母が未だ元気でいてくれた2005年頃で、母の日傘にまつわるお話ですが、この話に出てくる日傘は未だ私の手元にある大事な思い出日傘なのです。


 つい先日、ちょっとした用事で自転車でのお出かけをしようと。。。
 
  外へ出る時はいつも帽子を愛用しているものの、その日一歩外へ出るとお日様はご機嫌なのか、不機嫌なのか、カンカン照りで帽子の下の髪の毛が汗で額にはり付くのでないかと「やっぱり車で行こうか・・・」と視線を落した先に、傘立てで出番を待っているような母の日傘が飛び込んできた。「これだ !!」
 レースの日傘をぱっと開いた。 
「ん、地味だなぁ。。」

レース仕様の渋いターコイズグリーン。

 
  でんも、躊躇する事なく生まれて初めて日傘を差してのお出かけになったのです。
この日まで日傘なるものは一度も差した事がなかった。
帽子もあまり利用はしなかった。

  しかしです、外の暑さは溶けてしまいそうな暑さなのに、以外や以外日傘の下はお日様を遮り涼しくて自転車で切る風は頬を優しく撫でる様。
この頃まだ傘差しの自転車走行は許されていたと 思う‥
髪の毛の中も風が通り抜けるのが分かりました。
シツカシ マルト 

  よく、女性が自転車の前に傘立ての器具を取り付けて、そこへ傘を据え付け肩の付け根まであるような長い手袋をして走行してられますよね、中には黒の日傘に黒の手袋に黒の覆面 !?は、見てる者にとっては少々不気味と言うか奇々怪々に映る光景ではあるのだけれど、あれはあれで、利にかなったやり方なんだと思うのでした。 

 傘差しホルダー固定での傘差しも違法となり、東京も大阪も✘だとネットで見たが明文化があやふやで良く分からん。

白色はお日様を跳ね返しはするものの紫外線は通すのだそうで、それに.対して黒は紫外線を吸収してそこでストップさせるのだそうです。
この頃はTV等で詳しく説明されて皆さんがご存知ですが。
 
そんなこんなで、私てきには月風さんの小説◆→◆に続く

 月影さんは あの頃のブログ仲間の何事に於いても生き方のカッコいい方で、確か未だ若いのに編集長されていたと記憶にある。
物語のロシアの将校の出てくる碧い透き通るような瞳の描写に想像でウキウキしたものだった。

話が反れるが、時折出てくるピンクペッパーの君と元旦の日に京都の八坂はんへお詣りに行き、帰りに少し路地に入り込んだ古い構えのお蕎麦専門店の暖簾を押した。
家の菩提寺が清水さんを少し下った興正寺というお寺で
参拝、お墓参り、腹拵えとなった。

話はお蕎麦で無く、美味しく頂いてお店を出た途端に背の高い外人と軽く腕が触れた時の事。狭い路地。。
思わず見上げたその目に飛び込んで来たのは、ロシアで軍人が被っている帽子で耳の部分が毛皮の作り、いやそんな事はどうでも良い透き通った肌に碧いがグレーがかった瞳に何よりも綺麗過ぎて息を呑んで失礼にも目が釘付けになり動けなくなった。平たく言えばその瞳の美しさに吸い込まれたが正しい。顔の白さと美しさは言うに及ばず。
この事が月影さんの小説に夢中になった理由。長ッ!!

                                   ロシア軍隊防寒帽ウシャンカ



                                      その青年に口髭はなかったよ
                                   *   画像はどちらもお借りしました。

◆に出てくるような大正ロマンを思わせるレトロな柄行の紗の着物でも着て、涼しげなオフホワイトの日傘を差して、お日様の下を日傘で日陰を作りながら、レトロな造りのお店へお食事を頂きに、イソイソと歩く姿をにんまりしながら連想してるのでありました。

で、ある時は着物を着て日傘を差して自転車に乗って、丁度ハイカラさんが通るみたく。。と、そんなこんなを思いながらも明日は可愛い日傘を探しに出かけようと予定を立てるのでありました。。
このあと阪急百貨店にて商品券でオフホワイトの日傘はゲットしたのである。
 
 このブログに頂いたコメントそれぞれに面白く良ければご覧ください。
ケイコ より:
7月27日 6:28 午前
息子3人連れて カルガモ親子のように外出していた頃、とても日傘にあこがれていました。ひらひらの素敵な洋服を着て、日傘をさして 一人でしゃなりしゃなりと歩いてみたいなあ・・・なんて思ってました。でもだめですね。このせかせかした性格!一応 日傘で一人歩きは実現しましたが、〝ひらひらの服〟と〝しゃなりしゃなり〟は実現できていませ~ん。       

