夏山山行 2019 ― 麓の宿 2 ― | 大阪ミナミの山小屋(別館)だより

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ぼちぼち うp している 夏山山行 やけど ・・・

 

ちょっと急がんとアキマヘンなぁ。

 

 

 

ということで、夕食前の散歩のつづき ・・・

 

 

 

 

民宿からほど近い所に在る “ 駒ヶ池 ”

 

晴れた日に池の対岸からは水面に映る

美しい宝剣岳や千畳敷カールが眺めらるんやとか ・・・

 

この日は、あいにく小雨模様となって

そそくさと引き返して来ました。

 

 

 

 

民宿の目と鼻の先。

如何にも昭和の中頃の 「 登山ブーム 」 を思い起こさせる風情の

旅館が在りました ・・・

 

尤も、この旅館、廃業されて久しいのか? ・・・

NETで検索してみても全く見当たりませんでしたわ。

 

 

 

 

菅の台バスターミナルから しらび平 へと向かうバスの賑わいと対照的に

玄関の灯具に書かれた 「 りょかん 」 の文字が

哀愁を漂わせていましたなぁ。

 

 

 

 

 

 

民宿の直ぐ向かいには、

高尾山 薬王院の分院 “ 高尾山 駒ヶ根分霊院 ” が ・・・

 

 

 

 

石楠花に囲まれた高台に、ひっそりと祀られていました。

 

古くから信仰を集めた高尾山。その本山から分社して迎えた高尾山神社が、駒ヶ根市中沢から中川村四徳を結ぶ折草峠山頂にありました。しかし、昭和36 ( 1961) 年の三六災害により現在の菅の台山腹に移され、今も大切に祀られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空には 青空も見えているものの、天気は小雨模様 ・・・

翌日の天候が気になります。

 

 

 

 

一頻り宿の周りを散策して ・・・

 

いよいよ待望の夕食の時間。

 

 

 

 

 

 

 

これでもかっ!! というほど

其処、ここに飾られた民芸品 ・・・

 

ちょっとした 民俗資料館 って感じでしたなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NETの口コミ では結構 好評の食事 ・・・

地元の食材の郷土料理が並びます。

 

 

信州の名物 馬刺 と 葉山葵

 

 

この時季には珍しい 松茸鍋

 

 

民宿の御主人が近くの山で採ってきたものだとか ・・・

 

 

 

 

華やかではないですが、

素朴で、いくらでも食べられそうなお料理でしたなぁ。

しかも ボリューミー!!

 

 

近年の駒ヶ根名物 (?) ソースかつ

 

肉厚のカツ に、宿特製のソース ・・・

食べ応えのあるご当地グルメでしたわ。

 

今回、宿でいただいたんは、ソースかつ でしたが ・・・

 

 

駒ヶ根といったらソースカツ丼!

 

中央アルプスの麓にある駒ヶ根市のご当地グルメといえば「ソースカツ丼」。昭和の初めから駒ヶ根市内で提供されており、千切りのキャベツの上に乗った大きくて分厚いカツが特徴です。

こちらのカツ丼はカツを卵でとじるタイプではなく、お店ごとの秘伝のソースをくぐらせたこの地ならではのものです。

 

宿でも一時は、ソースかつ丼 を提供していたとか ・・・

 

 

信州といえば ・・・

 

〆は、信州そば!!

駒ヶ根産の蕎麦粉を使用した、なかなかの絶品。

 

 

 

 

夕食を堪能したところで ・・・

 

 

湯は、宿からほんの5分足らずの “ こまくさの湯 ” へ。

 

小屋番が初めて駒ヶ根に来た頃には、

「 駒ヶ根温泉 」 と呼ばれてた ( 記憶違いかも ) ような気がするんやけど

いつの頃からか 「 早太郎温泉 」 と ・・・

 

まぁ 昭和期には、「 早太郎 ・・・ 」 という呼び名よりも

「 駒ヶ根 」 の方が知名度もあったんで

「 駒ヶ根温泉 」 と呼んでいたんかも?

 

 

 

 

で、早太郎温泉 は ・・・

 

今から約700年前、駒ヶ根高原の名刹 光前寺 に飼われていた 「 霊犬 早太郎 」 が、遠州見付神社において怪物を退治し人々を救った、という伝説にあやかって 「 早太郎温泉 」 と名付けられました。

当然ながら、早太郎が直接この温泉に関わっているわけではない。

 

と、いう事らしい ・・・

 

 

 

 

まぁ 確かに 「 早太郎温泉 」 というよりも 「 駒ヶ根温泉 」 の方が、

判りやすいとも思うんやけどねぇ ・・・

 

 

で、温泉を出て、宿に戻る頃には

綺麗な満月が輝いていました。

 

 

 

 

宿へ戻ると ・・・

 

民宿の女将さんからのサプライズ!!