ぼちぼち うp している 夏山山行 やけど ・・・
ちょっと急がんとアキマヘンなぁ。
ということで、夕食前の散歩のつづき ・・・
民宿からほど近い所に在る “ 駒ヶ池 ”
晴れた日に池の対岸からは水面に映る
美しい宝剣岳や千畳敷カールが眺めらるんやとか ・・・
この日は、あいにく小雨模様となって
そそくさと引き返して来ました。
民宿の目と鼻の先。
如何にも昭和の中頃の 「 登山ブーム 」 を思い起こさせる風情の
旅館が在りました ・・・
尤も、この旅館、廃業されて久しいのか? ・・・
NETで検索してみても全く見当たりませんでしたわ。
菅の台バスターミナルから しらび平 へと向かうバスの賑わいと対照的に
玄関の灯具に書かれた 「 りょかん 」 の文字が
哀愁を漂わせていましたなぁ。
民宿の直ぐ向かいには、
高尾山 薬王院の分院 “ 高尾山 駒ヶ根分霊院 ” が ・・・
石楠花に囲まれた高台に、ひっそりと祀られていました。
古くから信仰を集めた高尾山。その本山から分社して迎えた高尾山神社が、駒ヶ根市中沢から中川村四徳を結ぶ折草峠山頂にありました。しかし、昭和36 ( 1961) 年の三六災害により現在の菅の台山腹に移され、今も大切に祀られています。
空には 青空も見えているものの、天気は小雨模様 ・・・
翌日の天候が気になります。
一頻り宿の周りを散策して ・・・
いよいよ待望の夕食の時間。
これでもかっ!! というほど
其処、ここに飾られた民芸品 ・・・
ちょっとした 民俗資料館 って感じでしたなぁ。
NETの口コミ では結構 好評の食事 ・・・
地元の食材の郷土料理が並びます。
信州の名物 馬刺 と 葉山葵
この時季には珍しい 松茸鍋
民宿の御主人が近くの山で採ってきたものだとか ・・・
華やかではないですが、
素朴で、いくらでも食べられそうなお料理でしたなぁ。
しかも ボリューミー!!
近年の駒ヶ根名物 (?) ソースかつ
肉厚のカツ に、宿特製のソース ・・・
食べ応えのあるご当地グルメでしたわ。
今回、宿でいただいたんは、ソースかつ でしたが ・・・
駒ヶ根といったらソースカツ丼!
中央アルプスの麓にある駒ヶ根市のご当地グルメといえば「ソースカツ丼」。昭和の初めから駒ヶ根市内で提供されており、千切りのキャベツの上に乗った大きくて分厚いカツが特徴です。
こちらのカツ丼はカツを卵でとじるタイプではなく、お店ごとの秘伝のソースをくぐらせたこの地ならではのものです。
宿でも一時は、ソースかつ丼 を提供していたとか ・・・
信州といえば ・・・
〆は、信州そば!!
駒ヶ根産の蕎麦粉を使用した、なかなかの絶品。
夕食を堪能したところで ・・・
湯は、宿からほんの5分足らずの “ こまくさの湯 ” へ。
小屋番が初めて駒ヶ根に来た頃には、
「 駒ヶ根温泉 」 と呼ばれてた ( 記憶違いかも ) ような気がするんやけど
いつの頃からか 「 早太郎温泉 」 と ・・・
まぁ 昭和期には、「 早太郎 ・・・ 」 という呼び名よりも
「 駒ヶ根 」 の方が知名度もあったんで
「 駒ヶ根温泉 」 と呼んでいたんかも?
で、早太郎温泉 は ・・・
今から約700年前、駒ヶ根高原の名刹 光前寺 に飼われていた 「 霊犬 早太郎 」 が、遠州見付神社において怪物を退治し人々を救った、という伝説にあやかって 「 早太郎温泉 」 と名付けられました。
当然ながら、早太郎が直接この温泉に関わっているわけではない。
と、いう事らしい ・・・
まぁ 確かに 「 早太郎温泉 」 というよりも 「 駒ヶ根温泉 」 の方が、
判りやすいとも思うんやけどねぇ ・・・
で、温泉を出て、宿に戻る頃には
綺麗な満月が輝いていました。
宿へ戻ると ・・・
民宿の女将さんからのサプライズ!!