり、警察などが現在捜索に当たっている。

 

同市挾間町でも1人が行方不明になっている。県などによると、7日夜に車で外出した40代男性が行方不明となっており、大雨による川の氾濫に巻き込まれたとみられている。

 

同県竹田市直入町では午前5時20分ごろ、民家の裏山が崩れたと近隣住民から119番があった。土砂が民家に流入し、80代のきょうだいが一時閉じ込められたが、約2時間後に2人とも救出された。

 

7日に筑後川が氾濫した日田市では、8日未明に同じ箇所が氾濫し、市営住宅などが浸水した。

 

県内では8日午前7時現在、住宅被害6件、土砂崩れ4件が発生し、日田市などで約4700戸で停電している。日田市などで54世帯129人が孤立状態にあるという。

 

 

              冠水した福岡県久留米市城島町。

   下は筑後川 = 8日午前10時33分 ( 本社ヘリから )

 

一方、久留米市では7日夜から筑後川支流の複数箇所で水があふれ、城島町の住宅地や田園地帯一帯が水に漬かった。市によると、筑後川の水位が高くなったため、支流で内水氾濫が起きたとみられる。市内では8日午前9時現在、計304世帯674人が避難している。

 

福岡市内では崖崩れが11件発生しているが、人的被害は確認されていない。

 

九州自動車道では南関-植木で通行止めが続いた。JR九州によると、九州新幹線の熊本-鹿児島中央は本数を減らして運行。久大線の久留米-日田などは始発から運転を見合わせた。西日本鉄道天神大牟田線の西鉄柳川-大牟田、甘木線全線も始発から運休した。

 

 

 

 

 

 

「 どうして何度も 」

大分で再び豪雨、復旧へ歩み出す矢先

 

朝日新聞デジタル 2020年7月8日(水)

12時29分配信

 

大分川に架かる橋の欄干が壊れ、川岸の建物が崩壊していた = 2020年7月8日

午前8時28分、大分県由布市、朝日新聞社ヘリから

 

 

崩落したJR天神山駅(奥)近くの斜面。手前は大分川

= 2020年7月8日午前8時32分、大分県由布市

朝日新聞社ヘリから

 

 崖が崩れて、民家に

土砂が流れこんだ現場 = 2020年7月8日午前8時8分、大分県竹田市直入町

朝日新聞社ヘリから

 

九州で続く豪雨は被害をさらに広げた。8日未明にかけて再び雨が激しくなった大分県では、日田市の筑後川の上中流部が7日に続いて氾濫 ( はんらん ) するなど、各地で浸水や土砂災害が相次いだ。由布市では複数の人が行方不明になっている。

 

 

風呂場(右)を残して住宅が流された現場           

= 2020年7月8日午前6時41分、大分県由布市挟間町挟間

 

 

筑後川の支流の玖珠川が氾濫(はんらん)し、道路が泥まみれになった天ケ瀬温泉の中心部。

住民らが片付けに追われていた = 2020年7月8日午前10時16分、大分県日田市天瀬町

 

 

氾濫(はんらん)した筑後川沿いの道路は泥で覆われ、ガードレールに絡みついた流木を

住民が撤去していた = 2020年7月8日午前9時7分、大分県日田市

 

気象庁によると、玖珠 ( くす ) 町玖珠では午前1時40分までの24時間雨量で310.0ミリを観測するなど、県内2カ所で観測史上最大を更新した。由布市湯布院など3カ所で7月の雨量としては最大となった。

 

由布市湯布院町では8日午前0時ごろ、「 川に車が流されて、木の上に1人が登って助けを求めている 」 と119番通報があった。

 

 

    橋の下に落ちた乗用車を

調べる警察や消防隊員ら = 2020年7月8日午前8時39分、大分県由布市、朝日新聞社ヘリから

 

 

 

市消防本部によると、助けを求めている女性から連絡を受けた女性の親戚が通報した。車には、助けを求めた女性のほかに3人が乗っていたという。消防本部などが4人を捜している。

 

大分川が氾濫した同市挟間町では、40代男性が行方不明になっている。7日夜からコインランドリーに出かけたまま自宅に戻らず、家族が8日朝、県警に捜索願を出した。

 

竹田市直入町上田北では8日午前5時半ごろ、民家の裏山が崩れた。この家に住む80代の姉弟が流れ込んだ土砂に生き埋めになったが、午前7時半までに消防に救助された。2人とも意識はあるという。

 

筑後川と支流が合流する日田市中心部。同市北友田3丁目で川沿いの2階建て住宅に住む山崎ひとみさん(60)は8日朝、泥水が残る自宅をのぞいて肩を落とした。筑後川は2日続けて氾濫し、自宅の中はひざの高さまで浸水した。

 

親戚に手伝ってもらって半日かけて床の掃除を終えたばかり。親戚宅で一晩過ごしたが、「 夜中の警報が心配で眠れなかった 」。 一夜明け、外に出していた家具は跡形もなく流されていた。「 どうして何度もつらい思いをしなければいけないのか。体力的にも精神的にも疲れました 」

 

近くのアパート1階で一人で暮らす藤田いつみさん(57)は、知人らと泥をかぶった家具を運び出していた。7日の豪雨ではテレビなどが壊れたが、「 掃除すれば、まだまだ住めるはずだった 」。8日朝、避難先から戻ると、冷蔵庫もタンスも倒れ、中に入っていたものが散乱していた。

 

「 昨日の雨で覚悟はしてたけど、これじゃ暮らしていけない。雨が怖くてしかたない 」

 

日田市の天ケ瀬温泉街では8日朝、道路が大きく陥没し、流された車が横たわっていた。創業190年の旅館 「 天龍荘 」 の前には10メートル超の流木2本が流れ着き、7日にいったん掃除した1階ロビーが再び泥だらけに。「 どうしたもんかな。さすがに意欲がわかない 」。 社長の大庭龍一さん(68)は力なくつぶやいた。