 こんなんかいなぁ〜💘🦆
   カルガモさんのお引越しはいつもハラハラドキドキで
   全員が無事終える事ひたすら祈る行事です。
   ?一匹多い(隠し子カモ…)
ママ より:
7月27日 2:16 午後
>よく、中年のご婦人が自転車の前に傘たての器具を取り付けて、 そこへ傘を据え付け肩の付け根まであるような長い手袋をして走行 してられますよね、中には黒の日傘に黒の手袋。。Usagiさんの住んでいらっしゃる地方はそんな優雅な御婦人方がいらっしゃるんですか?千葉はだめどすね。風が強いせいか、自転車だと帽子も後ろに飛ばされてしまうし、日傘、手袋も見かけた事はありませんね。お陰で私も手の甲だけ日焼けして、真っ黒になってしまいますわ。顔はUVカットのファンデーションのお陰で多少はましですけど。しかし、着物で自転車に乗るときは、一人ではいけませんわ。若い殿方に漕いでもらって、後ろの荷台に横に腰掛けて日傘を差して、ん。。。レトロ!

kou より:
7月27日 6:22 午後
こんにちは~!日傘愛好家の一人です。。^^ってか、自転車愛好家でもある私には、日傘は夏の必需品で、無いと夏は越せません。。。それくらい愛用しております。ちなみに私のは紺に白い小花の模様で、なかなか気に入っております。が、ひとつだけ、この場をお借りして、文句言ってもいいかな。。。傘やさんに。。w日傘小さすぎッ!!どれもこれも、まるで子供の雨傘ぐらいの大きさしかないよね・・・傘というより、ほとんど帽子の状態だし…(私の場合ね…)苦笑探せばあるのかしらねぇ。。。できれば65センチくらいのやつが欲しいんだけどな。。wぁぁ、だけどそんなにでかくちゃぁ、シャナリシャナリは無理か。。。w

Yoko より:
7月27日 11:56 午後
こんばんはー!日傘いいですよね!でも、実はアスファルトの照り返しで、上からの日よけだけでは不十分だそうで・・。じゃーどーすりゃいいのさっ!って感じですがε-(・c_,・;A)日傘ってどうしても、お嬢様的なイメージがありますが、最近はレースのヒラヒラだけじゃなく、ちょっとカジュアルな日傘がいっぱいあって楽しいですよね。かくいう私も日傘愛用者です。まだまだ紫外線がきついので、気をつけてくださいましぃ~♪                          

月風 より:
7月28日 2:30 午後
着物を着て、日傘をさして自転車に乗っている・・・それは間違いなく私ですw。雨の日は日傘が蛇の目傘に変ります。訪問着や礼装用の着物では流石にやりませんが、週末のお出かけ程度の着物なら、たいてい自転車ですw この季節は浴衣はもちろん、木綿や麻の着物で、じゃんじゃん走ってますw

月風 より:
7月28日 9:41 午後
(追記)麻の着物上布のように植物繊維ものはたしかに涼しいのだけれどシワになりやすいのも事実。それも生地素材の持ち味なのですが、シワ場所によっては格好悪かったり、目立ちすぎることもあったりします。んで、私が愛用しているのが100円均一なので売っているスプレー容器に、水をいれて、シュツっと霧吹きして掌を当てておきます。体温ですぐに乾くのですが、シワも消えていますw シワ、つきやすいけれど、取れやすいのも上布の特徴かもしれません。江戸時代のお侍さんも同じようにして裃のシワとっていたかもしれません。着物&自転車はやはり目立つもので、近所の下校帰りの小中学生が、「すげー!」「かっこいいー!」とかすれ違いざま掛けてくる声に、ぐっと拳を挙げて応えてますw

 ココ模様   籠編
ルイ君は入ろうか迷っている。。。👇

奮闘中


無事入れたが肥えていて籠の中で身動き取れない模様
                           👇

母ちゃん見て見て僕入れたょ!

ココ : ルイ君 見ときや、入り方教えて上げるゎ
豆次郎 : う〜ん僕も、僕も入りたい!
    
 はい、みんな見てるか?! 見てるか〜

               あの日に戻りたい…