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灰色の空

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今の状況を正直に語りましょう。大変、恥ずい状況です。なんでいるかな・・・?後ろついてきたとか、ストーカーみたいなことは言わないでよ。
 
「なんでここにいるの・・・・・・斎」
 
「俺は彼女待ち。白雪は?」
 
「彼氏待ち、です・・・」
 
あぁ、なんなんだろ。この空気といい、会話といい、元カノやら元カレなんかのセリフじゃない。しかもお互い相手がいるにも関わらず呼び捨てだし。これ、佐伯に見つかったらかなりあぶな・・・あ。
 
「・・・日野?」
 
あー、やっちゃいました☆終わった私☆この状況で来ちゃうとは。どうしよう。なんていえば。
 
「あの・・・えっと、これは」
 
「日野、行くよ」
 
突然、腕を強く引かれた。いつもの佐伯とは違う力の強さに驚いた。なんで、急に。
 
「っ・・・・・・っ佐伯!!・・・腕、痛いっ!!」
 
「・・・・・・・・・・・・・・・」
 
「佐伯!!」
 
「っは・・・ごめ」
 
今まで意識が無かったのか、驚いた顔をしていた。・・・どうしたの、なんて。分かってるはずなのに。
 
「らしくないよ?どうしたの?」
 
なんて、期待して。意地の悪い女って、私みたいな人のことなんだろうと一人で納得してた。
だけど、佐伯は。
 
「あいつ、誰?」
 
ほんとに言うとは思ってなくて、変に焦った。でも、きっと佐伯だからこんなこと聞いてくれただけで、ほんとは何も気にしてな
 
「!?」
 
「誰なんだよ!?」
 
あぁ、純粋に聞いてたんだ。
 
何もかもを失ったその日は
真っ白な雪の降る、美しい日でした・・・・・


『アライヴ』
 
 
青春、といえば彼氏。あながち間違いではないと思う。だって、教室の中を見渡せば・・・
「今年のX'masは遊園地いこーラブラブ
とか。
「家でのんびりすごそーよ!!」
とかとか。それぞれの予定を語り合っているわけで。・・・まぁ、私もその一部だったりしちゃうんですが。
「曰野はどこいきてぇの?」
なんてことを聞かれちゃったりしてます。まさかこの私が・・・ねぇ。夢見る少女の仲間入りをしてしまうとは。あ、携帯の予測すご。
「私は・・・うー・・・佐伯が行きたいとこでいいよ」
なんともまぁ、適当な発言。周りの会話聞いていたら、適当に答えたくなるよ。Xmasなんか、カップルが堂々と歩き回る行事だし。
「じゃーさ・・・俺んち、とか?」
「っ!?・・・っっ!?」
赤面。沈黙。・・・間。
「ごめん、嘘。映画見に行こ」
「うん・・・びっくりしたよ・・・」
・・・は。心臓が主張。冗談が冗談に聞こえなかったよー・・・。それでも、予定は決まった訳でした。