summer yellow 2 葛城高校の野球部というと、甲子園優勝を続けている名門。さらには、選手だけではなく、マネージャーまでも素晴らしいらしい。・・・私には、何が素晴らしいのかこれっぽっちも理解できないけど。むしろ素晴らしいのは監督じゃないのかと、最近思うようになった。 「結城!」 「はっ、はいぃっ」 「ボケてんじゃないよ! 氷もってきてっ」 「はい!」 監督自ら指示を出して動くのだから、やっぱり一番なんじゃないのか。なんてことを考えながら、私は走った。
アライヴ shift.3 side.斎 なんだか知らないが、最近俺をつけ回してるストーカーがいる。迷惑といえば迷惑だが、せっかくだから待ち伏せをしてみた。 案の定、学校の女だった。どこにでもいそうな、普通の。 「最近俺をつけまわしてたのはお前だよな?なにが欲しいんだ?」 「知ってたんですか・・・バレてたんですか・・・あぁ、もうっ」 女は怒りだした。なんだこいつ?ほんとわけわかんねぇ・・・ 「だからなにが「君は・・・斎君は、女の子をなんだと思ってるんですか?」 遮られた。ますます意味わかんねぇ。なんだと思うって、そりゃ 「女」 「そうですか・・・・・・って、あたりまえじゃないですか!頭大丈夫ですか!?」 お前に言われたくないわ!・・・というのはおさえて。 「かっこいいやつに群がる屑」 ・・・・・・・・・・・・ 「ひどっ・・・あ、素直に答えてくださってありがとうございました。」 あっさり帰っていった。いったいなにがしたかったんだ。